熊本で「電車に乗る」は市内中心部を走る路面電車に乗ることを意味し、「汽車に乗る」は熊本市郊外を走るJR鹿児島本線に乗ることを意味してる。
## 熊本弁トリビア:電車と汽車の境界線
熊本では、一口に「電車に乗る」と言っても、それが意味する乗り物は、他の地域とは少し違うかもしれません。
熊本市民にとって「電車に乗る」とは、主に熊本市内を走る熊本市電(路面電車)に乗車することを指します。市内中心部を網の目のように走る市電は、市民の足として長年親しまれてきました。
一方、「汽車に乗る」と言う場合は、熊本市郊外を結ぶJR鹿児島本線などの在来線に乗ることを指すことが一般的です。かつてはSL列車が走っていた時代の名残かもしれません。
このように、熊本では「電車」と「汽車」という言葉が、具体的な交通手段を指し示す、ちょっとユニークな使い分けをされているのです。地元の人との会話で「電車に乗ってどこそこへ」と聞いたら、市電のことだと理解しておくと、話がスムーズに進むでしょう。
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