茨城県には、日光東照宮で有名な三猿より古くからある三猿が筑波山神社にある。
茨城県には、日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」で有名な三猿よりも古いとされる三猿像が、筑波山神社にひっそりと鎮座しています。
日光東照宮の三猿は江戸時代初期の作とされていますが、筑波山神社の三猿は、それよりも遡る室町時代に作られたと考えられています。
筑波山神社に三猿が置かれた経緯は定かではありません。一説には、猿が山の神の使いであると考えられていたこと、また、三猿の「見ざる・言わざる・聞かざる」の教えが、災いを避けるための処世術として広く受け入れられていたことが背景にあるとされています。
日光東照宮の三猿があまりにも有名であるため、筑波山神社の三猿は隠れた存在となっていますが、歴史の古さではこちらが先輩にあたります。
筑波山を訪れる際には、ぜひこの古参の三猿にも注目してみてください。
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