8月18日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
夏の風物詩、甲子園の原点が始まった日: 高校野球記念日
1915年(大正4年)のこの日、大阪府の豊中球場で第1回「全国中等学校優勝野球大会」が開会した。
Q: なぜこの日が「高校野球記念日」なのですか?
A: 1915年(大正4年)8月18日に、現在の全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の前身である「第1回全国中等学校優勝野球大会」の開会式が、大阪府の豊中グラウンド(豊中球場)で行われたことに由来します。
Q: 第1回大会はどのような様子でしたか?
A: 全国各地から予選を勝ち抜いた10校が参加しました。当時はまだ甲子園球場はなく、観客席も簡素なものでしたが、中等学校の野球日本一を決める初めての全国大会として注目を集めました。優勝したのは京都二中(現在の鳥羽高校)でした。
Q: なぜ「高校野球」と呼ばれるようになったのですか?
A: 戦後の学制改革により、旧制中等学校が高等学校となったため、大会名も「全国高等学校野球選手権大会」と改称されました。しかし、旧制中学時代からの歴史と伝統を受け継いでいることから、「高校野球」として広く親しまれています。
お米への感謝を込めて、米麺を楽しむ日: ビーフンの日
ビーフン協会が制定。ビーフン(米粉)はその名の通りお米でできた麺。大切なお米に感謝の気持ちを込めて八十八を組み合わせた「米」の字に由来する8月18日を記念日とした。
Q: なぜ8月18日が「ビーフンの日」なのですか?
A: ビーフンの原料である「米」という漢字が、「八」「十」「八」を組み合わせた形に見えることから、数字の「八十八」にちなんで8月18日を記念日として、ビーフン協会が制定しました。お米への感謝の意も込められています。
Q: ビーフンはどこの国の食べ物ですか?
A: 中国福建省南部が発祥とされ、東南アジア各地(台湾、ベトナム、タイ、シンガポール、マレーシアなど)で広く食べられています。米を原料とした麺の総称ですが、地域によって太さや形状、調理法が異なります。
Q: ビーフンはどのように調理するのが一般的ですか?
A: 日本では、野菜や肉などと一緒に炒める「焼きビーフン」がポピュラーですが、スープに入れて汁麺として食べたり、サラダの具材にしたりすることもあります。グルテンフリーの麺としても注目されています。
「米」の字に込めた願い、バランスの良い食事を考える日: 健康食育の日
一般社団法人・日本健康食育協会(JHE)が制定。日付は「8(八)」と「18(十八)」で「八十八=米」という漢字になることから。

Q: なぜ8月18日が「健康食育の日」なのですか?
A: 日本人の主食である「米」という漢字が「八十八」に分解できることから、一般社団法人日本健康食育協会が8月18日を記念日として制定しました。お米(ごはん)を中心としたバランスの良い日本型食生活(健康食育)の重要性を伝える日です。
Q: 「食育」とは具体的にどのようなことですか?
A: 食に関する知識と、健康的な食生活を選択する判断力を身につけ、健全な食生活を実践できる人間を育てることです。単に栄養バランスだけでなく、食文化の継承、食べ物への感謝の心、食料問題への関心なども含まれます。
Q: 日本健康食育協会はどのような活動をしていますか?
A: 食と健康に関する正しい知識を広めるためのセミナーや講演会の開催、健康食育に関する資格認定(健康食育シニアマスター等)などを行っています。食を通じて人々の健康寿命を延ばすことを目指しています。
歯と歯の間のケアを促す、ユニークな見立て記念日: 糸ようじの日
小林製薬株式会社が制定。日付は「歯(8)と歯(8)の間に糸(1)」が通っているように見えることから。「糸ようじ」が1987年(昭和62年)11月に誕生し、2017年(平成29年)に30周年を迎えたことを記念したもの。
Q: なぜ8月18日が「糸ようじの日」なのですか?
A: 日付の「8」を「歯」、「1」を「糸」に見立て、「歯(8)と歯(8)の間に糸(1)を通す」という、糸ようじの使用シーンを表すユニークな語呂合わせ(見立て)から、製造元の小林製薬株式会社が制定しました。同社製品「糸ようじ」の発売30周年を記念したものでもあります。
Q: 糸ようじを使うメリットは何ですか?
A: 歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間の歯垢(プラーク)や食べかすを効果的に除去することができます。これにより、虫歯や歯周病、口臭の予防につながります。特に、デンタルフロスを指に巻くのが苦手な人でも手軽に使えるのが特徴です。
Q: 糸ようじとデンタルフロスの違いは何ですか?
A: どちらも歯間の清掃に使うものですが、デンタルフロスは糸だけのものを指し、指に巻き付けて使います。一方、糸ようじは、柄(ホルダー)にフロス(糸)が取り付けられており、持ちやすく操作しやすい形状になっています。糸ようじには、糸の部分とピック(爪楊枝)の部分が一体になったタイプもあります。
日本人の主食、お米への感謝を新たにする日: 米の日
「米」という漢字は、「八」「十」「八」に分解できます。これは、お米が収穫されるまでに88回もの手間がかかると言われていることに由来するとされ、お米一粒一粒への感謝の気持ちを表しています。このことから、毎月18日や、特に8月18日を「米の日」とする動きがあります。
Q: なぜ毎月18日や8月18日が「米の日」とされるのですか?
A: 主に「米」の字の成り立ち(八十八)に由来します。お米作りには多くの手間と時間がかかることへの感謝と、日本人の主食であるお米の大切さを再認識する日とされています。特に8月18日は、「ビーフンの日」や「健康食育の日」の由来とも重なっています。
Q: お米にはどのような栄養がありますか?
A: 主な栄養素は炭水化物(糖質)で、体を動かすためのエネルギー源となります。その他にも、タンパク質、ビタミンB群、ミネラル、食物繊維なども含んでいます。玄米には特にビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。
Q: 日本にはどのくらいの種類のお米がありますか?
A: 日本で栽培されているお米の品種は非常に多く、食用(うるち米、もち米)だけでも数百種類あると言われています。コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれなどが有名ですが、地域ごとに特色ある品種が開発・栽培されています。