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雑学

動物・植物 雑学 69

動物・植物 No.69|タカノハダイという魚は、アンモニア臭がするので「ションベンタレ」とも呼ばれるようになった。

タカノハダイという魚は、アンモニア臭がするので「ションベンタレ」とも呼ばれるようになった。

このトリビアについての解説

タカノハダイは、スズキ目タカノハダイ科に属する魚で、日本では本州中部以南の沿岸、特に岩礁域などに生息しています。

体側に鷹の羽のような模様があることが名前の由来です。

さて、このタカノハダイ、なぜか「ションベンタレ」という、なんとも残念な別名を持っています。

これは、タカノハダイが持つ独特の臭いに由来するものです。

その臭いは、アンモニア臭と表現されることが多いのですが、実際にアンモニアそのものが含まれているわけではありません。

タカノハダイの筋肉に含まれる成分が分解される際に、アンモニアに似た臭いを発生する物質が生成されると考えられています。

この臭いの強さには個体差があり、また、鮮度によっても変化します。

獲れたて新鮮なものであれば、それほど気にならない場合もありますが、時間が経つにつれて臭いが強くなる傾向があります。

そのため、市場での評価はあまり高くなく、食用として積極的に流通することは少ないようです。

地域によっては、全く食べないというところもあるとか。

しかし、調理方法によっては美味しく食べられるという情報もあり、臭いを抑える工夫をすれば、意外な一面を見せてくれるかもしれません。

「ションベンタレ」という名前は、漁師さんの間で広まった俗称と考えられます。

魚の臭いをストレートに表現した、なんともインパクトのあるネーミングセンスですね。

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