雑学
動物・植物 雑学 178
動物・植物 No.178|ヒトヒフバエの幼虫は、人間の皮ふの中に入り込む
ヒトヒフバエの幼虫は、人間の皮ふの中に入り込む
このトリビアについての解説
ヒトヒフバエ(学名: Dermatobia hominis)は、中南米に生息するハエの一種で、その幼虫が人間の皮膚に寄生することで知られています。
しかし、このハエは直接人間に卵を産み付けません。
変わった産卵方法を用いるのが特徴です。
メスのヒトヒフバエは、蚊やダニ、ハエなどの吸血昆虫を捕獲し、その腹部に卵を産み付けます。
そして、卵を託された吸血昆虫が人間や動物に吸血する際、体温の変化を感知して卵が孵化し、幼虫が皮膚に侵入します。
侵入部位は、蚊に刺されたような小さな赤い点として現れます。
幼虫は皮膚の下で成長し、呼吸のために小さな穴を開けます。
この穴から体液や排泄物を排出し、炎症や痛みを引き起こすことがあります。
成長した幼虫は、約1か月ほどで皮膚から出てきて蛹となり、やがて成虫になります。
治療法としては、幼虫を窒息させて取り出す、外科的に摘出するなどがあります。
予防策としては、蚊などの吸血昆虫に刺されないように注意することが重要です。




