雑学
動物・植物 雑学 130
動物・植物 No.130|世界一寿命の長い木は、5,063歳
世界一寿命の長い木は、5,063歳
このトリビアについての解説
世界一寿命の長い木として知られているのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州のホワイト山地に生育するブリッスルコーンパイン(学名:Pinus longaeva)の一種である「メトシェラ」です。
その推定樹齢はなんと5,063歳!これは、紀元前3050年頃に発芽した計算になります。
エジプトでピラミッドが建設されるよりも前の時代から生きている、まさに生きた化石と言えるでしょう。
ブリッスルコーンパインは、標高の高い過酷な環境に耐えることができる驚異的な生命力を持っています。
厳しい寒さ、乾燥、強い紫外線など、他の樹木が生育できないような場所で、ゆっくりと成長し、長い年月をかけて生き続けます。
メトシェラの正確な位置は、保護のため公表されていません。
多くの観光客が訪れることで、土壌の踏み固めや汚染が進み、木にダメージを与える可能性があるためです。
しかし、ホワイト山地には他にも樹齢数千年のブリッスルコーンパインが多数存在しており、その神秘的な姿を見ることができます。
メトシェラは、地球の歴史を体現する貴重な存在であり、気候変動や環境の変化に関する研究にも役立っています。
その年輪は、過去の気候変動の記録を刻んでおり、未来の地球環境を予測するための重要な手がかりとなります。
長い年月を生きてきたメトシェラは、私たちに地球の歴史と自然の偉大さを教えてくれる、生きた証人なのです。




