CESは米国ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大級の電子機器の見本市。
その見本市でBMWが発表した「iX Flow」と言う車両のボディカラーを変化させる技術が話題だ。
台湾のE Inkと共同開発した「iX Flow」という技術で、動画では実際に展示された車両のボディカラーを白から黒へ自在に変化する模様が確認できる。
車体にはE Ink社が開発した「E Ink Prism」というフィルムを利用しており、プログラムによりデザインを刻々と変えることが可能になっている。
台湾のE Ink社が開発した電子ペーパーのことで、電気を流したときだけその表示を変えることができるディスプレイ。白黒の表示を変化させることで文字やイラストなどを表示させることが可能。
この技術は、表示させる内容を変更するときにのみ電力を消費するので、
身近なところだとAmazonのKindleのような電子書籍端末や、腕時計などさまざまな機器の表示部などに利用されています。
この技術は「電子泳動方式」というもので、E Ink社が仕組みを動画で公開しているので、興味がありましたらご覧ください。
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