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歴史 雑学 89

歴史 No.89|モーツァルトは「俺の尻をなめろ」という曲を作ったことがある

モーツァルトは「俺の尻をなめろ」という曲を作ったことがある

このトリビアについての解説

モーツァルトと「Leck mich im Arsch」について ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが「俺の尻をなめろ」というタイトルの曲を作ったというのは、半ば伝説のような話ですが、完全に事実です。

この曲は、正確には単独の歌曲ではなく、モーツァルトが複数の作曲家と共同で手がけた遊び心満載の作品集の中の一曲です。

具体的には、1782年頃に書かれたとされる6声のカノン(輪唱)、K. 231 (K. 382c) が該当します。

オリジナルの歌詞は、ドイツ語の下品な俗語である「Leck mich im Arsch」(レック・ミッヒ・イム・アルシュ)です。

直訳すると「俺の尻をなめろ」となり、現代風に言えば「くそくらえ」や「ふざけるな」に近いニュアンスでしょう。

なぜモーツァルトがこのような下品な言葉を使ったのかは、正確にはわかっていません。

当時の宮廷や音楽家仲間内では、このようなユーモアが許容されていたのかもしれません。

また、モーツァルト自身が、型破りな性格の持ち主だったことも影響しているでしょう。

現在では、このカノンの歌詞は、より穏当な表現に置き換えられることもあります。

例えば、「Lass uns froh sein!」(ラース・ウンス・フロー・ザイン!=楽しくやろうぜ!)といった歌詞が使われることもあります。

モーツァルトの音楽の才能は疑いようもありませんが、時折見せるお茶目な一面も、彼の魅力の一つと言えるでしょう。

このカノンは、モーツァルトの人間味あふれる一面を垣間見ることができる、興味深い作品です。

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