5月6日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
暮らしを支える伸縮素材「ゴ(5)ム(6)」: ゴムの日
日付は「ゴ(5)ム(6)」と読む語呂合せから。ゴム製品のPRや、その重要性を考える日として制定されたとされています。(※制定団体は特定されていませんが、日本ゴム協会などが関連団体です)
Q: なぜ5月6日が「ゴムの日」なのですか?
A: これは覚えやすい語呂合わせが由来です。日付の「5」と「6」を、それぞれ「ゴ」「ム」と読んで「ゴム」となることから、5月6日が記念日とされています。
Q: ゴム製品というと、具体的にどんなものがありますか?
A: 私たちの身の回りには多くのゴム製品があります。例えば、自動車や自転車のタイヤ、輪ゴムや消しゴムといった文房具、調理や掃除に使うゴム手袋、運動靴の靴底(ソール)、医療用の手袋や器具、工業用のパッキンやベルトなど、非常に幅広い分野で利用されています。
Q: 天然ゴムと合成ゴムの違いは何ですか?
A: 天然ゴムは、ゴムの木の樹液(ラテックス)から作られる植物由来の素材で、弾力性や伸縮性に優れています。一方、合成ゴムは、石油などを原料として化学的に合成されるゴムで、耐熱性、耐油性、耐薬品性など、特定の性能を高めた様々な種類があります。用途に応じて使い分けられています。
食卓の人気者!「コ(5)ロ(6)ッケ」: コロッケの日
「コ(5)ロ(6)ッケ」と読む語呂合わせから。冷凍食品メーカーの株式会社味のちぬやが制定。

Q: なぜ5月6日が「コロッケの日」なのですか?
A: 日付の「5」と「6」を「コ」「ロ」と読む語呂合わせが、「コロッケ」という言葉の響きによく合うことから、5月6日が記念日として親しまれています。株式会社味のちぬやが制定しました。
Q: コロッケはいつ頃から日本で食べられるようになったのですか?
A: コロッケの原型は、フランス料理の「クロケット(croquette)」(ひき肉や魚介類にホワイトソースなどを混ぜてパン粉をつけて揚げたもの)と言われています。これが日本に伝わったのは明治時代で、当時は高級な西洋料理でした。その後、大正時代にかけて、より手軽なジャガイモを使った現在のような形のコロッケが庶民の味として広まり、日本の食卓やお惣菜の定番メニューの一つとなりました。
Q: コロッケにはどんな種類がありますか?
A: 定番のポテトコロッケ(肉じゃが風、ひき肉入りなど)のほか、カニクリームコロッケ、カボチャコロッケ、コーンクリームコロッケ、里芋コロッケ、カレーコロッケなど、中身や味付けによって様々なバリエーションがあります。地域によって特色のあるご当地コロッケも人気です。
お掃除の相棒「コ(5)ロ(6)コロ」: コロコロの日
粘着カーペットクリーナー「コロコロ®」を開発・販売する株式会社ニトムズが、商標出願25周年を記念して2010年(平成22年)に制定。日付は「コ(5)ロ(6)コロ」と読む語呂合わせから。
Q: 「コロコロの日」は何を記念して制定されたのですか?
A: 粘着テープでカーペットなどのゴミやホコリを手軽に取り除くことができる画期的な掃除用具「コロコロ®」の商標が、1985年に出願されてから25周年を迎えたことを記念して、開発・販売元である株式会社ニトムズによって制定されました。
Q: なぜ5月6日が「コロコロの日」なのですか?
A: 製品名であり、その使用時の動作を表す「コロコロ」という言葉と、日付の「5(コ)6(ロ)」の語呂合わせにちなんで、覚えやすく親しみやすいこの日が選ばれました。
Q: 「コロコロ」はどのようにして生まれたのですか?
A: 開発のきっかけは、カーペットに付いたゴミを手軽に取り除きたいという思いからだったと言われています。掃除機のように音を出さずに、いつでも簡単に掃除できる方法として、粘着テープをローラー状にしたクリーナーが考案されました。その手軽さと便利さから、日本の多くの家庭に普及し、粘着式クリーナーの代名詞ともなっています。
ご飯のお供、元祖の誕生日: ふりかけの日
ふりかけの製造・販売業者などで構成される「全国ふりかけ協会」が制定。日付は、「ふりかけの元祖」とされる熊本県の薬剤師・吉丸末吉(よしまる すえきち)氏の誕生日(1887年(明治20年)5月6日)にちなんでいます。
Q: なぜ5月6日が「ふりかけの日」なのですか?
A: 日本人のカルシウム不足を補うために、魚の骨を粉末にして味付けしご飯にかける食品「御飯の友」を考案し、これが「ふりかけの元祖」とされる薬剤師、吉丸末吉氏の誕生日(1887年5月6日)に由来しています。彼の功績を称え、日本の食文化の一つであるふりかけを記念する日として制定されました。
Q: ふりかけは、どのような経緯で生まれたのですか?
A: 大正時代初期、当時の日本人の食生活におけるカルシウム不足が問題視されていました。熊本県で薬局を営んでいた吉丸末吉氏は、これを憂慮し、魚の骨を乾燥させて粉にし、海苔やゴマ、ケシの実などを混ぜて味付けし、ご飯にかけて手軽にカルシウムを摂取できる栄養補助食品として「御飯の友」を開発しました。これがふりかけの始まりと言われています。
Q: ふりかけにはどのような種類がありますか?
A: 「御飯の友」のような魚介系に加え、海苔、たまご、野菜、肉そぼろ、わさび、梅しそなど、非常に多くの種類があります。しっとりとしたソフトタイプや、サクサクとしたドライタイプ、大人の味わいを意識したものや、キャラクターものなど、味も食感も多種多様です。
パン屋さんの人気者「コ(5)ロ(6)ネ」: コロネの日
大手製パン会社である山崎製パン株式会社が制定。日付は「コ(5)ロ(6)ネ」と読む語呂合わせから。
Q: 「コロネの日」は、どこの会社が制定したのですか?
A: 日本の大手製パン会社である山崎製パン株式会社によって制定されました。同社の製品としても人気の高い、巻き貝のような形をした菓子パン「コロネ」を、より多くの人に親しんでもらうことを目的としていると考えられます。
Q: なぜ5月6日が「コロネの日」なのですか?
A: パンの名前「コロネ」と、日付の「5(コ)6(ロ)」の語呂合わせから、覚えやすく楽しい響きを持つこの日が記念日として選ばれました。
Q: コロネはどのようなパンですか?名前の由来は?
A: 円錐形の金属製(または耐熱紙製)の型にパン生地を巻き付けて焼き上げ、焼き上がった後に空洞部分にチョコレートクリームやカスタードクリームなどを詰めた、日本発祥の菓子パンです。その形状が巻き貝に似ていることや、楽器のコルネット(Cornet)に似ていることから「コロネ」と名付けられたと言われています。どちらの端から食べるかで個性が出るパンとしても知られています。
迷路で思考力と楽しさを!: 迷路の日
「May(5)ロ(6)」の語呂合わせから。迷路(Maze)は、思考力や集中力、空間認識能力などを養う知的な遊びであり、また、庭園やアミューズメント施設など、様々な形で楽しまれています。この日は、迷路の持つ面白さや教育的な価値を再認識する日とされています。(特定の制定団体はありません)
Q: なぜ5月6日が「迷路の日」なのですか?
A: 5月の英語名「May(メイ)」と、数字の「6(ろく)」を組み合わせて「メイ(5)ろ(6)」という語呂合わせになることから、この日が選ばれたとされています。
Q: 迷路にはどのような種類がありますか?
A: 紙に描かれた線や道をたどる「平面迷路」、生け垣や壁で作られた「立体迷路」、鏡を使った「ミラーメイズ」、ボールなどを転がしてゴールを目指す「パズル迷路」、コンピューターゲームの迷路など、様々な種類があります。
Q: 迷路遊びにはどのような効果がありますか?
A: ゴールを目指して道を探す過程で、先を読む力(予測力)、試行錯誤する力(問題解決能力)、空間を把握する力(空間認識能力)、そして集中力が養われると言われています。また、ゴールできた時の達成感も魅力です。
ダイエットから解放される日?: 国際ノーダイエットデー (International No Diet Day)
イギリスのフェミニスト、メリー・エヴァンス・ヤング氏が提唱したとされる国際的な記念日。世間の画一的な「理想体型」やダイエットプレッシャーに疑問を投げかけ、ありのままの自分の体型を受け入れ、愛すること(ボディ・ポジティブ)、そして健康的なライフスタイルを考える日とされています。
Q: なぜ国際ノーダイエットデーが提唱されたのですか?
A: メリー・エヴァンス・ヤング氏自身が、拒食症から回復した経験を持ち、痩せていることが美しいという社会的なプレッシャーや、それによって引き起こされる摂食障害、不健康なダイエットの問題点を訴えるために、この日を提唱しました。多様な体型を肯定し、健康を重視する考え方を広めることが目的です。
Q: なぜ5月6日が選ばれたのですか?
A: 日付の選定理由は明確ではありませんが、春から夏にかけてダイエットへの関心が高まる時期に、あえて「ノーダイエット」を掲げることで、問題提起を行いやすく、メディアなどの注目も集めやすいと考えられた可能性があります。
Q: この日は具体的に何をすることが推奨されますか?
A: 過度なダイエットや体重への執着から一旦離れ、自分の体を大切にし、好きなものを楽しむこと。体型に関する社会的なプレッシャーについて考え、話し合うこと。体重ではなく、バランスの取れた食事や適度な運動といった、真の健康につながるライフスタイルについて考えることなどが推奨されています。