雑学
動物・植物 雑学 41
動物・植物 No.41|ロブスターの臓器は退化しないため、年をとることがなく、理論上は永遠に生きられるといわれている。
ロブスターの臓器は退化しないため、年をとることがなく、理論上は永遠に生きられるといわれている。
このトリビアについての解説
ロブスターが「永遠に生きられる」というのは、よく聞かれる誤解です。
確かに、ロブスターは他の生物とは異なる特徴を持っています。
- テロメラーゼの活性: ロブスターはテロメラーゼという酵素を高い活性で持っています。
テロメラーゼは、染色体の末端にあるテロメアという部分を修復する働きがあり、細胞分裂のたびに短くなるテロメアの短縮を防ぎます。
これにより、細胞の老化を遅らせることができると考えられています。
- 脱皮: ロブスターは成長するにつれて脱皮を繰り返します。
脱皮によって、体についた寄生生物や損傷した部分を排除することができます。
しかし、これらの特徴があっても、ロブスターは永遠に生きられるわけではありません。
- エネルギー消費: 脱皮には膨大なエネルギーが必要です。
巨大なロブスターになるほど、脱皮に必要なエネルギーは増大し、最終的にはエネルギー不足で脱皮できなくなり、死に至ることがあります。
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病気と捕食: ロブスターも病気にかかりますし、他の動物に捕食されることもあります。
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環境要因: 水温や水質などの環境変化も、ロブスターの寿命に影響を与えます。
したがって、ロブスターは他の生物に比べて老化の速度が遅い可能性はありますが、「永遠の命」を持つわけではありません。
あくまで、寿命が比較的長い生物である、というのが正確な表現です。




