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歴史 雑学 104
歴史 No.104|イギリスとポルトガルは戦争をしたことがない。
イギリスとポルトガルは戦争をしたことがない。
このトリビアについての解説
説明: 「イギリスとポルトガルは戦争をしたことがない」というトリビアは、長年にわたり広まっている通説です。
これは概ね正しいものの、完全に正確ではありません。
実際には、1381年から1382年にかけて、 「第三次フェルナンド戦争」という小規模な戦闘が勃発しています。
これは、イングランド王国がポルトガル王国と同盟を結び、 カスティーリャ王国と戦ったものでした。
しかし、この戦争におけるイングランドの役割は、 主にポルトガルを支援する傭兵の派遣に留まり、 本格的な軍事衝突とは言い難いものでした。
また、1662年にイングランド王チャールズ2世が ポルトガルからタンジールとボンベイを割譲された際、 対価としてポルトガルへの軍事支援を約束しています。
これは、ポルトガルがスペインとの間で ポルトガル王政復古戦争を戦っていた時期にあたります。
イングランドはポルトガルを支援しましたが、 直接的な戦争という形ではありませんでした。
したがって、「イギリスとポルトガルは戦争をしたことがない」というトリビアは、 厳密には誤りであるものの、 両国間の歴史的な同盟関係の深さを強調していると言えるでしょう。
両国は長きにわたり友好関係を築いており、 数々の条約や協定を通じて協力関係を深めてきました。
このため、直接的な敵対関係に陥ることは稀であり、 通説が生まれた背景には、 両国の平和的な関係の歴史があると考えられます。




