5月24日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
六甲山に響いたティーショット: ゴルフ場記念日
1903年(明治36年)5月24日に、兵庫県の六甲山上に、日本で初めてとなるゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」が正式にオープンしたことを記念する日です。

Q: なぜ5月24日が「ゴルフ場記念日」なのですか?
A: 1903年(明治36年)の5月24日に、日本初のゴルフコースである「神戸ゴルフ倶楽部」が兵庫県の六甲山上に開場した、まさにその歴史的な日付に由来しています。これが日本のゴルフの歴史の始まりとされています。(特定の制定団体はありません)
Q: 日本初のゴルフ場は、どのようにして作られたのですか?
A: 当時、神戸の外国人居留地に住んでいたイギリス人貿易商アーサー・ヘスケス・グルーム氏が、故郷で楽しんでいたゴルフを日本でもプレイしたいと考え、仲間たちと共に六甲山の山頂付近に手作りでコースを造成したのが始まりです。当初はわずか4ホールの短いコースでしたが、日本のゴルフ文化の礎となりました。
Q: ゴルフはいつ頃日本で普及したのですか?
A: 神戸ゴルフ倶楽部の開場後、外国人居留地を中心にいくつかのゴルフ場が作られましたが、一般に普及したのは第二次世界大戦後、特に高度経済成長期以降です。企業の接待やレジャーとして人気が高まり、多くのゴルフ場が建設されました。
おせち料理の華、政宗公の命日: 伊達巻の日
おせち料理などを製造・販売する株式会社せんにち(旧:株式会社千日総本社、大阪市)が制定。おせち料理の定番であり、華やかな見た目と甘い味わいで人気の「伊達巻(だてまき)」の名前の由来の一つとされる、戦国時代の武将・伊達政宗(だて まさむね)の命日(1636年5月24日)にちなんでいます。
Q: なぜ5月24日が「伊達巻の日」なのですか?
A: 「伊達巻」という名前の由来には諸説ありますが、有力な説の一つとして、おしゃれで豪華なものを好んだ「伊達者」の語源ともなった伊達政宗の好物だった、あるいは伊達家の料理人が考案した、というものがあります。この記念日は、その伊達政宗の祥月命日である5月24日にちなんで制定されました。
Q: 伊達巻は、どのような時に食べられることが多いですか?
A: 主に、お正月のおせち料理の一品として欠かせない存在です。巻物のような形状が、書物や巻物を連想させることから、学業成就や知識が増えることを願う縁起物とされています。また、黄金色で華やかな見た目から、お祝いの席の料理としても用いられます。
Q: 伊達巻はどのように作られるのですか?
A: 魚のすり身(または はんぺん)に鶏卵、砂糖、みりんなどを加えてよく混ぜ合わせ、四角いフライパンや専用の鍋で厚焼き卵のように焼き上げます。熱いうちに巻きす(鬼すだれ)で巻いて形を整え、冷ましてから切り分けて作られます。ふんわりとした食感と上品な甘さが特徴です。
海へ行こう!「Go(5)To(2)Sea(4)」: スクーバダイビングの日
ダイビング指導団体の認定カード(Cカード)発行に関わる「レジャーダイビング認定カード普及協議会」(Cカード協議会)が制定。日付は「Go(5)To(2)Sea(4)」(ゴートゥーシー = 海へ行こう!)と読む英語の語呂合わせから。
Q: なぜ5月24日が「スクーバダイビングの日」なのですか?
A: 日付を英語で読み替えた「Go(5) To(2) Sea(4)」(ゴートゥーシー = 海へ行こう!)という、ダイビングに出かけるワクワク感を表現した楽しい語呂合わせから、この日が記念日として制定されました。
Q: この記念日はどのような目的で制定されたのですか?
A: スクーバダイビング(自給気潜水:Scuba Diving)の楽しさや、美しい海中世界を探求する魅力を広く一般の人々に伝え、安全に楽しむための知識やルールを啓発し、ダイビングを始めるきっかけを提供することを目的としています。ダイビング業界全体の活性化も目指しています。
Q: スクーバダイビングを始めるにはどうすればよいですか?
A: まず、体験ダイビングに参加して、水中の感覚や呼吸に慣れてみるのがおすすめです。本格的に始めたい場合は、ダイビング指導団体(PADI, NAUI, SSIなど)が認定するスクールで講習を受け、基本的な知識とスキルを身につけ、認定カード(Cカード)を取得する必要があります。Cカードがあれば、国内外の様々な場所でダイビングを楽しむことができます。
体を構成する大切な菌「きん(5)かつに(2)し(4)っかり」: 菌活の日
きのこやヨーグルトなどの健康食品に含まれる、身体にとって良い働きをする「菌」(善玉菌、きのこ菌など)を積極的に食生活に取り入れる「菌活(きんかつ)」をPRするために制定されました。日付は「きん(5)かつに(2)し(4)っかり」と読む語呂合わせから。(制定団体は特定されていません)
Q: なぜ5月24日が「菌活の日」なのですか?
A: 「菌活にしっかり取り組もう!」というメッセージを込めた、「5(きん)2(に)4(しっ)かり」という語呂合わせから、この日が記念日として制定されました。
Q: 「菌活」とは具体的にどのようなことですか?
A: 腸内環境を整える効果が期待される乳酸菌やビフィズス菌、納豆菌などを含む発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌、キムチ、チーズなど)や、免疫機能への関与などが研究されているきのこ類(特にβ-グルカンなどの成分)を、意識して日常の食事に取り入れることを指します。腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを整えることが、全身の健康維持につながると考えられています。
Q: 菌活をすることでどのような効果が期待できますか?
A: 腸内環境が改善されることで、便秘や下痢の解消、免疫力の向上(感染症予防、アレルギー抑制など)、肌質の改善、生活習慣病の予防、さらには精神的な安定(セロトニン産生促進など)といった効果が期待されています。
「こ(5)いぶ(2)み(3)」に続く愛のステップ?: 恋ふみの日(※5月23日の関連?)
5月23日の「ラブレターの日(恋文の日)」に関連して、この日も恋愛や手紙に関連する日として語られることがあるようです。日付の「ふ(2)み(3)」から「文」を連想させるためです。(※5月24日を「恋ふみの日」とする明確な制定団体や由来は見当たりません。5月23日との混同の可能性が高いです)
Q: なぜ恋愛と手紙(文)が結びつけられるのでしょうか?
A: 手書きの手紙は、メールやSNSとは異なり、相手への特別な想いや真剣な気持ちを伝えるのに適した手段とされています。言葉を選び、時間をかけて丁寧に書かれた手紙は、受け取った人にとって忘れられない思い出となることがあります。恋愛の場面では、特に深い感情を伝えるツールとして用いられてきました。
Q: 恋文(ラブレター)を書く際のポイントは?
A: 自分の素直な気持ちを、飾らない言葉で表現することが大切です。相手の良いところや、感謝していることなどを具体的に書くと、より気持ちが伝わりやすくなります。丁寧な字で、心を込めて書きましょう。