5月9日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
連休明けに楽しむ冷たいスイーツ: アイスクリームの日
1964年(昭和39年)、当時の東京アイスクリーム協会(現在は日本アイスクリーム協会の一部)が、アイスクリームのシーズンインとなるゴールデンウィーク明けのこの日を「アイスクリームデー」と定め、記念事業として都内の施設や病院などにアイスクリームをプレゼントしたことが始まりです。
Q: なぜ5月9日が「アイスクリームの日」になったのですか?
A: 1964年に、当時の東京アイスクリーム協会が、ゴールデンウィークも終わり、これからアイスクリームが美味しくなる季節に入るという時期である5月9日を「アイスクリームデー」と定め、福祉施設などへのアイスクリーム寄贈といった記念イベントを実施したことが直接のきっかけです。
Q: この記念日にはどのような目的がありますか?
A: 主な目的は、これから本格的なシーズンを迎えるアイスクリームの消費拡大を促進することです。また、アイスクリームの楽しさや美味しさをより多くの人に知ってもらい、業界全体の活性化を図る意味合いも込められています。この日には、アイスクリームのプレゼントや割引などのキャンペーンが行われることがあります。
Q: 日本でアイスクリームが最初に作られたのはいつですか?
A: 記録としては、1869年(明治2年)に、横浜・馬車道で町田房蔵が「氷水店」を開き、「あいすくりん」という名称で製造・販売したのが最初とされています。当時はまだ非常に高価なものでした。
学び舎の必需品「こ(5)く(9)ばん」: 黒板の日
黒板メーカーや教材関連の業界団体などで構成される「全国黒板工業連盟」が制定。日付は「こ(5)く(9)ばん」(黒板)と読む語呂合わせと、記録によれば日本に黒板が初めてアメリカから輸入されたのが1872年(明治5年)5月頃とされていることにちなんでいます。

Q: なぜ5月9日が「黒板の日」なのですか?
A: 由来は二つあります。一つは「5(こ)9(く)ばん」という分かりやすい語呂合わせです。もう一つは、記録によれば日本に初めて黒板がアメリカから輸入されたのが明治5年(1872年)の5月頃とされており、それにちなんでいます。
Q: この記念日はどのような目的で制定されましたか?
A: 長年にわたり日本の教育現場を支えてきた黒板の役割や価値を再認識し、その良さ(一覧性、書き消しの自由度、複数人での共同作業のしやすさなど)をアピールするとともに、黒板製造業界の振興を図ることを目的としています。
Q: 黒板はいつ頃から日本の教育現場で使われるようになったのですか?
A: 明治時代初期の学制発布に伴い、近代的な学校教育制度が導入される中で、教育用具としてアメリカから輸入されたのが始まりとされています。それ以来、チョークと共に、日本の学校教室における最も基本的な教育ツールとして、長きにわたり活躍してきました。(近年はホワイトボードや電子黒板も普及しています)
最強のサイヤ人ヒーロー「ご(5)くう(9)」: 悟空の日
鳥山明先生原作の大人気漫画・アニメ『ドラゴンボール』シリーズの主人公「孫悟空(そん ごくう)」の記念日。日付は「ご(5)くう(9)」と読む語呂合わせから。2015年(平成27年)に、映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の公開に合わせて、配給会社の東映株式会社によって制定され、日本記念日協会にも認定・登録されました。
Q: なぜ5月9日が「悟空の日」なのですか?
A: これは、人気漫画・アニメ『ドラゴンボール』シリーズの主人公「孫悟空(そん ごくう)」の名前と、日付の「5(ご)9(くう)」の語呂合わせに由来しています。
Q: この記念日はどのような目的で制定されましたか?
A: 2015年に公開された映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』のプロモーション活動の一環として、配給元の東映株式会社によって制定されました。世界的な人気を誇る『ドラゴンボール』とその主人公・悟空の魅力を、国内外のファンに向けてさらに発信し、作品を盛り上げていくことを目的としています。
Q: 孫悟空はどのようなキャラクターですか?
A: 地球育ちのサイヤ人であり、並外れた戦闘能力と純粋な心を持つ主人公です。強敵との戦いを経て成長し、仲間たちと共に地球や宇宙の平和を守ります。底抜けに明るく、食べることが大好きで、どんな困難にも立ち向かう姿は、多くのファンに勇気と感動を与えています。
想いを伝える勇気の日「こ(5)く(9)はく」: 告白の日
ユニリーバ・ジャパンの男性用化粧品ブランド「AXE(アックス)」などが、恋愛における「告白」という行為を応援するために提唱した記念日。日付は「こ(5)く(9)はく」(告白)と読む語呂合わせから。
Q: なぜ5月9日が「告白の日」なのですか?
A: 「5(こ)9(く)はく」という、まさに「告白」と読むことができるストレートな語呂合わせが由来となっています。
Q: この日はどのように過ごすのが良いでしょうか?
A: 特定の団体が制定した明確な目的があるわけではありませんが、語呂合わせの通り、普段心に秘めている好意や感謝の気持ちなどを、勇気を出して大切な人に「告白」するのに良いきっかけの日となるかもしれません。恋愛に限らず、友人や家族への感謝の告白なども素敵ですね。
Q: 告白を成功させる(?)ポイントは?
A: 相手への真剣な気持ちを、誠実に、自分の言葉で伝えることが最も大切です。場所やタイミング、雰囲気なども考慮すると良いでしょう。結果はどうあれ、勇気を出して想いを伝えたこと自体が、自分にとって大きな一歩となります。
メイクで新しい自分になる日: メイクの日
国際的なメイクアップアーティストの団体などが提唱。日付は「メイ(May=5)ク(9)」と読む語呂合わせから。メイクアップ(化粧)の持つ力、楽しさ、そして自己表現としての価値を再認識する日です。
Q: メイクの日は、どのような目的で提唱されているのですか?
A: メイクアップが、単に外見を美しく見せるだけでなく、気分を高揚させたり、自信を与えたり、自己表現の手段となったりするポジティブな力を持っていることを伝え、人々がもっと自由にメイクを楽しむきっかけを提供することを目的としています。
Q: なぜ5月9日が「メイクの日」なのですか?
A: 5月の英語名「May(メイ)」と、数字の「9(く)」を組み合わせて「メイ(5)ク(9)」という語呂合わせになることから、この日が選ばれました。
Q: メイクアップの歴史はいつ頃からですか?
A: 化粧の歴史は非常に古く、古代エジプト時代には既に、目の周りをコール(鉱物粉末)で縁取ったり、唇や頬を赤く染めたりする習慣がありました。宗教的な儀式や、魔除け、身分の表示といった目的もありましたが、時代や文化によって、美しさの基準や化粧の方法は様々に変化してきました。