1月28日は何の日？何の記念日？。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも？
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
スペースシャトル事故の悲劇を忘れない: 宇宙からの警告の日
1986年（昭和61年）のこの日、アメリカのスペースシャトル「チャレンジャー号」が打ち上げ後わずか73秒（※情報源により74秒とも）で空中分解し、乗組員7人全員が犠牲となる大惨事が発生しました。この事故は宇宙開発の安全性について大きな警鐘を鳴らしました。
Q: チャレンジャー号の事故原因は何だったのですか？
A: 打ち上げ時の低温により、固体燃料補助ロケット（SRB）の接続部分にあるOリング（ゴム製のシール部品）が弾力性を失い、高温・高圧のガスが漏れ出したことが直接の原因とされています。このガスが外部燃料タンクを破損させ、爆発に至りました。
Q: この事故は宇宙開発にどのような影響を与えましたか？
A: スペースシャトル計画は約3年間中断され、事故原因の徹底的な究明と安全対策の大幅な見直しが行われました。技術的な問題だけでなく、打ち上げ判断における組織的な問題点も指摘され、NASA全体の安全文化改革につながりました。
Q: なぜ「宇宙からの警告の日」と呼ばれるのですか？
A: この悲劇的な事故を教訓とし、宇宙開発におけるリスクや安全性の重要性を常に忘れないように、また犠牲者を追悼するために、この日が「宇宙からの警告の日」と呼ばれるようになりました。科学技術の進歩には危険も伴うことを象徴する出来事とされています。
衣類ふんわり語呂合わせ: 衣類乾燥機の日
「衣類（1）ふん（2）わり（8）」と読む語呂合わせから、日本電機工業会（JEMA）が制定しました。
Q: 「衣類乾燥機の日」の由来は何ですか？
A: 日付の「128」を「衣類(1)ふん(2)わり(8)」と読む語呂合わせが由来です。衣類乾燥機を使うと洗濯物がふんわり仕上がることを表現しています。
Q: 衣類乾燥機を使うメリットは何ですか？
A: 天候に左右されずに洗濯物を乾かせる、干す手間が省ける、短時間で乾かせる、花粉やPM2.5などの付着を防げる、高温で乾燥させることで除菌効果が期待できる、ふんわりと仕上がる、など多くのメリットがあります。
Q: この記念日はどのような目的で制定されましたか？
A: 衣類乾燥機の利便性や快適さをより多くの人に知ってもらい、その普及を促進することを目的として、家電メーカーなどで構成される日本電機工業会が制定しました。特に、家事の負担軽減に役立つ点をアピールしています。
個人情報保護の意識を高める国際デー: データ・プライバシーの日
EUで2007年（平成19年）に提唱され、アメリカ・カナダおよびヨーロッパ27ヵ国の公的機関や企業が翌2008年（平成20年）から実施。データの守秘と保護に関する意識の向上および議論の喚起のための国際的な取り組みを目的としています。現在（2023年時点の情報）、米国、カナダ、ナイジェリア、イスラエル、およびヨーロッパの47ヵ国で実施されています。
Q: なぜ1月28日が「データ・プライバシーの日」に選ばれたのですか？
A: 1981年のこの日に、欧州評議会（Council of Europe）で「個人データの自動処理に係る個人の保護に関する条約（Convention 108）」が署名開放されたことを記念しています。これは、データ保護とプライバシーに関する最初の拘束力のある国際条約です。
Q: データプライバシーを守ることはなぜ重要ですか？
A: デジタル社会において、私たちの個人情報は様々な場面で収集・利用されています。氏名、住所、連絡先だけでなく、購買履歴、位置情報、閲覧履歴なども含まれます。これらの情報が不適切に扱われると、なりすまし、詐欺、差別のリスクや、個人の自由や尊厳が脅かされる可能性があります。
Q: 私たちはデータプライバシーのために何ができますか？
A: オンラインサービスを利用する際のプライバシー設定を見直す、パスワードを複雑にし定期的に変更する、不審なメールやリンクを開かない、個人情報を提供する際はその目的や利用範囲を確認する、などの基本的な対策が重要です。また、プライバシーポリシーに関心を持つことも大切です。
ユニークな言葉遊びと広告の日: コピーライターの日
1956年（昭和31年）に開催された「コピー十日会」にちなんで制定されたと言われています。この会合は、日本の広告コピーライターたちが集まり、その地位向上や情報交換を目指した初期の活動の一つです。「いい(1)ふ(2)み(3)」をもじって「いい(1)つ(2)や(8)＝良い艶」という語呂合わせも含まれているという説もあります。
Q: コピーライターとはどのような仕事ですか？
A: 商品やサービスの広告、企業のブランディングなどのために、キャッチフレーズ、ボディコピー（説明文）、ネーミング、スローガンといった言葉（コピー）を考案する職業です。ターゲットの心に響き、行動を促すような魅力的な言葉を生み出すことが求められます。
Q: 印象に残るキャッチコピーにはどのようなものがありますか？
A: 時代を象徴するようなキャッチコピーは数多くあります。例えば、「そうだ 京都、行こう。」（JR東海）、「お、ねだん以上。ニトリ」（ニトリ）、「i’m lovin’ it」（マクドナルド）など、商品や企業のイメージを強く印象付けるものが挙げられます。
面白い話や豆知識を楽しむ日: 逸話の日
日付の「い(1)つ(2)わ(8)」と読む語呂合わせから、面白い逸話（エピソード）や豆知識を語り合う日とされています。
Q: 逸話とはどのような話のことですか？
A: 特定の人物や物事に関して、あまり世間に知られていない興味深い話や、裏話、ちょっとしたエピソードのことを指します。歴史上の人物の意外な一面や、有名な出来事の背景などが逸話として語られることがあります。
Q: なぜ逸話は人々の興味を引くのでしょうか？
A: 公の記録には残らないような個人的な話や、意外性のある事実は、人々の好奇心を刺激します。また、逸話を知ることで、その人物や出来事に対する理解が深まったり、親近感が湧いたりすることがあります。
