ピンク・グレー・ブラックのゼッケンを着用した3チーム(1チーム4名)で、大きなボールを使用したちょっと変わった球技『キンボール(キンボールスポーツ)』
キンボールは、1986年にカナダのマリオ・ドゥマースによって生み出された球技。
直径122cm(重さ1kg)のボールを使用して主に室内で行われる球技である。キンボールの「キン」は英語の「キネスシス(kinesthesis)」の略で「運動感覚」といった意味であり、正式な競技名称はキンボールスポーツ。
2001年からは国際大会も開催されるようになりました。
細かいルールは下記リンク先でご確認ください。
3チームのキャプテンがじゃんけん(日本ルール)をし、勝ったチームがヒット(サーブ)権を得る。
ヒット(サーブ)の仕方が他のスポーツと比べ特殊で面白い。
まずチーム内の3名がボールを支え、ヒット(サーブ)を1名が行う。
ヒット(サーブ)方法は、腰より上のみを使用し手や腕などでボールを打撃しおこなうのですが、その際に「オムニキン」と大きな声でコールが必要。さらに続けてレシーブチームの色(自チーム意外の色)を大きな声で宣言してからヒット(サーブ)をおこないます。
※ちなみにヒットの瞬間、味方のメンバー全員がボールに触れていなければならないらしい。
ヒットされたボールは、宣言された色のチームが床に落ちる前にレシーブを行います。
レシーブの際は体のどの部分でもOK。
日本でのキンボールの歴史も意外?に古いです。
NPO法人フレンドリー情報センター代表理事の吉田正信氏によって日本に紹介される。
1998年2月に国際キンボール連盟日本事務局を発足。2010年には団体法人化し一般社団法人日本キンボールスポーツ連盟と名称を改める。
2000年に滋賀県で日本初の大会(第1回ジャパンオープン)が開催。
2017年には東京でワールドカップ(第9回)を開催。
前述のとおり2001年からは国際大会も開催。
3年に1度、男女別でワールドカップが行われる。(第3回大会~第10回大会までは2年に1度)
第1回開催時は、カナダ・日本・ベルギーの3カ国のみだったが、2019年に開催された第10回大会には11カ国が参加。
最大で第8回に12カ国(男子)が参加、
次回第11回の国際大会は、2024年11月にチェコで催される予定。
全大会のほとんどが発祥地であるカナダが男女共に金を獲得しているが、第8回大会で日本の男子が唯一の金を獲得。
この記事をシェアする