亀田興毅がプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT」が、「ファイトマネー倍増計画」の詳細、および「3150FIGHT SURVIVAL vol.1」の開催を発表する会見を行った。
ボクシング改革を掲げ、全ての選手に開かれた舞台である「3150FIGHT」プラットフォーム構想の目玉は、独自のファイトマネー計画。ボクシングとボクサーの地位向上を目指し、「3150FIGHT」出場選手には、従来のファイトマネー相場の2倍にあたる金額を支払うという試みの詳細を発表した。
また、新進気鋭のボクサーが戦うサバイバルマッチ「3150FIGHT SURVIVAL 」の次回大会の開催を発表。2022年9月17日(土)にメルパルクホール大阪で開催。メインイベントでは、日本スーパーフェザー級タイトルマッチで、坂晃典(仲里)と奈良井翼(RK蒲田)が対戦する。
「3150FIGHT」出場選手には、従来の相場のファイトマネーの「2倍」の金額を「現金」で支給する。
プロボクサーの中で、ボクシングのみで生活できるのは僅か一握りの選手というのが現状で、現在のプロボクサーの収入は決して魅力的とは言えない。さらに、ファイトマネーは現金ではなく、チケットで支給されることが多い。今後の目標は、プロボクサー達がボクシングのみで生活していける、魅力的な対価を得られる業界にしていくことだ。
会見では具体的なファイトマネーの金額も発表した。プロボクサーのファイトマネーの実際の金額は、公表されることは少ない。今回、具体的な金額をあえて公表することで、「プロボクサーが稼げるスポーツであること。プロボクサーを目指す子ども達が増えてくれること。」を願っての計画だ。
厳しい訓練を経て手に入れる「ファイトマネー」。ボクシングに関しては漫画などの知識しかないが、日本ランカーでもファイトマネーの相場は厳しいのは良く耳にします。年に何十試合もこなせるような競技ではないし、このような試みが浸透し魅力ある選手たちが増えれば市場の活性化にも繋がっていくことでしょう。
基本原則は「相場の2倍」であるが、魅力のある、市場でも競争力の高い選手については、さらに高い金額を提示するケースがあることも発表。
9月17日に行われる「3150FIGHT SURVIVAL vol.1」のメインイベント・日本スーパーフェザー級タイトルマッチに出場する両者のファイトマネーは、王者・坂晃典(仲里)が450万円、挑戦者で同級6位の奈良井翼(RK蒲田)が100万円となった。会見会場で初めて両者のファイトマネーが発表されると、選手本人を含め関係者からは驚きの声があがった。
「3150FIGHT SURVIVAL Vol.1 」概要
■日時:2022年9月17日(土)
開場 14:30 / 試合開始 15:30
■会場:メルパルクホール大阪
■メインイベント 日本スーパーフェザー級(58.9㎏)タイトルマッチ10回戦
王者 坂 晃典(仲里)27戦21勝(18KO)6敗(4KO)
vs
同級6位 奈良井 翼(RK蒲田)9戦8勝(7KO)1敗(1KO)
※その他のカードについては、後日公式ホームページなどで発表とのこと。
【チケットのお問い合わせ】
KWORLD3ボクシングジム:06-6652-4333
(12:00〜20:00 日曜日定休)
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