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歴史 雑学 136
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シチリア島には芥川龍之介の『蜘蛛の糸』そっくりな民話がある。
このトリビアについての解説
芥川龍之介の短編小説『蜘蛛の糸』は、地獄に堕ちた大泥棒カンダタが、生前に一度だけ助けた蜘蛛のおかげで、一本の蜘蛛の糸を垂らされ、そこから極楽へ登ろうとするも、利己的な心から失敗するという物語です。
実は、この物語と酷似した民話が、遠く離れたシチリア島に存在します。
これは驚くべき偶然と言えるでしょう。
シチリアの民話では、主人公はカンダタのように悪人ではなく、むしろ貧しいながらも信心深い男である場合が多いようです。
物語の展開もほぼ同じで、天から垂れてきた糸を登ろうとするものの、途中で他の人々が登ってくるのを見て、「これは俺の糸だ!」と叫んだ瞬間に糸が切れて、地獄へ逆戻り…というオチも一緒です。
この類似性については、いくつかの説があります。
- インド起源説: 仏教説話がシルクロードを経て、ヨーロッパや日本に伝播したという説です。
『蜘蛛の糸』自体が仏教説話を元にしているため、この可能性は高いと言えるでしょう。
- 普遍的な人間の心理描写: 利己的な心がもたらす悲劇というテーマは、時代や場所を超えて共感を呼ぶ普遍的なもの。
そのため、偶然にも似たような物語が生まれた、という説もあります。
いずれにしても、シチリアの民話と『蜘蛛の糸』の類似性は、文化や地域を超えた物語の力を感じさせる興味深い事例と言えるでしょう。
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pon-poo
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