3月26日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
1914年(大正3年)のこの日、劇作家の島村抱月と女優の松井須磨子が設立した劇団「芸術座」が、ロシアの文豪トルストイの長編小説『復活』の初演を行いました。この劇中歌として松井須磨子が歌った『カチューシャの唄』は、当時の日本で空前の大ヒットを記録しました。
Q: なぜ『カチューシャの唄』はそれほど大流行したのですか?
A: 西洋のメロディーに基づきながらも、日本人の感性に響く哀愁を帯びた旋律と、愛や人生の苦悩を歌った歌詞が、大正時代の自由な雰囲気を求める人々の心をつかんだためと考えられます。また、主演女優の松井須磨子のカリスマ性や、レコードが普及し始めた時期と重なったことも、流行を後押ししました。日本初の歌謡曲ヒットとも言われています。
Q: トルストイの『復活』とはどのような物語ですか?
A: 帝政ロシアの貴族ネフリュードフが、かつて自分が誘惑し、その結果娼婦にまで身を落とし、無実の罪で投獄された女性カチューシャと再会し、自らの罪を悔いて彼女の「復活」のために奔走する物語です。当時の社会の矛盾や人間の罪と贖罪を深く描いた作品です。
Q: 劇団「芸術座」や松井須磨子について教えてください。
A: 芸術座は、島村抱月と松井須磨子によって設立された、近代的な演劇を目指した劇団です。松井須磨子は、日本の近代演劇における最初のスター女優とされ、その情熱的な演技と歌声で一世を風靡しましたが、島村抱月の死後、後を追って自ら命を絶つという悲劇的な最期を遂げました。
チョコレート菓子「サク山チョコ次郎」を製造・販売する株式会社正栄デリシィが制定。日付は「サ(3)ク(≒クツ=two=2)山チョコ次郎(6)」と読む語呂合わせから来ています。
Q: 語呂合わせ「サ(3)ク(2)次郎(6)」はどのように考えられたのですか?
A: 「サ」は数字の3、「ク」は靴(くつ)の「ツ=Two=2」と少しひねった連想、「次郎(じろう)」の「ろう」を数字の「6」に当てはめた、ユニークで覚えやすい語呂合わせです。商品名の楽しさを表現しているようです。
Q: 「サク山チョコ次郎」はどのようなお菓子ですか?
A: サクサクとした軽い食感のビスケットと、ミルクチョコレート、ミルククリームを組み合わせたチョコレート菓子です。ビスケットには、商品のキャラクターである「チョコジロー」の様々な表情がプリントされており、食べる楽しさもあります。
Q: 記念日制定の目的は何ですか?
A: 「サク山チョコ次郎」の認知度向上と販売促進が主な目的です。記念日を通じて、商品の美味しさやキャラクターの可愛らしさをより多くの人に知ってもらい、ブランドへの親しみを深めてもらうことを目指しています。
食品サンプル製作・販売を手がける株式会社岩崎および岩崎模型製造株式会社が制定。日付は「サン(3)プ(2)ル(6)」と読む語呂合わせから。日本の食文化に貢献してきた食品サンプルの魅力を広く伝えることを目的としています。
Q: 食品サンプルはどのようにして生まれたのですか?
A: 日本発祥の文化で、大正時代末期から昭和初期にかけて、百貨店の食堂などでメニューの内容を分かりやすく伝えるために考案されたのが始まりと言われています。蝋(ろう)を使ったものが最初で、創始者の一人とされるのが岩崎瀧三氏(株式会社岩崎の創業者)です。
Q: 食品サンプルはどのような役割を果たしていますか?
A: 飲食店にとっては、メニューの内容やボリュームを客に一目で伝え、注文を促す効果的な販促ツールです。外国人観光客にとっては、言葉が分からなくても料理を選びやすくする助けになります。また、そのリアルで精巧な作りは、日本のユニークな文化・芸術としても注目されています。
Q: 最近の食品サンプルは進化していますか?
A: はい、従来の蝋製に加えて、より耐久性があり表現の自由度が高い樹脂製が主流になっています。製作技術も向上し、本物と見分けがつかないほどのリアルさを追求する一方で、キーホルダーやスマートフォンのアクセサリーなど、遊び心のある商品も開発され、人気を集めています。
1827年のこの日、ドイツの偉大な作曲家でありピアニストでもあったルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが、当時拠点としていたオーストリア帝国の首都ウィーンの自宅で56年の生涯を閉じました。日本では「楽聖忌」として知られています。
Q: なぜベートーヴェンは「楽聖」と呼ばれるのですか?
A: ベートーヴェンが、古典派音楽の様式を完成させ、さらにそれを発展させてロマン派音楽への扉を開いた、音楽史における極めて重要な存在であるためです。彼の作品は、形式の革新性、感情表現の深さ、構成の壮大さなどにおいて卓越しており、後世の音楽家に計り知れない影響を与えました。その偉大な功績を称え、「楽聖(音楽の聖人)」と呼ばれています。
Q: ベートーヴェンの代表的な作品にはどのようなものがありますか?
A: 交響曲では第3番「英雄」、第5番「運命」、第6番「田園」、第9番「合唱付き」などが特に有名です。ピアノソナタでは「悲愴」「月光」「熱情」、他にもピアノ協奏曲第5番「皇帝」やヴァイオリンソナタ「春」「クロイツェル」など、数多くの傑作を残しています。
Q: ベートーヴェンは晩年、耳が聞こえなかったというのは本当ですか?
A: はい、ベートーヴェンは20代後半から徐々に聴力を失い始め、晩年にはほぼ完全に聴こえなくなっていたと言われています。しかし、彼はその苦悩を乗り越え、内なる音楽への情熱によって作曲活動を続け、第九交響曲などの最高傑作を生み出しました。その不屈の精神も、彼が尊敬される理由の一つです。
1971年のこの日、東パキスタン(当時)がパキスタンからの独立を宣言し、バングラデシュ人民共和国としての新たな歩みを始めたことを記念する国民の祝日です。
Q: バングラデシュ独立の経緯を教えてください。
A: 1947年のインド・パキスタン分離独立の際、現在のバングラデシュは「東パキスタン」としてパキスタンの一部となりました。しかし、地理的に離れた西パキスタンとの間で言語、文化、経済的な格差や政治的な対立が深まりました。1971年、独立を求める声が高まり、武力衝突(バングラデシュ独立戦争)を経て、同年3月26日に独立が宣言され、12月に最終的な勝利を収めました。
Q: 独立記念日にはどのようなことが行われますか?
A: 首都ダッカをはじめ、国中で盛大な式典やパレード、文化イベントなどが開催されます。独立のために犠牲になった人々への追悼が行われ、国家の発展と国民の団結を祝います。国旗掲揚や花火なども行われ、国全体がお祝いムードに包まれます。
* 1027年 - 神聖ローマ皇帝コンラート2世が即位。
* 1784年 - 福岡藩の藩校修猷館が開館。
* 1871年 - パリ・コミューン政府が誕生。
* 1925年 - 普通選挙法が成立。
* 1945年 - 硫黄島の戦いで栗林忠道配下の部隊が全滅。
* 1958年 - ナンシー梅木が日本人初のアカデミー助演女優賞を受賞。
* 1971年 - 東パキスタンがバングラデシュとして独立。
* 1979年 - エジプト・イスラエル平和条約が締結。
* 2016年 - 北海道新幹線 新青森駅 - 新函館北斗駅間が開業。
* 2024年 - 米メリーランド州で大型連絡橋がコンテナ船に衝突され崩落。
Skebでイラストリクエスト受付中:こちら
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