8月14日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
日本の発明保護制度が始まった日: 専売特許の日
1885年(明治18年)のこの日、日本初の専売特許が交付された。特許第1号となる堀田瑞松の「錆止め塗料及び塗り法」ほか7件が認められた。
Q: なぜ8月14日が「専売特許の日」なのですか?
A: 1885年(明治18年)のこの日に、同年施行された「専売特許条例」に基づき、日本で初めてとなる7件の専売特許(現在の特許に相当)が発行されたことに由来します。発明を保護し、産業の発展を促す制度の第一歩が記された日です。
Q: 日本初の特許第1号はどのようなものでしたか?
A: 彫金家であり発明家でもあった堀田瑞松(ほったずいしょう)による「堀田錆止塗料及其塗法」、つまり錆止め塗料とその塗り方に関する発明でした。他にも、同じ日に漆器の製法や耐火煉瓦の製造法などに関する特許が認められました。
Q: 特許制度はなぜ重要なのでしょうか?
A: 新しい技術やアイデア(発明)を保護することで、発明者が安心して研究開発に打ち込める環境を作り、その成果を社会で活用できるようにする制度です。これにより、技術革新が進み、産業全体の発展につながることが期待されます。
環境への配慮を促す語呂合わせ記念日: 廃車リサイクルの日
株式会社ナプロアースが制定。日付は「は(8)い(1)しゃ(4)」(廃車)と読む語呂合わせから。
Q: なぜ8月14日が「廃車リサイクルの日」なのですか?
A: 「は(8)い(1)しゃ(4)」と読む語呂合わせから、自動車リサイクル事業などを手がける株式会社ナプロアースが制定しました。
Q: この記念日の目的は何ですか?
A: 使用済みとなった自動車(廃車)を適切に解体・処理し、資源として再利用すること(リサイクル)の重要性を広く一般に伝え、環境保全への意識を高めることを目的としています。
Q: 自動車リサイクル法とはどのような法律ですか?
A: 自動車メーカーや輸入業者、関連事業者、そして自動車の所有者それぞれが役割を分担し、廃車から出る資源(鉄、アルミ、銅、プラスチックなど)を効率的にリサイクルし、最終的に残るシュレッダーダスト(破砕くず)やフロン類、エアバッグ類を適正に処理するための仕組みを定めた法律です(2005年施行)。
足裏からの健康を考える語呂合わせの日: 裸足(はだし)の記念日
一般社団法人「日本スポーツ&ボディ・マイスター協会」(JSBM)が制定。日付「は(8)だ(1)し(4)」(裸足)と読む語呂合わせから。
Q: なぜ8月14日が「裸足の記念日」なのですか?
A: 「は(8)だ(1)し(4)」と読む語呂合わせから、健康やスポーツに関する資格認定などを行う一般社団法人日本スポーツ&ボディ・マイスター協会が制定しました。
Q: 裸足で過ごすことにはどのような効果があると言われていますか?
A: 足裏への刺激が血行を促進したり、土踏まずの形成を助けたり、足指の機能を向上させたりする効果が期待されています。また、地面の感触を直接感じることでバランス感覚が養われたり、リラックス効果が得られたりするとも言われています。
Q: 裸足で過ごす際に注意すべきことはありますか?
A: 怪我の防止(ガラス片や鋭利なものを踏まない)、衛生面(特に公共の場所)、地面の温度(夏場の高温や冬場の低温)などに注意が必要です。安全な環境を選んで行うことが大切です。
国民皆泳の精神を受け継ぐ、水難事故防止を願う日: 水泳の日
公益財団法人・日本水泳連盟が制定。1953年(昭和28年)に制定し、中断となっていた8月14日の「国民皆泳の日」を引き継ぎ、2014年(平成26年)に「水泳の日」と改称したもの。

Q: なぜ8月14日が「水泳の日」なのですか?
A: もともと1953年に制定された「国民皆泳の日」がこの日でした。水難事故防止や国民全体の泳力向上を目指したこの日の精神を引き継ぎ、2014年に日本水泳連盟が「水泳の日」として改めて制定しました。古橋廣之進氏(元日本水泳連盟会長)の誕生日でもあります。
Q: 「水泳の日」の目的は何ですか?
A: 水泳を通じて国民全体の健康増進を図ること、水難事故を減らすこと、そして水泳競技の魅力を広めることを目的としています。「命を守ることができるスポーツ」としての水泳の重要性を伝える日でもあります。
Q: この日にはどのようなイベントが行われますか?
A: 日本水泳連盟が中心となり、全国各地で水泳教室や体験イベント、トップスイマーによる模範演技などが開催され、多くの人が水泳に親しむ機会を提供しています。
宝石本来の輝きに注目する語呂合わせの日: 裸石の日
株式会社東洋が制定。日付は「は(8)だかいし(14)」(裸石)と読む語呂合わせから。
Q: なぜ8月14日が「裸石の日」なのですか?
A: 「は(8)だかいし(14)」と読む語呂合わせから、宝飾品の製造・販売を行う株式会社東洋が制定しました。
Q: 「裸石(ルース)」とはどのような状態の宝石ですか?
A: 原石からカットされ、研磨された状態の宝石で、まだ指輪やネックレスなどの宝飾品(ジュエリー)に加工(セッティング)されていないものを指します。宝石そのものの品質や美しさを評価する際の基本的な状態です。
Q: 裸石の魅力は何ですか?
A: 宝石本来の色、輝き、透明度、カットの技術などをじっくりと鑑賞できる点です。また、自分の好みの裸石を選んで、オリジナルのジュエリーをオーダーメイドする楽しみもあります。