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豚汁の歴史と愛着:日本の伝統的な味わいと悩みの種

豚汁の歴史と愛着:日本の伝統的な味わいと悩みの種

エッセイ

 一気に冬らしくなりましたが、今年は暑さが続いたりと体調管理が難しい。そして、着ていく服もどうしてよいのやら。お昼は暖かいのに夜は寒いと特に困ります。とても悩ましい問題ではあるが今回は『豚汁』のお話。

 
 冷え込む季節にぴったりの温かい一杯、それが日本の誇る汁物「豚汁」。豚肉と、大根、にんじん、ゴボウ、サトイモなど根菜系を中心とした野菜を煮込んで、味噌で味付けした日本の誇る汁物『Butajiru』。うちでは『とんじる』って呼んでるけど英語だと『ぶたじる』なのね。どっちでも良いんだけど「TONJIRU」という呼び方の響きは個人的に好きなのです。今回は、単純に豚汁が好きというテーマで適当に書くつもりでしたが、少しは歴史を知っておくのも良いかなと思い調べてみました。

 豚汁は鹿児島県の郷土料理である薩摩汁(さつまじる)が原型とも発祥とも言われてるけど、いろいろな諸説があるみたいね。ちなみに薩摩汁は「サツマイモの入った汁」ってわけではなく、鶏肉や豚肉など肉入りの味噌汁をそう呼びます。江戸時代の肉食文化のなかった日本でも鹿児島地方だけは肉食の習慣があり、豚、鳥、兎などの汁料理があったそうで季節の野菜と煮込んで味噌汁として食べてたそうです。

 明治時代には国をあげて肉食を推奨していきます。この薩摩汁も明治陸軍の公式レシピ集「軍隊調理法」にも記載。その後、除隊した人たちが各地方へ広め、日本中へと普及していったそうです。

 豚汁は美味しい

 幼い頃は豚汁は苦手でした。煮物全般が嫌いだったのと味噌汁にごちゃごちゃおかずが入っているのはどうしてもダメだったのです。とにかく食べるのが面倒な点だけでダメでした。それが、いつ頃から好きになったかとか、食べられるキッカケになったのかはちゃんと覚えていませんが、お酒を飲める歳になり味覚が鈍ってきたのが一番なのでしょうか。こどもの味覚はおとなの3倍なんて話も聞いたことがあるけど、こどもの頃にもっといろいろな味を楽しめ好きになれていたら、わたしの今の世界が違っていたのかもしれません。

 
 ところで、豚汁って主食にもなっちゃう汁物料理ですが、それに合わせるおかずはどうしてますか?うちでは炊き込みご飯との組み合わせが多いです。外食時にはカツ丼に合わせたりもしますが、もうちょっと軽い汁物で良いかも。「今日は豚汁が食べたい」ってなった時に合わせるおかずが一番の難題。毎回悩むけど結局は炊き込みご飯に落ち着いてしまいます。でも、豚汁をたべるたびに悩んでしまうのでした。

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