雑学
文学 雑学 73
文学 No.73|松尾芭蕉は旅先で弟子に俳句のダメ出しを食らった。
松尾芭蕉は旅先で弟子に俳句のダメ出しを食らった。
このトリビアについての解説
俳聖・松尾芭蕉も、実は弟子たちに手厳しいツッコミを入れられることがあった。
「奥の細道」の旅で、芭蕉が「五月雨を 集めて早し 最上川」と詠んだ時、弟子の河合曾良が「いや、先生、これじゃ雨の量が多いだけで、川の勢いが伝わらないっすよ」と遠慮なく指摘したらしい。
芭蕉はムッとしたのか笑ったのか定かではないが、結局この句は後世に残り名句となった。
普段は弟子たちを指導する立場なのに、旅の疲れもあってか逆にダメ出しされるシーンを想像すると、偉大な俳人にも人間らしい一面があって微笑ましい。
曾良の日記に残るこのやりとりが、師弟の仲の良さも感じさせてくれて、なんだかほのぼのする話だ。





