高さは115.61メートル、直径は4.84メートルのとんでもないこのセコイアの木をご紹介します。世界一の高さを誇る「ハイペリオン」は、アメリカのカリフォルニア州にある「レッドウッド国立公園」で2006年に発見されました。このヒノキ科セコイア属に属する樹木は、もともと巨大な常緑針葉樹としても知られ、高さは60メートル以上にも及びます。レッドウッドとも呼ばれ、耐朽性が非常に高いこともあり家具や建築物などで人気でした。昔のアメリカ家具はこのレッドウッドが使われている物が多いです。
ハイペリオンについて
ギリシア神話に登場する「高みを行く者」の意味を持つ太陽神「ヒュペリオン」からとられました。正式な名称ではなく愛称的な形で呼ばれているそうです。ちなみに、このハイペリオンの樹齢は約600年とされています。
レッドウッド国立公園について
カリフォルニア州のデルノルト・コースト州立公園、ジェデダイア・スミス州立公園、およびプレーリー・クリーク・レッドウッド州立公園で構成され1968年指定された国立公園です。139,000エーカー(560平方キロメートル)もの広大な土地に、原生温帯雨林を有し40種類以上の哺乳類が暮らしています。
この記事をシェアする