4月25日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
毎年この日の前後に、南極大陸のアデリーペンギンが、アメリカ合衆国のマクマード南極基地の近くにある繁殖地(ルッカリー)へ移動してくることから、基地に駐在する科学者たちがそれを祝ったのが始まりとされています。ちなみに、南極大陸で子育て・繁殖を行うペンギンは、コウテイペンギンとアデリーペンギンの2種類のみです。
Q: 世界ペンギンの日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 特定の国際機関などが正式に制定したものではありませんが、南極の科学者たちの間で始まった習慣が広まったものです。ペンギンの可愛らしさだけでなく、彼らが直面している気候変動や海洋汚染などの環境問題に関心を持ち、ペンギンの生態や保護の必要性について世界中の人々の意識を高めることを目的としています。
Q: なぜ4月25日が「世界ペンギンの日」なのですか?
A: 南極で越冬したアデリーペンギンが、繁殖のために北へ向かって移動し始める時期が例年4月25日頃にあたり、アメリカのマクマード南極基地付近でその姿が見られるようになることに由来します。科学者たちがこのペンギンの季節移動を祝ったことがきっかけで、この日が定着しました。
第二次世界大戦の終結が目前となった1945年(昭和20年)のこの日、アメリカのサンフランシスコに連合国50ヵ国の代表が集まり、「国際連合憲章」を採択するための会議(サンフランシスコ会議)が開始されました。(※国連憲章の採択は同年6月26日、国連発足は同年10月24日)
Q: 国連記念日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 特定の団体が制定した記念日ではありませんが、現在の国際連合(United Nations)の設立に向けた重要な一歩であるサンフランシスコ会議の開始を記念する日として認識されています。世界の平和と安全維持、国際協力の促進という国連の設立理念や活動の重要性を再認識する日とされています。(※10月24日は「国連デー」として正式な国際デーになっています。)
Q: なぜ4月25日が「国連記念日」なのですか?
A: 1945年4月25日に、国際連合の設立文書である「国際連合憲章」を起草・採択するための連合国会議(通称:サンフランシスコ会議)が始まった歴史的な日付に基づいています。この会議が、現在の国連の基礎を築きました。
1888年(明治21年)のこの日、日本の地方自治の基本となる法律「市制」および「町村制」が公布されました。これにより、市・町・村という行政区画の基本的な枠組みが定められました。実際の施行は、翌1889年(明治22年)4月1日以降、全国の市町村で順次行われました。
Q: 市町村制公布記念日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 特定の制定団体があるわけではありませんが、日本の近代的な地方自治制度の基礎を築いた「市制」「町村制」の公布を記念する日として、歴史的に重要な意味を持つ日として認識されています。地方分権や住民自治の原点ともいえるこの出来事を振り返り、現代の地方自治のあり方を考えるきっかけとなります。
Q: なぜ4月25日が「市町村制公布記念日」なのですか?
A: 1888年(明治21年)4月25日に、地方自治制度の根幹をなす「市制」(法律第1号)と「町村制」(法律第1号)が同時に公布された、まさにその歴史的な日付に基づいています。これにより、全国統一的な地方行政の仕組みが整えられました。
1953年(昭和28年)のこの日、イギリスの科学雑誌『Nature(ネイチャー)』に、分子生物学者のジェームズ・ワトソンとフランシス・クリック、そしてモーリス・ウィルキンスらによるデオキシリボ核酸(DNA)の二重らせん構造に関する論文が発表されました。これは20世紀における生物学上の最大の発見の一つとされています。
Q: DNAの日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 特定の団体が制定した記念日ではありませんが、生命の遺伝情報を担うDNAの構造解明という、現代生物学や医学の発展に計り知れない影響を与えた科学史上の偉大な業績を記念する日として、科学界を中心に広く認識されています。遺伝子研究の重要性や倫理について考える契機ともなります。
Q: なぜ4月25日が「DNAの日」なのですか?
A: 1953年4月25日に、ワトソンとクリックによるDNAの二重らせん構造モデルを提唱した画期的な論文 “Molecular Structure of Nucleic Acids: A Structure for Deoxyribose Nucleic Acid” が、科学雑誌『Nature』の171巻737-738ページに掲載された、まさにその歴史的な日付に基づいています。
1792年のこの日、フランス革命下のフランス国民議会において、内科医ジョゼフ・ギヨタン博士の提案に基づき設計された断頭台「ギロチン」が、正式な処刑道具として採用・承認されました。ギヨタン博士自身は死刑廃止論者でしたが、より苦痛の少ない人道的な処刑方法として提案したとされています。フランスでは1981年9月に死刑制度が廃止され、それに伴いギロチンの使用もなくなりました。
Q: ギロチンの日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 特定の制定団体があるわけではなく、記念として祝われるような日ではありません。フランス革命という激動の時代を象徴する出来事の一つとして、また死刑制度や人権の歴史を考える上で、ギロチンが公式な処刑方法として採用されたという歴史的事実を記憶にとどめる日として認識されています。
Q: なぜ4月25日が「ギロチンの日」なのですか?
A: 1792年4月25日に、フランス国民議会が、斬首刑を執行するための装置としてギロチンを正式に採用することを決定した日付に基づいています。同日、パリで最初のギロチンによる処刑が行われたとも言われています。
* 紀元前404年 - アテネがスパルタに降伏し、ペロポネソス戦争が終結
* 1185年 - 壇ノ浦の戦い。平氏一門が滅亡
* 1644年 - 李自成が北京を占領し、明が滅亡
* 1783年 - モンゴルフィエ兄弟が熱気球の実験に成功
* 1792年 - フランス国民議会でギロチンによる死刑執行が採択
* 1846年 - 米墨戦争勃発
* 1898年 - 米西戦争が勃発
* 1919年 - ドイツで美術工藝学校「バウハウス」が開校
* 1945年 - 米ソ両軍がエルベ川で遭遇(エルベの誓い)
* 1953年 - DNAの二重らせん構造を発表する論文が掲載
* 1974年 - ポルトガルでカーネーション革命
* 2005年 - JR福知山線脱線事故が発生
* 2015年 - ネパール地震が発生
この記事をシェアする