10月24日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
「文鳥」に詳しいライターの伊藤美代子氏が制定。日付は「て(10)に(2)し(4)あわせ」(手に幸せ)と読む語呂合わせ、この時期に手乗り文鳥のヒナが出回り始めること、さらに「1024」の数字が文鳥の姿(1が頭、0が体、2が羽、4が尾)に見えることなどから。
Q: なぜ「手に幸せ」の語呂合わせが選ばれたのですか?
A: 手乗り文鳥は人に懐きやすく、飼い主の手の中で安心したり、遊んだりする姿が、飼い主にとって大きな喜びや幸せをもたらすことから、この語呂合わせがぴったりだと考えられたのでしょう。文鳥とのふれあいの温かさを表現しています。
Q: 文鳥はどのような鳥ですか?
A: スズメ目カエデチョウ科に分類される小鳥で、原産地はインドネシアです。江戸時代に日本へ持ち込まれ、愛玩鳥として改良が進みました。丈夫で飼いやすく、美しい鳴き声はしませんが、人によく懐くことから人気があります。桜文鳥、白文鳥、シルバー文鳥などの品種がいます。
Q: 「1024」が文鳥の姿に見えるとは?
A: 数字の形を文鳥の体のパーツに見立てたユニークな発想です。「1」をちょこんと乗った頭、「0」を丸い体、「2」を広げた羽、「4」を尾羽と見立てると、デフォルメされた文鳥の姿が浮かび上がる、というものです。
日本マーガリン工業会が制定。日付は、マーガリンの生みの親であるフランスの化学者イポリット・メージュ=ムーリエ(Hippolyte Mège-Mouriès)の誕生日(1817年10月24日)に由来します。
Q: なぜマーガリンが発明されたのですか?
A: 19世紀後半のフランスで、普仏戦争などに備えて、バターの安価な代用品を確保する必要性が高まったため、皇帝ナポレオン3世の懸賞募集に応じてメージュ=ムーリエが発明しました。当初は牛脂などを原料としていましたが、後に植物油が主原料となりました。
Q: マーガリンとバターの主な違いは何ですか?
A: 主な原料が異なります。バターは牛乳の脂肪分(乳脂肪)から作られるのに対し、マーガリンは主に植物油や動物油などの食用油脂を原料として作られます。風味や含まれる脂肪酸の種類も異なります。
Q: 日本マーガリン工業会はどのような活動をしていますか?
A: マーガリンの品質向上や安全性の確保、正しい知識の普及、消費拡大などを目的とした活動を行っています。マーガリンに関する情報提供や、レシピ紹介なども行っています。
「天女サミット共同宣言市町」によって制定。日付は「てん(10)にょ(24)」(天女)と読む語呂合わせから。各地に残る天女伝説を生かした地域活性化などを目的としています。
Q: 「天女サミット共同宣言市町」とは何ですか?
A: 日本各地にある天女(羽衣)伝説が残る市町村(例:静岡市、滋賀県長浜市、京都府京丹後市、沖縄県宜野湾市など)が連携し、伝説を共有し、文化交流や観光振興などを通じて地域活性化を図ることを目的に結成されたネットワークと考えられます。
Q: 天女(羽衣)伝説とはどのような物語ですか?
A: 天から降りてきた天女が水浴びをしている間に、人間の男性に羽衣を隠されて天に帰れなくなり、その男性と結婚して暮らすが、後に羽衣を見つけて天に帰っていく、というのが典型的なストーリーです。日本各地に類似の伝説が残されています。
Q: この記念日はどのようなことを目的としていますか?
A: 各地に伝わる天女伝説という共通の文化資源を通じて、市町村間の交流を深め、地域の魅力を発信し、観光客誘致や文化振興につなげることを目的としています。伝説に込められたロマンや教訓を再認識する日でもあります。
1929年(昭和4年)10月24日(木曜日)、ニューヨークのウォール街にある株式取引所で株価が空前の大暴落を記録した日です。この出来事は、その後世界中を巻き込む深刻な経済不況「世界恐慌」の始まり(引き金)となりました。その衝撃的な出来事が起こった曜日から「暗黒の木曜日」と呼ばれています。
Q: なぜ株価が突然大暴落したのですか?
A: 1920年代のアメリカは空前の好景気(狂騒の20年代)に沸き、株価は実体経済とかけ離れて上昇し続けていました。しかし、景気後退の兆候や、加熱しすぎた投機への不安感から、ある日を境に売り注文が殺到し、パニック的な売りがさらなる売りを呼んで大暴落につながりました。
Q: 世界恐慌はどのような影響をもたらしましたか?
A: アメリカ発の金融危機は瞬く間に世界中に波及し、企業の倒産、大量失業、貿易の縮小などを引き起こしました。各国の経済は大打撃を受け、社会不安が増大し、後の第二次世界大戦の遠因の一つになったとも言われています。
Q: この出来事から何を学ぶべきでしょうか?
A: バブル経済の危うさや、一つの国の経済危機が世界全体に影響を及ぼすグローバル経済の相互依存性を示しています。また、金融システムの安定化や、経済危機への適切な対応策の重要性を教えてくれる歴史的な教訓です。
1972年の国連総会で制定された国際デーです。開発途上国が直面する開発問題(貧困、飢餓、保健、教育、環境など)や、それらの解決に必要な国際協力について、世界の世論の関心を高めることを目的としています。日付は、国連デーと同じ10月24日です。
Q: なぜ国連デーと同じ日なのですか?
A: 開発問題の解決が、国連の設立目的の一つである国際協力と平和の維持に不可欠であるという認識から、国連の誕生日である国連デーと同じ日に設定されました。開発と国連の活動の密接な関係性を示しています。
Q: 開発問題に関してどのような情報に関心を持つべきですか?
A: 持続可能な開発目標(SDGs)の進捗状況、各国の貧困率や識字率、平均寿命などの指標、気候変動の影響、紛争や難民問題、国際援助の動向などに関心を持つことが重要です。信頼できる情報源(国連機関、NGO、報道機関など)から情報を得ることが大切です。
Q: 私たちにできる国際協力はありますか?
A: 開発問題について学び、周りの人と話し合うこと、フェアトレード製品を購入すること、NGOなどに寄付やボランティアとして参加すること、省エネルギーなど環境に配慮した生活を送ることなど、身近なところからできることはたくさんあります。
1945年10月24日に、国際連合の基本文書である「国際連合憲章」が、常任理事国5か国(米・英・仏・ソ・中)を含む過半数の署名国によって批准され、正式に発効したことを記念する日です。これにより、第二次世界大戦後に世界の平和と安全の維持、国際協力を目的とする国際連合が正式に発足しました。
Q: 国際連合(国連)はどのような目的で設立されたのですか?
A: 二度の世界大戦の反省に基づき、将来の戦争を防ぎ、国際的な平和と安全を維持すること、各国の友好関係を発展させること、経済的・社会的・文化的・人道的な国際問題を解決するために国際協力を達成すること、人権および基本的自由を尊重するように助長奨励すること、などを主な目的としています。
Q: 国連は現在どのような活動をしていますか?
A: 平和維持活動(PKO)、軍縮、開発援助、人権擁護、環境保護、難民支援、感染症対策、国際法の制定など、非常に幅広い分野で活動しています。総会、安全保障理事会、経済社会理事会などの主要機関や、WHO、UNESCO、UNICEFなどの専門機関を通じて活動を展開しています。
Q: 国連デーには世界でどのようなことが行われますか?
A: ニューヨークの国連本部や世界各地の国連機関で記念式典やコンサート、展示会などが開催されます。加盟国においても、国連の活動や理念への理解を深めるためのイベントや教育プログラムが実施されます。
一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会が制定。「ツーバイフォー工法」とも呼ばれる「枠組壁工法(わくぐみかべこうほう)」で建てられた住宅の普及促進を目的としています。日付は、10月が「住宅月間」であることと、「ツー(2)バイ(≒Four=4)」をもじって10月24日としたものです。
Q: ツーバイフォー工法とはどのような建て方ですか?
A: 主に断面サイズが約2インチ×4インチの規格材(ツーバイフォー材)で作られた枠組に、構造用合板などを打ち付けた壁や床(これらを「面」と呼ぶ)で建物を支える工法です。地震や台風などの外力に対して、建物全体が一体となって抵抗する「モノコック構造」に近いのが特徴です。
Q: ツーバイフォー住宅のメリットは何ですか?
A: 耐震性、耐風性、断熱性、気密性、耐火性に優れているとされています。また、規格化された部材を使用するため、品質が安定しやすく、工期も比較的短い傾向があります。設計の自由度も高く、様々なデザインに対応できます。
Q: 日付の「ツー(2)バイ(≒Four=4)」はどういう意味ですか?
A: 英語の「2 by 4」を、数字の「2」と、「4」を意味する「Four」にかけて「24日」とした語呂合わせです。これに「住宅月間」である10月を組み合わせています。
フランス革命期の1794年10月24日に、フランスの国民公会が、現在のフランス国旗である青・白・赤の三色旗(トリコロール)を国家の象徴として採用する布告を出したことに由来するとされる記念日です。(ただし、国旗としての正式制定は同年2月15日とする説が有力で、日付には諸説あります)
Q: トリコロールの三色にはどのような意味が込められているのですか?
A: 一般的には、青は「自由」、白は「平等」、赤は「友愛(博愛)」を表すとされています。また、青と赤はパリ市の紋章の色、白はブルボン王朝(革命前の王家)の色に由来し、市民と王家の和解や国民の団結を象徴するという説もあります。
Q: フランス革命と国旗にはどのような関係があるのですか?
A: フランス革命によって絶対王政が倒され、市民が主権を持つ新しい国家が誕生しました。トリコロールは、この革命の理念(自由・平等・友愛)を体現する新しい国のシンボルとして、国民に広く受け入れられ、定着していきました。
Q: 三色旗はフランス以外でも使われていますか?
A: はい、フランスのトリコロールは、後の多くの国の国旗デザインに影響を与えました。イタリア、アイルランド、ベルギー、ルーマニアなど、三色旗を採用している国は世界中に数多くあります。
* 69年 - 第二次ベドリアクムの戦い
* 1648年 - ヴェストファーレン条約調印(三十年戦争終結)
* 1795年 - ポーランド・リトアニア共和国が領土を失う
* 1929年 - 暗黒の木曜日、世界恐慌始まる
* 1945年 - 国際連合発足
* 1964年 - ザンビア共和国として独立
* 1971年 - アニメ「ルパン三世」シリーズ放送開始
* 1986年 - 『ミュージックステーション』放送開始
* 2003年 - ブリティッシュ・エアウェイズがコンコルドの営業飛行を終了
* 2018年 - 港珠澳大橋が開通
* 2024年 - 船井電機が破産手続開始
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