1月30日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
公衆電話の料金が変わった日: 3分間電話の日
1970年(昭和45年)のこの日、日本電信電話公社(現NTT)の市内通話料金が3分間10円となったことから。それまでは時間制限がなく1通話/10円で利用することができました。長電話による支障対策も兼ねて始めたそうです。

Q: なぜ市内通話が3分間10円になったのですか?
A: それまでは1通話10円で時間無制限だったため、公衆電話の長時間の独占が問題となっていました。より多くの人が公平に利用できるようにするため、また電話回線の混雑を緩和するために、3分間という時間制限が設けられました。
Q: この変更は当時の人々にどのような影響を与えましたか?
A: 公衆電話での長話がしにくくなり、簡潔に通話を終える必要が出てきました。一方で、電話の利用効率が上がり、待たずに電話をかけやすくなったという側面もあります。公衆電話が重要な通信手段だった時代において、大きな変化でした。
Q: 公衆電話はどのように変化してきましたか?
A: 初期の赤電話から、黄色や緑色の電話、テレホンカードが使える電話、国際通話が可能な電話、そして携帯電話の普及に伴い数を減らしつつある現在まで、時代と共に機能やデザインが変化してきました。災害時の通信手段としての重要性も再認識されています。
大豆の栄養を美味しく摂る語呂合わせ: おからのお菓子の日
「イソフラボン(1)」「大豆サポニン(3)」「オリゴ糖(0)」を並べた語呂合わせから。
Q: 「おからのお菓子の日」の由来を詳しく教えてください。
A: おからの原料である大豆に含まれる代表的な栄養成分「イソフラボン」「大豆サポニン」「オリゴ糖」の頭文字などと数字の「1」「3」「0」を組み合わせ、「1月30日」とした語呂合わせです。おからの健康的なイメージと結びつけて制定されたと考えられます。
Q: おからとは何ですか?
A: 大豆から豆腐や豆乳を作る過程で、豆乳を絞った後に残る搾りかすのことです。「卯の花(うのはな)」とも呼ばれます。栄養価が高く、食物繊維が豊富なことから、健康食品としても注目されています。
Q: おからにはどのような栄養が含まれていますか?
A: 不溶性の食物繊維が非常に豊富で、腸内環境を整える効果が期待されます。また、植物性たんぱく質、カルシウム、カリウム、鉄分などのミネラルも含まれています。低カロリーでありながら栄養価が高いため、ダイエットや健康維持に適した食材とされています。
幕末を生きた天皇を偲ぶ日: 孝明天皇祭
日本の第121代天皇である孝明天皇の命日です。1867年(慶応2年)12月25日(新暦1867年1月30日)に崩御されました。宮中祭祀の一つとして、皇居の皇霊殿で祭祀が行われます。
Q: 孝明天皇はどのような時代の天皇でしたか?
A: 江戸時代の末期、ペリー来航による開国要求や尊王攘夷運動など、日本が大きな変革期を迎えた時代の天皇です。公武合体(朝廷と幕府の協調)路線を推進しましたが、幕府の権威が揺らぐ中で難しい立場に置かれました。
Q: 孝明天皇祭はどのように行われますか?
A: 天皇陛下が皇居の皇霊殿で親拝(直接拝礼)される重要な宮中祭祀の一つです。孝明天皇の遺徳を偲び、その御霊を慰める儀式が行われます。
非暴力・不服従の精神を貫いた指導者の忌日: マハトマ・ガンディー忌
インド独立の父として知られるマハトマ・ガンディーが、1948年(昭和23年)のこの日にヒンドゥー教の狂信的な青年によってニューデリーで暗殺された日です。インドでは「殉教者の日」として国民の休日となっています。
Q: マハトマ・ガンディーはどのような人物でしたか?
A: インドの独立運動において、「非暴力・不服従(サティヤーグラハ)」という独自の思想と運動形態を提唱し、実行した指導者です。彼の思想と行動は、インド独立だけでなく、世界中の人権運動や平和運動に大きな影響を与えました。
Q: なぜ彼は暗殺されたのですか?
A: インド独立後、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立が激化する中で、ガンディーは両者の融和を訴え続けました。しかし、その姿勢が一部の狂信的なヒンドゥー至上主義者の反感を買い、暗殺の標的となりました。