4月15日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
病気の診断と治療を支える専門職に感謝: 世界医学検査デー (International Biomedical Laboratory Science Day)
臨床検査技師の国際的な組織である世界医学検査協会(IAMLT)が、1996年(平成8年)6月にノルウェーで開催された代議員会で制定しました。臨床検査が病気の診断、治療方針の決定、治療効果の判定、そして健康診断などに不可欠な役割を果たしていること、そしてその検査を担う臨床検査技師(Biomedical Laboratory Scientist)の専門性の重要性を、世界的に啓発することを目的としています。
Q: 世界医学検査デーは、どのような目的で制定されましたか?
A: 医療の質の向上に不可欠な「臨床検査」とその専門職である「臨床検査技師」の役割と貢献について、一般市民や他の医療専門職、政策決定者などの理解を深め、臨床検査分野の発展と国際的な連携を促進することを目的としています。
Q: なぜ4月15日が「世界医学検査デー」なのですか?
A: この記念日を制定した1996年の世界医学検査協会(IAMLT)代議員会において、国際的な啓発デーとしてこの日付が選ばれました。特定の日付に歴史的な由来があるというよりは、毎年この日に世界規模で臨床検査に関する啓発活動を行うために定められたと考えられます。(具体的な選定理由は情報がありませんが、春に行われる学会などと関連がある可能性も指摘されています)
Q: 臨床検査にはどのような種類がありますか?
A: 血液検査(赤血球数、白血球数、血糖値、コレステロール値など)、尿検査、便検査、心電図検査、超音波(エコー)検査、脳波検査、細菌検査、病理組織検査(生検など)、遺伝子検査など、非常に多くの種類があります。これらの検査結果は、医師が病状を正確に把握し、適切な診断と治療を行う上で重要な情報となります。
空飛ぶ機械の夢、ダ・ヴィンチの誕生日: ヘリコプターの日
ヘリコプターの運航事業者などで構成される一般社団法人 全日本航空事業連合会が1986年(昭和61年)に制定。日付は、ヘリコプターの実用化より遥か昔の15世紀に、その原理に通じる「空気ねじ(ヘリカル・エア・スクリュー)」のスケッチを残したとされる、イタリア・ルネサンス期の万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日(1452年4月15日)にちなんでいます。
Q: ヘリコプターの日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 垂直離着陸や空中停止(ホバリング)が可能という、飛行機にはない独自の能力を持つヘリコプターが、救急医療(ドクターヘリ)、災害救助、物資輸送、報道取材、人員輸送、農薬散布、送電線巡視など、社会の様々な場面で活躍しているその有用性と安全性を広くPRし、航空事業への理解を深めることを目的としています。
Q: なぜ4月15日が「ヘリコプターの日」なのですか?
A: 実際にヘリコプターを発明・開発したのはレオナルド・ダ・ヴィンチではありませんが、彼が残した「空気ねじ」のアイデアスケッチが、回転翼によって揚力を得て垂直に上昇するというヘリコプターの基本原理を示唆していたことから、その先見性を称え、彼の誕生日である1452年4月15日を記念日としました。
Q: ヘリコプターが実用化されたのはいつ頃ですか?
A: 20世紀に入ってから本格的な開発が進み、1930年代後半から1940年代にかけて、イーゴリ・シコールスキー(ロシア出身のアメリカ人)らによって実用的なヘリコプターが登場しました。特に第二次世界大戦後、その性能は飛躍的に向上し、様々な分野で活用されるようになりました。
夢と魔法の王国、日本にオープン!: 東京ディズニーランド開園記念日
1983年(昭和58年)4月15日に、千葉県浦安市舞浜に、アメリカ国外では初となるディズニー・テーマパーク「東京ディズニーランド(TDL)」がグランドオープンしたことを記念する日です。「夢と魔法の王国」をテーマに、多くのアトラクションやエンターテイメントで、開業以来、世代を超えて多くの人々に愛され続けています。
Q: 東京ディズニーランド開園記念日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 公式に制定された記念日ではありませんが、日本のレジャー・エンターテイメント業界、そして多くの人々のライフスタイルに大きな影響を与えた「東京ディズニーランド」の開園という画期的な出来事を記念する日として、運営会社であるオリエンタルランド、キャスト(従業員)、そして多くのファンによって特別な日として認識され、祝われています。
Q: なぜ4月15日が「東京ディズニーランド開園記念日」なのですか?
A: 1983年(昭和58年)4月15日に、多くの期待と注目を集めて千葉県浦安市に東京ディズニーランドがグランドオープンした、まさにその日付に基づいています。この日から、日本のテーマパークの歴史が新たな時代を迎えました。
Q: 東京ディズニーランドの成功の要因は何でしょうか?
A: ウォルト・ディズニーが創り上げた世界観の徹底的な再現、非日常的な空間演出、質の高いアトラクションやショー、そして「キャスト」と呼ばれる従業員によるホスピタリティあふれるサービスなどが、多くの人々を魅了し、高いリピート率につながっていると考えられます。常に新しいエンターテイメントを提供し続けていることも大きな要因です。
指でつまめるホットスナック誕生: からあげクン誕生日
大手コンビニエンスストア「ローソン」の人気ホットスナック「からあげクン」の誕生日として、販売元の株式会社ローソンと、製造元の一つである株式会社ニチレイフーズが制定。日付は、「からあげクン」が初めてローソンの店頭で発売された1986年(昭和61年)4月15日に由来します。

Q: からあげクン誕生日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 発売以来、ローソンの看板商品として長年にわたり多くの人々に愛され続けている「からあげクン」の誕生を祝い、その美味しさや手軽さといった魅力を改めてアピールするとともに、顧客への感謝の意を示すことを目的としています。毎年この時期には、記念フレーバーの発売やキャンペーンが行われることがあります。
Q: なぜ4月15日が「からあげクン誕生日」なのですか?
A: 1986年(昭和61年)4月15日に、ローソンの店舗で「からあげクン」が初めて発売された、まさに商品が誕生した日付に基づいています。
Q: 「からあげクン」はどのようにして開発されたのですか?
A: 当時、若者の間で人気だったアメリカンドッグに続く、新しいホットスナックとして開発されました。車の中などでも手軽に、指でつまんで食べられるように、一口サイズの国産若鶏むね肉を使用し、衣をつけて揚げるというスタイルが考案されました。ネーミングも、親しみやすさを意識してつけられました。
Q: 定番の味以外にどんな味がありますか?
A: 定番の「レギュラー」「レッド」「北海道チーズ」などに加え、地域限定フレーバー(例:九州ゆず胡椒マヨネーズ味)や、アニメ・ゲームとのコラボフレーバー、季節限定フレーバーなど、これまでに数百種類以上の味が発売されており、その種類の豊富さも魅力の一つです。