1月23日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
「いいふみ」で広がるデジタルコミュニケーション: 電子メールの日
「いい(1)ふみ(23)」と読む語呂合わせから、電子メッセージング協議会(現:Eジャパン協議会)が1994年(平成6年)に制定。
Q: なぜ1月23日が「電子メールの日」なのですか?
A: 日付の「123」を「いい(1)ふみ(23)」と読む語呂合わせに由来します。手紙(文)を手軽に、そして効果的に送れる電子メールの特性を表しています。
Q: この記念日はいつ、誰によって制定されましたか?
A: 1994年(平成6年)に、電子メールの利用促進や関連技術の発展を目指していた電子メッセージング協議会(後のEジャパン協議会)によって制定されました。
Q: 電子メールはいつ頃から一般的に使われるようになったのですか?
A: 電子メールの技術的な起源は1960年代に遡りますが、ビジネスや個人のコミュニケーション手段として広く普及し始めたのは、主に1990年代後半以降、インターネットが一般家庭や企業に普及してからです。
近代登山史の悲劇を記憶する: 八甲田山の日 (八甲田雪中行軍遭難事件の日)
1902年(明治35年)の1月23日、青森県の八甲田山で冬季訓練中の陸軍歩兵第5連隊が猛吹雪と寒波に遭遇し、雪中行軍に出かけた210名中199名が死亡するという、近代の登山史における世界最大級の山岳遭難事故「八甲田雪中行軍遭難事件」が発生した日です。
Q: 八甲田雪中行軍遭難事件とはどのような事故でしたか?
A: 旧日本陸軍の兵士たちが、厳冬期の八甲田山での雪中行軍訓練中に、記録的な悪天候に見舞われ、道を見失い低体温症などで次々と命を落とした痛ましい事故です。参加者のうち生還できたのはわずか11名でした。
Q: なぜこのような大規模な遭難事故が起きてしまったのですか?
A: 直接的には観測史上稀に見る猛吹雪と低温という自然条件が原因ですが、それに加えて、当時の装備の不備、現地の冬山の厳しさに対する認識不足、不十分な計画、指揮系統の混乱など、人的な要因も複合的に重なった結果とされています。
Q: この事件は後世にどのような影響を与えましたか?
A: 自然の脅威と、それに対する備えや判断の重要性を強く示す教訓として、後世に語り継がれています。組織におけるリーダーシップや危機管理のあり方を考える上でも重要な事例とされ、小説『八甲田山死の彷徨』(新田次郎著)や映画化によって広く知られるようになりました。
1日23粒で美容と健康をサポート: アーモンドの日
カリフォルニア・アーモンド協会が2008年(平成20年)に制定。アーモンド約23粒(約30g)が、日本の成人女性の1日の摂取目安量であるビタミンEを含むことから。

Q: なぜ1月23日が「アーモンドの日」なのですか?
A: アーモンドはビタミンEが豊富で、その1日の摂取目安量(成人女性の場合)が約23粒であることから、日付の「23」にちなんで制定されました。
Q: アーモンドを食べるとどのような良いことがありますか?
A: アーモンドに豊富に含まれるビタミンEには強い抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果や血行を促進する効果が期待されます。また、悪玉コレステロールを抑制するとされるオレイン酸などの不飽和脂肪酸、整腸作用のある食物繊維、骨や歯の健康に必要なカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも含まれています。
Q: この記念日は誰が制定しましたか?
A: アメリカ・カリフォルニア州のアーモンド生産者と加工業者で組織される「カリフォルニア・アーモンド協会」が、日本におけるアーモンドの栄養価や健康効果の認知度を高め、消費を促進するために制定しました。
電話番号と節目にちなむ引越業界パイオニア: アート引越センターの日
アートコーポレーション株式会社が制定。
Q: なぜ1月23日が「アート引越センターの日」なのですか?
A: アート引越センターのフリーダイヤルの下4桁が「0123」であることと、「1」を一歩、「23」を節目(ふしみ)と読み、「人生の節目に新たな一歩を踏み出す日」としての引越しを連想させる語呂合わせから制定されました。
Q: アート引越センターはどのようなサービスを提供していますか?
A: 個人や法人の引越しサービスを全国展開しています。単に荷物を運ぶだけでなく、荷造りから荷解き、各種オプションサービス(エアコン着脱、ハウスクリーニング、不用品処理など)まで、引越しに関わる様々なニーズに対応する「おまかせパック」などが特徴です。
Q: アート引越センターが引越業界に与えた影響は何ですか?
A: 従来、運送業の一部と見なされがちだった引越しを、きめ細やかなサービスを提供する「サービス業」として確立させた点が挙げられます。「0123」のキャッチーな電話番号や、テレビCMなどによる積極的な広告宣伝も行い、引越専門業者としてのブランドイメージ向上に貢献しました。
毎月訪れる手書き文字の推奨日: ふみの日
日付の「ふ(2)み(3)」と読む語呂合わせから、毎月23日は「ふみの日」とされています。特に7月は旧暦で「文月(ふみづき)」と呼ばれることから、7月23日は「文月ふみの日」として重要視されます。
Q: 「ふみの日」はどのような目的で制定されましたか?
A: 1979年(昭和54年)に当時の郵政省(現:日本郵政グループ)が、手紙に親しみ、手紙を書く文化を奨励するために制定しました。メールやSNSが普及する現代において、手書きの文字の温かみや手紙を受け取る喜びを再認識してもらうことを目的としています。
Q: 「ふみの日」にはどのような取り組みが行われますか?
A: 郵便局などでキャンペーンが行われたり、手紙に関するイベントが開催されたりすることがあります。個人レベルでも、この日をきっかけに友人や家族に手紙を書いてみるのも良いでしょう。