4月22日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
「よ(4)い夫婦(22)」で感謝を伝え合う日: よい夫婦の日
出版社である株式会社講談社が1994年(平成6年)に制定。日付は「よ(4)いふうふ(22)」(良い夫婦)と読む語呂合わせから。1994年が国連の定めた「国際家族年」であったことも制定のきっかけの一つです。
Q: よい夫婦の日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 夫婦という最も身近なパートナーシップを見つめ直し、お互いを尊重し、日頃の感謝の気持ちを伝え合うことの大切さを再認識するきっかけを提供することを目的として制定されました。より良い夫婦関係を築くことを奨励しています。(なお、11月22日も「いい夫婦の日」として広く知られています。)
Q: なぜ4月22日が「よい夫婦の日」なのですか?
A: 「4(よ)い22(ふうふ)」という、覚えやすくポジティブなイメージを持つ語呂合わせから、この日付が選ばれました。新年度が始まり、新たな生活リズムの中でパートナーシップを見つめ直す時期としても適しています。
Q: パートナーへの感謝を伝えるアイデアは?
A: 改めて「ありがとう」と口に出して伝える、手紙やメッセージカードを書く、ちょっとしたプレゼント(花やお菓子など)を贈る、一緒に食事をする時間を作る、家事を分担したり手伝ったりする、などが考えられます。普段なかなかできない感謝の表現を試してみる良い機会です。
公衆衛生の向上へ、ごみ収集制度確立: 清掃デー
1954年(昭和29年)4月22日に、それまでの「汚物掃除法」に代わり、ごみの収集・処理や公衆衛生の維持に関する基本を定めた「清掃法」が制定・公布されたことを記念する日です。この法律により、ごみ収集が市町村の責任で行われることが明確になりました。
Q: 清掃デーは、どのような目的で制定されましたか?
A: 特定の制定団体があるわけではありませんが、戦後の日本の公衆衛生の向上と、清潔な生活環境の実現に大きく貢献した「清掃法」の制定という歴史的な出来事を記念する日として認識されています。廃棄物問題や環境美化への意識を高めるきっかけとなる日です。
Q: なぜ4月22日が「清掃デー」なのですか?
A: 1954年(昭和29年)4月22日に、「清掃法」が制定・公布された、まさにその歴史的な日付に基づいています。この法律は、その後の「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法、1970年制定)の基礎となりました。
Q: 清掃法の制定は、人々の暮らしにどのような影響を与えましたか?
A: それまで地域や個人レベルで行われることが多かったごみの収集・処理が、市町村の行政サービスとして制度化され、より衛生的かつ効率的に行われるようになりました。これにより、伝染病の予防や生活環境の改善が進み、公衆衛生が大きく向上しました。清潔な街づくりへの意識も高まりました。
変幻自在!地球と仲良し: バーバパパの日
フランスの絵本作家アネット・チゾンとタラス・テイラー夫妻によって生み出され、世界中で愛されているキャラクター「バーバパパ」の記念日です。制定したのは、権利元のアネット・チゾン&タラス・テイラーおよび日本のライセンスエージェントである株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー。日付は、バーバパパが春に庭で生まれたという設定と、同日が地球環境について考える国際的な記念日「アースデー(地球の日)」であり、自然や動物を愛するバーバパパ一家の理念と深く通じ合うことから選ばれました。

Q: バーバパパの日は、どのような目的で制定されましたか?
A: どんな形にも変身できる不思議な生き物「バーバパパ」とその個性豊かな家族(バーバママと7人の子どもたち)が織りなす物語を通じて、家族愛、多様性の受容、環境保護、動物愛護といった普遍的で大切なテーマやメッセージを、改めて多くの人に伝え、キャラクターへの親しみを深めてもらうことを目的としています。
Q: なぜ4月22日が「バーバパパの日」なのですか?
A: バーバパパが庭で生まれた季節が春であるという設定と、4月22日が地球環境保全への意識を高める国際デー「アースデー(地球の日)」であることが大きな理由です。バーバパパの絵本には、自然を大切にし、動物たちと仲良くするというメッセージが多く込められており、アースデーの理念と非常に親和性が高いことから、この日が記念日として選ばれました。
Q: バーバパパの家族にはどんなメンバーがいますか?
A: パパの「バーバパパ」(ピンク色)、ママの「バーバママ」(黒色)、そして7人の子どもたちがいます。子どもたちはそれぞれ色と個性が異なり、発明家の「バーバピカリ」(青色)、芸術家の「バーバモジャ」(黒色、毛深い)、読書家の「バーバリブ」(オレンジ色)、音楽家の「バーバララ」(緑色)、おしゃれな「バーバベル」(紫色)、力持ちでスポーツ好きな「バーバブラボー」(赤色)、動物好きで優しい「バーバズー」(黄色)がいます。
母なる地球に感謝し行動する日: アースデー(地球の日)
地球環境について考え、行動する日として提案された国際的な記念日です。1970年4月22日に、アメリカのゲイロード・ネルソン上院議員が環境問題についての討論集会の開催を呼びかけ、これが「アースデー」の始まりとなりました。現在では、世界各地で地球環境保護への意識を高めるための様々なイベントが開催されています。
Q: アースデーはどのような目的で始まったのですか?
A: 1960年代後半、アメリカでは公害や環境破壊が深刻化していました。ネルソン上院議員は、環境問題に対する国民の関心を高め、政治的な行動を促すために、学生運動のエネルギーを借りて全国規模での討論集会(ティーチ・イン)を呼びかけました。これが大きな反響を呼び、環境問題への取り組みを象徴する日となりました。
Q: なぜ4月22日が選ばれたのですか?
A: 多くの学生が参加しやすいように、春休みと期末試験の間の水曜日として、1970年の4月22日が選ばれました。天候も比較的安定している時期であることも考慮されたと言われています。
Q: アースデーにはどのような行動が推奨されていますか?
A: ゴミ拾いなどの地域清掃活動への参加、植林活動、省エネルギーやリサイクルの実践、環境問題に関するイベントやセミナーへの参加、環境に配慮した製品の選択、自然に触れる機会を持つことなどが推奨されています。地球環境のために、一人ひとりができることを考え、行動する日です。