ドライクリケットの記事を読まれる方が多かったので、昔からある食品添加物で似たようなものをご紹介します。
わたしが幼少のころ先生に「コチニールは虫だよ」って聞いたのが印象に残りました。コチニールは食品や化粧品の着色料として古くから利用されています。中南米原産の昆虫でコチニールカイガラムシ(別名 エンジムシ)の虫体に含まれる色素成分の含有量が多いため、このコチニールカイガラムシがもっともよく利用され養殖されています。
それを聞いた当時は、ある飲み物が飲めなくなりました。その教えてくれた先生の否定的な言動が強く残った事もあり余計にさけるようになっていたのかもしれません。今でもその印象は販売されていますが、大丈夫でも敬遠しちゃってます。ただ、このコチニール色素は非常に多くの食品や化粧品に利用されているので、今は気付かず摂取や使用しているでしょう。
今回コチニール色素についてご紹介したのは、虫を使った添加物などは当たり前に使われているとお伝えしたかっただけです。ご紹介する動画もショッキングな映像ではなく、伝統的に利用されてきた天然の染料についてのドキュメンタリー映像になります。
Eugenio Monesma – Documentalesさんの動画から。
「コチニールカイガラムシと食品や布地の天然赤色染料としての伝統的な使用|ドキュメンタリー映画」
最後に、コオロギとこの虫と違う印象をもつのは「必要として利用されたかどうか」という事です。
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