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歴史 雑学 59

歴史 No.59|フルマラソンの距離は女王のわがままで決まった

フルマラソンの距離は女王のわがままで決まった

このトリビアについての解説

フルマラソンの距離は女王のわがままで決まった…? これは半分本当で、半分はロマンチックな創作です。

フルマラソンの距離が42.195km(26.2マイル)に決定したのは、1908年のロンドンオリンピックでの出来事がきっかけです。

当時のマラソンは、開催地によって距離が変動していました。

ロンドン大会では、当初、ウィンザー城からホワイトシティ・スタジアムまで約40km(25マイル)の予定でした。

しかし、アレクサンドラ王妃(当時はプリンセス・オブ・ウェールズ)が、スタート地点を「ウィンザー城の庭から見える場所にしてほしい」と要望したため、距離が少し延びました。

さらに、スタジアム内では、ゴール地点をロイヤルボックスの前に設定するように変更されたため、最終的に42.195kmとなったのです。

つまり、「女王のわがまま」というよりは、「王族への配慮」が距離決定に影響を与えたと言えるでしょう。

その後、1921年に国際陸上競技連盟(IAAF)がこの距離を正式なマラソンの標準距離として採用し、現在に至っています。

したがって、伝説の様に「わがまま」という表現は正確ではありませんが、王室の要望が現在のマラソン距離のルーツにあるのは事実です。

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