1月6日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
新春恒例の防火・防災アピール: 東京消防出初式
年の初めに消防署員らが消防動作の型などを演習・披露する行事。伝統技能の披露、消防団・消防車のパレード、消防職員・消防団員・消防功労者に対する表彰などが行われます。
Q: 東京消防出初式はいつから行われているのですか?
A: その起源は江戸時代の町火消しによる「出初(でぞめ)」に遡ります。当時は、組ごとの纏(まとい)を先頭に梯子乗りなどの技術を披露し、士気を高める行事でした。現在の東京消防庁による出初式は、明治時代に始まり、形を変えながらも毎年1月6日に行われるのが恒例となっています(会場の都合等で変動する場合もあります)。
Q: 出初式ではどのようなことが見られますか?
A: 消防車両の分列行進、消防隊員による消火・救助演技、江戸消防記念会による伝統的なはしご乗り、消防ヘリコプターや消防艇も参加した大規模な演習、一斉放水など、日頃の訓練成果と消防力を披露する様々なプログラムが行われます。防火・防災への意識を高める機会にもなっています。
Q: なぜ年の初めに行われるのですか?
A: 新年を迎えるにあたり、消防関係者の士気を高め、また都民に対して防火・防災意識の向上を呼びかけるとともに、一年間の安全を祈願する目的があります。江戸時代の出初が新年の恒例行事であった伝統を受け継いでいます。
「い(1)ろ(6)」で色彩豊かに: 色の日
「い(1)ろ(6)」と読む語呂合わせから。高校受験を間近に控えた15歳の学生にエールを送る日で、果物の苺の日(苺の日は1月15日)ではない。
Q: 「色の日」の由来は何ですか?
A: 日付の「1(い)6(ろ)」を「いろ(色)」と読む語呂合わせに基づいています。
Q: なぜ受験生へのエールと関連付けられているのですか?
A: 制定したとされる団体(明確ではありませんが、ビジネスカラー能力検定関連など諸説あり)が、特に「15(イチゴ)の世代」である高校受験を控えた若者たちに、「いろいろな可能性がある」「自分の色を出して輝いてほしい」といった応援メッセージを込めたとされています。ただし、果物のイチゴ(1月15日)とは直接関係ありません。
Q: 色彩にはどのような効果があると言われていますか?
A: 色は心理的な効果を持つとされています。例えば、赤は情熱や活力を、青は冷静さや集中力を、緑は安らぎや癒しを、黄色は希望や明るさをもたらすなどと言われます。ファッションやインテリア、勉強環境などに色をうまく取り入れることで、気分転換やモチベーション向上に繋がる可能性があります。
東方の三博士来訪を祝うキリスト教の祝日: ホーリー・スリー・キングス・デー / 公現祭
幼いイエスのもとに贈り物を持った3人の王(東方の三博士)が訪れたことを祝う日。クリスマスの終わりの日でもあり、ドイツなどではこの日にクリスマスツリーなどを片付けます。
Q: 「ホーリー・スリー・キングス・デー」とはどのような日ですか?
A: キリスト教における重要な祝日の一つで、「公現祭(こうげんさい)」または「主の公現(しゅのこうげん)」とも呼ばれます。イエス・キリストが、東方から来た三人の博士(または王)に拝まれた出来事を記念する日で、これによりキリストが異邦人(ユダヤ人以外の人々)にも救い主として現れたことを祝います。
Q: なぜクリスマスの終わりとされるのですか?
A: キリスト教の伝統では、クリスマスの期間はイエスの降誕(12月25日)から公現祭(1月6日)までの12日間とされることが多く、公現祭をもってクリスマスシーズンが終了すると考えられています。そのため、提供情報にあるように、ドイツなど一部の国ではこの日にクリスマスツリーを片付ける習慣があります。
Q: 東方の三博士はどのような贈り物を持ってきたのですか?
A: 新約聖書によれば、彼らはイエスに敬意を表して「黄金」「乳香」「没薬(もつやく)」を捧げたとされています。黄金は王権を、乳香は神性を、没薬は(将来の受難と死を予見して)人間性を象徴すると解釈されています。
良い眠りのためのパートナー: まくらの日
まくら株式会社が制定。

Q: なぜ1月6日が「まくらの日」なのですか?
A: 正式な由来は制定した「まくら株式会社」に確認が必要ですが、新年を迎えて心機一転、より良い睡眠のために枕を見直すきっかけになるように、あるいは、年始の仕事始めなどで疲れが出やすい時期に、枕の重要性を意識してもらうためといった理由が考えられます。(語呂合わせなどの明確な由来は見当たりません)
Q: 枕は睡眠にとってなぜ重要ですか?
A: 枕は、寝ている間の首(頸椎)と頭を適切に支え、自然な寝姿勢を保つために重要な役割を果たします。適切な枕を使うことで、首や肩への負担が軽減され、いびきの防止や睡眠の質の向上につながると言われています。
Q: 自分に合った枕を選ぶポイントは何ですか?
A: 枕の「高さ」「硬さ」「素材」が重要です。高さは、仰向け寝では首のカーブを自然に保てるもの、横向き寝では肩幅に合わせて首と背骨がまっすぐになるものが理想とされます。硬さや素材は、通気性、フィット感、メンテナンス性などを考慮し、自分の好みや体質に合わせて選ぶと良いでしょう。実際に試してみるのが一番です。
ジャンヌ・ダルクの誕生日?
フランスの国民的英雄であり、カトリック教会の聖人でもあるジャンヌ・ダルク(Jeanne d’Arc)の誕生日が、伝統的に1412年1月6日とされています。百年戦争でフランス軍を率いて活躍しましたが、後に異端として処刑されました。彼女の誕生日は、フランスの歴史や文化において記憶される日の一つです。
Q: ジャンヌ・ダルクはどのような人物ですか?
A: 15世紀のフランスに現れた農夫の娘で、「神の声を聞いた」として、イングランドとの百年戦争で劣勢にあったフランス軍を鼓舞し、オルレアンの解放など数々の勝利に貢献しました。彼女の活躍は、フランス国民の士気を高め、後の戦局好転のきっかけを作ったとされています。
Q: なぜ彼女は聖人とされているのですか?
A: 生前は異端として処刑されましたが、死後に行われた復権裁判でその名誉が回復されました。その後、彼女の深い信仰心や国を救った功績などが再評価され、1920年にカトリック教会によって列聖され、聖人となりました。フランスの守護聖人の一人として崇敬されています。