和歌山県の白良浜は砂の流出が激しいため、オーストラリアから砂を輸入している。
**白良浜の白い砂、実は外国産!?その秘密に迫る!**
和歌山県を代表する景勝地、白良浜。約620メートルにわたる白い砂浜は、その美しさから「日本のハワイ」とも呼ばれ、多くの観光客を魅了しています。しかし、この白砂、実はちょっとした秘密があるんです。
白良浜の砂は、石英を主成分とする非常に白い砂で、その美しさを保つためには定期的なメンテナンスが欠かせません。ところが、長年の波浪や観光客の増加などにより、砂の流出が深刻化。砂浜が痩せてしまうという問題に直面しました。
そこで、白良浜の景観を維持するため、1980年代後半からオーストラリアの西オーストラリア州にある砂丘から砂を輸入するようになったのです。輸入された砂は、白良浜の砂と性質が似ており、違和感なく景観を保つことができるため、現在も継続して行われています。
まさか日本の美しい砂浜の砂が、遠いオーストラリアからやってきているとは驚きですよね。この事実を知って白良浜を訪れると、また違った感慨深さがあるかもしれません。
▶︎いつもありがとう!
▶︎ SNS