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静岡県袋井市にある可睡斎には「トイレの神様」が実在する。

このトリビアについての解説

静岡県袋井市にある可睡斎は、禅宗の一派である曹洞宗の寺院として知られています。

この可睡斎には、ちょっと変わった存在、「東司(とうす)の神様」、つまりトイレの神様が祀られています。

その起源は、室町時代に遡ります。

可睡斎の住職であった禅師が、徳川家康をもてなす際、便所で食事を出したという逸話が残っています。

家康はそれを快く受け入れ、「禅僧は便所においても修行の場とする」という禅の精神に感銘を受けました。

以来、可睡斎では東司(トイレ)を清浄な場所として大切にし、そこに神様を祀るようになったのです。

可睡斎の東司は、「東司(とうす)」または「洗頭(せんず)」と呼ばれ、実際に使用されていた古い便所をそのまま保存・公開しています。

中には烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)という神様が祀られており、火の神であり、不浄を清める力を持つとされています。

この烏枢沙摩明王は、トイレの守護神として信仰されており、可睡斎では、毎年1月には「御手洗祭」という特別な祭りが行われ、多くの参拝客が訪れます。

トイレの神様にお参りすることで、健康長寿や厄除け、さらには家内安全のご利益があると信じられています。

トイレを大切にする心、清浄を保つことの重要性を教えてくれる、ちょっとユニークな場所です。

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