1月18日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
海の緊急通報ダイヤル: 118番の日
海上保安庁が2010年(平成22年)12月に制定し翌年から実施。海上保安庁への緊急通報用電話「118番」を広く知ってもらうことが目的。
Q: なぜ1月18日が「118番の日」なのですか?
A: 海上での事件・事故の際に利用する海上保安庁への緊急通報用電話番号「118番」にちなんで、1月18日が記念日として制定されました。
Q: 118番はどのような時にかける番号ですか?
A: 海難人身事故(船の事故、人が海に落ちた等)、船舶の危険な航行、密輸・密航の情報、不審船の発見、油の排出・流出など、海に関する緊急の事態が発生した場合に使用します。
Q: この記念日を制定した目的は何ですか?
A: 海上保安庁が、海の「もしも」に備えるための緊急通報番号「118番」の認知度を高め、その適切な利用を促進することを目的としています。不要ないたずら電話などを減らす啓発も含まれます。
年初めのご利益祈願: 初観音
毎月18日は観音(観世音菩薩)の縁日となっていて、この日に参詣すると功徳が多いといわれる日が縁日。年の最初(1月)なので初観音という。
Q: 観音様の縁日はなぜ毎月18日なのですか?
A: 由来には諸説ありますが、観世音菩薩が衆生を救うために33の姿に変身するという「三十三観音」信仰と、「観音経」の中にある功徳を説く偈文(げもん)の数などから、特に「18」という数字が観音様と縁が深いと考えられるようになったと言われています。しかし、明確な起源は定かではありません。
Q: 縁日にお参りするとどんな良いことがあると言われていますか?
A: 縁日は特定の神仏との縁(つながり)が特に深いとされる日で、この日にお参りすると、普段以上にご利益(功徳)を授かることができると信じられています。そのため、多くの人々が縁日を選んで参拝に訪れます。
Q: 日本で有名な観音様を祀るお寺はどこですか?
A: 東京都の浅草寺(聖観世音菩薩)、京都府の清水寺(千手観音)、奈良県の長谷寺(十一面観音)などが全国的に有名です。その他にも各地に観音様を祀る多くのお寺があります。
あのカップ麺の誕生日: カップスターの日
1975年(昭和50年)1月18日に「カップスターしょうゆ(サンヨー食品)」が発売されたことから。

Q: カップスターが発売されたのはいつですか?
A: 1975年(昭和50年)1月18日に、サンヨー食品株式会社から最初のフレーバーである「カップスター しょうゆ」が発売されました。
Q: カップスターの特徴は何ですか?
A: 縦型カップ麺の草分け的存在の一つで、発売当初から採用されている独特の形状のカップ(スタッキングしやすい、持ちやすいなど)が特徴です。また、時代に合わせて様々なフレーバーが登場し、長年にわたって多くの人に親しまれています。
Q: なぜこの日が記念日になったのですか?
A: サンヨー食品が、自社のロングセラー商品である「カップスター」の最初の製品「カップスター しょうゆ」が発売された日である1月18日を記念日として制定しました。
じっくり部屋探し: いい部屋の日
「いい(1)へ(1)や(8)」(いい部屋)と読む語呂合わせから。賃貸物件検索サイト「いい部屋ネット」運営する大東建託株式会社が制定。入学、入社などでの部屋探しシーズンになる前の1月にじっくりと考えてもらいたいということで1月にしたとのこと。
Q: 「いい部屋の日」の由来は何ですか?
A: 日付の「1(いい)1(へ)8(や)」を「いい部屋」と読む語呂合わせから来ています。
Q: なぜ1月が選ばれたのですか?
A: 春からの新生活に向けて本格的に部屋探しが始まるシーズン(2月~3月)の前にあたる1月に、焦らずじっくりと時間をかけて理想の「いい部屋」を探してもらいたい、という思いが込められています。
Q: 制定した会社とそのサービスは何ですか?
A: 制定したのは、賃貸住宅の建設・管理などを行う大東建託株式会社です。同社は賃貸物件検索サイト「いい部屋ネット」を運営しており、そのプロモーションの一環とも考えられます。
鼻の通りをスムーズに: ひらく、いい鼻の日
「ひ(1)らく、い(1)いは(8)な」と読む語呂合わせから、グラクソ・スミスクラインが制定。鼻孔拡張テープ「ブリーズライト」をPRすることなどを目的として。
Q: この記念日の由来は何ですか?
A: 日付の「1(ひ)1(い)8(はな)」を「開く、いい鼻」と読む語呂合わせに基づいています。
Q: 制定の目的は何ですか?
A: 製薬会社のグラクソ・スミスクライン(現:Haleonジャパン株式会社)が、自社製品である鼻孔拡張テープ「ブリーズライト」の認知度向上と販売促進を目的として制定しました。鼻の通りを良くすることへの関心を高める狙いもあります。
Q: ブリーズライトはどのような時に使うものですか?
A: 鼻に貼ることで鼻腔を物理的に広げ、鼻の通りを良くするテープです。主に就寝時の鼻づまりによる息苦しさの軽減、それに伴ういびきの音の軽減などを目的として使用されます。運動時の呼吸を楽にするために使う人もいます。
東京の公共交通の始まり: 都バスの日
1924年(大正13年)1月18日に、東京市営繕局によって乗合バス(市バス)が初めて営業を開始したことを記念する日です。前年の関東大震災で路面電車網が大きな被害を受けたため、その代替となる市民の足として急遽導入されました。この最初のバスは「円太郎バス」の愛称で親しまれました。
Q: なぜ「都バスの日」が1月18日なのですか?
A: 1924年(大正13年)のこの日に、現在の都営バスの前身である東京市営の乗合バスが、巣鴨 – 東京駅間、および中渋谷 – 東京駅間の2路線で初めて運行を開始した歴史的な日に由来するためです。
Q: なぜ「円太郎バス」と呼ばれたのですか?
A: 由来にはいくつかの説があります。一つは、当時の人気落語家である初代・橘家圓太郎(たちばなや えんたろう)の顔にバスの正面が似ていたという説、もう一つは運賃が均一(当時は10銭均一)だったことから「円」と呼ばれ、それに「太郎」が付いたという説などがあります。
Q: 都バスの始まりはどのような背景があったのですか?
A: 1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災により、東京市内の主要な交通機関であった路面電車(市電)が壊滅的な被害を受けました。市民の移動手段を確保するため、応急的な代替輸送手段としてバス事業が急速に計画・導入されることになりました。