まんまるフォルムにとっても短い四肢。
「ぴー、ぴー」って鳴くこのカエルさん。
亜熱帯・熱帯の乾燥した場所を好み、多くの個体が砂漠に近い環境でみつかるそうで、
アフリカの砂漠地帯に生息していると言われているデザートレインフロッグ(和名 ナマカフクラガエル」)。
夜行性で、日中は砂が湿っている深さ(10〜20cm)まで掘られた巣穴で過ごします。
霧の多い夜や晴れた夜に地表へ現れ昆虫の幼虫などを食べるらしい。
このカエルの珍しい点は、オタマジャクシからではなくカエルのまま育つ「直接発生」という仕組みで育ちます。
幼虫卵は巣穴に産み付けて発育していくそう。
「ぴー、ぴー」と可愛く鳴くのはオス・メスともに一緒で、驚かされたときに鳴くようです。
可愛い声だけど、実際にぴーぴー鳴せるのは気がひけちゃいますね。
このカエルを調べると、アメフクラガエルも一緒に出てくることがあります。しかし、見た目が似ているだけで、このカエルとは別の種類です。
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