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「挨拶じまい」なんて言葉はいつからなのだろう
 

「挨拶じまい」なんて言葉はいつからなのだろう

エッセイ

新年明けましておめでとうございます。

最後の更新から数ヶ月。らんま1/2が再アニメ化とか、「水耕栽培がもっと楽しくなる!ハイポニカってすごいよ!!」と言う記事を書いたのが、去年の最後だったような。

今日はなんの日?」は、12月くらいまで毎日投稿されるようになってたけど、あれは時間ある時にまとめて予約投稿していただけなのでした。

今年は、いっぱい投稿できるようにしよう!
と、言うことで2025年の一本目は年賀状について。

年賀状の起源は平安時代。「年始回り」というお世話になった方や親族に新年のあいさつをして回る習慣があり、直接会えない遠方の方へは、あいさつ代わりに手紙を送っていたそうで、それが年賀状の起源とされているみたいで歴史の長い風習なのですね。

そして、現在のスタイルになったきっかけは明治初期に登場した官製ハガキ。それ以降、年賀状を出すことが年始の恒例行事となっていくのです。

年賀状は、個人的に絵を描くのが好きだったので良い思い出が多い。
毎日のように会っている友人からでも、年賀状が送られてくるのはなんだか嬉しかった。あまり絡んだことのない子から送られてきたりなんて事もあったりと、ちょっとしたイベント感覚でした。

そんな、年賀状も携帯電話や電子メールの普及で一気に気持ちが変わってしまう。

年明けすぐの「あけおめ」メールを、大勢が一斉に送っていたので通信回線がパンクなんてこともありました。「回線がパンクするので、時間をずらして送信してください」なんて、ニュースになるほど。
この頃から、年賀状を送る機会が減っていった気がする。

その後は、個人情報保護法の制定(2005年執行)で、よほど親しい人でもなければ相手の住所なんて知ることもない。メアドさえ知ってれば新年の挨拶も済ませられるし、わざわざ「年賀状を送りたいから住所を教えて」なんて、聞くようなこともないのです。
個人的に引っ越しも多かったし、結構早く年賀状は送らなくなったかもしれない。

今はどうだろう。
「挨拶じまい」なんて言葉は最近よく聞くようになったような。

ところで、この年賀状じまいとは「今後は年賀状を出す事を辞める!」という意思を12月頭までに相手に直接伝えるということだそうだが、この年賀状じまいっていつ頃から言われ始めたのだろうか?

「今年限りで年賀状を出すのをやめる」というのは昔からあったんだけど、そのことを「挨拶じまい」と言い出したのは2010年代後半?からだそう。はっきりとは分からないですが、断捨離や就活などが流行り出した辺りなのかもしれない。

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恒例行事だった年賀状も、SNSの普及、郵便料金の値上げなど年々の減少傾向にあります。
これからも減り続けることは確定していると言ってもいい。

では、年賀状はこのまま無くなってしまうのか?
個人的に送ることはないが、無くなってしまうのは何だか寂しいのです。

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