2月13日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
1946年(昭和21年)のこの日、国際連合によって「国際連合放送(United Nations Radio)」が開設されたことを記念し、ユネスコ(UNESCO)が2011年に制定、翌2012年に国連総会で承認された国際デーです。ラジオが情報へのアクセス、表現の自由、教育、災害時の緊急連絡手段など、社会において果たす重要な役割を再認識し、その発展を促進することを目的としています。
Q: なぜラジオは今でも重要だと考えられているのですか?
A: ラジオは、インターネット環境がない地域や、文字を読むことが困難な人々にとっても、安価でアクセスしやすい情報源です。特に災害時には、電力供給が不安定な状況でも電池で動作し、地域に密着した重要なライフライン情報を提供できるメディアとして、その価値が見直されています。また、多様な意見や文化を発信するプラットフォームとしての役割も担っています。
Q: 国際連合放送はどのような役割を果たしていますか?
A: 国際連合放送(UN Radio)は、国連の活動や国際問題に関するニュース、特集番組などを制作し、世界中の放送局に提供しています。国連の理念である平和、開発、人権などのテーマについて、多言語で情報を発信し、国際理解の促進に貢献しています。
1875年(明治8年)2月13日に、明治政府が太政官布告として「平民苗字必称義務令」を発令し、すべての国民に苗字(名字・姓)を名乗ることを義務付けたことを記念する日です。それ以前の1870年(明治3年)には、それまで貴族や武士などに限定されていた苗字の使用を平民にも許可する「平民苗字許可令」が出されていましたが、なかなか普及しなかったため、義務化に踏み切りました。
Q: なぜ明治政府は平民にも苗字を名乗ることを義務付けたのですか?
A: 近代的な戸籍制度を確立し、国民一人ひとりを正確に把握するためでした。税の徴収、徴兵、教育などの行政を効率的に行う上で、個人の特定を容易にする苗字が必要とされたのです。これにより、国民皆が姓を持つという現在の形が整いました。
Q: 苗字を持っていなかった人々は、どのようにして苗字を決めたのですか?
A: 多くの人は、住んでいる地名、地形(山、川、田など)、職業、先祖代々の屋号、仕えていた領主や寺社など、様々な由来から苗字を選び、役所に届け出ました。中には、名主や僧侶、役人などに相談して付けてもらったケースもあったようです。この時期に多様な苗字が創設されたと言われています。
日付の「ニーサ(213)」と読む語呂合わせから、少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」の普及・促進を目的として制定された記念日です。NISA制度は、個人の資産形成を支援するために2014年(平成26年)1月から開始されました。
Q: NISA制度とは具体的にどのような制度ですか?
A: NISAは「少額投資非課税制度」の愛称です。通常、株式や投資信託などの金融商品に投資して得られた利益(配当金や売却益)には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内で毎年一定金額の範囲内(非課税投資枠)で購入した金融商品から得られる利益が非課税になる制度です。個人の長期的な資産形成を後押しすることを目的としています。
Q: なぜ「NISAの日」という記念日が作られたのですか?
A: 「ニーサ(213)」という覚えやすい語呂合わせを利用して、NISA制度の認知度を高め、より多くの人に投資を通じた資産形成に関心を持ってもらうきっかけを作るために、証券業界などが中心となって制定したと考えられます。制度のPR活動などが行われることがあります。
Q: NISAにはどのような種類がありますか?
A: 2024年1月から新しいNISA制度が始まりました。これには、主に投資信託を対象とした「つみたて投資枠」(年間120万円まで)と、上場株式や投資信託などを対象とした「成長投資枠」(年間240万円まで)の二つの枠があり、併用も可能です。非課税で保有できる期間が無期限化され、生涯にわたる非課税保有限度額(総枠1,800万円、うち成長投資枠は1,200万円まで)が設けられています。
高知県の特産果樹である「土佐文旦(とさぶんたん)」の美味しさをより多くの人に知ってもらうために、生産者や農協、県などで組織される「土佐文旦振興対策協議会」が制定しました。日付は、土佐文旦の出荷最盛期であり、「土佐(とさ=13日)」と「文旦(ぶんたん=Bの字に似ていることから2月)」を組み合わせたという説もありますが、明確な由来は公表されていません。
Q: 土佐文旦はどのような果物ですか?特徴は何ですか?
A: ザボンの一種で、高知県を代表する冬の果物です。グレープフルーツほどの大きさで、厚い皮に包まれた果肉は、爽やかな香りと上品な甘酸っぱさ、そしてプリプリとした独特の食感が特徴です。旬は主に1月から3月頃です。
Q: 土佐文旦の美味しい食べ方を教えてください。
A: 外皮にナイフで切り込みを入れて厚い皮を剥き、薄皮(じょうのう膜)も剥いて果肉だけを取り出して食べるのが一般的です。そのまま生で食べるのが最も風味を楽しめますが、サラダのトッピングやゼリー、ジャムなどに加工しても美味しくいただけます。皮は砂糖漬け(ピール)にすることもできます。
Q: なぜ2月13日が記念日なのですか?
A: 土佐文旦の出荷がピークを迎える時期であることと、PRしやすい日付を選んだと考えられます。前述のように「土佐=13日、文旦=2月」とする説もありますが、公式な由来としては明記されていないため、主に旬の時期に合わせて制定された記念日と捉えるのが良いでしょう。
文化庁が2020年(令和2年)に制定しました。日付は「に(2)ほんい(1)さん(3)」と読む語呂合わせからです。日本各地の魅力あふれる文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定し、国内外へ戦略的に発信していくことで、地域活性化を図ることを目的としています。
Q: 日本遺産とはどのようなものですか?
A: 個別の文化財(建造物や遺跡など)を点として登録する世界遺産や国宝・重要文化財とは異なり、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語る「ストーリー」を文化庁が認定するものです。そのストーリーを構成するために必要な、地域に点在する有形・無形の文化財群を「面」として一体的に整備・活用し、国内外に発信していきます。
Q: なぜ「日本遺産の日」が制定されたのですか?
A: 「に(2)ほんい(1)さん(3)」という親しみやすい語呂合わせを通じて、日本遺産への国民の関心を高め、その価値や魅力をより広く知ってもらうことを目的として制定されました。この日を中心に、各地の日本遺産に関連するイベントや情報発信が行われることがあります。
Q: 日本遺産に認定されると、地域にとってどのようなメリットがありますか?
A: 認定されたストーリーや構成文化財は、国内外への広報や観光誘客に活用され、地域のブランド力向上や活性化につながることが期待されます。また、文化庁からの補助金などを活用して、文化財の保存・活用や、案内板の設置、多言語解説の整備、人材育成など、魅力向上に向けた取り組みを進めることができます。
* 1219年 - 源実朝が暗殺される
* 1542年 - キャサリン・ハワードが処刑される
* 1668年 - スペインがポルトガルを独立国として承認する
* 1689年 - ウィリアム3世とメアリー2世が共同統治者に即位
* 1875年 - 平民苗字必称義務令が布告される
* 1895年 - リュミエール兄弟がシネマトグラフの特許を取得する
* 1945年 - ブダペスト包囲戦が終結する
* 1945年 - ドレスデン爆撃が行われる
* 1946年 - GHQが改正憲法草案(マッカーサー草案)を日本政府に手交する
* 1960年 - フランスが初の核実験を実施する
* 2008年 - オーストラリア首相がアボリジニに公式謝罪する
* 2017年 - 金正男が暗殺される
* 神武天皇、初代天皇 (前711年)
* オスマン1世、オスマン帝国初代皇帝 (1258年)
* マリー・ド・ブルゴーニュ、ヴァロワ朝ブルゴーニュ公国最後の君主 (1457年)
* アレクサンデル7世、第237代ローマ教皇 (1599年)
* 松平頼純、初代伊予国西条藩主 (1641年)
* タレーラン=ペリゴール、政治家、フランス首相、外交官 (1754年)
* 蔦屋重三郎、出版人 (1750年)
* ランドルフ・チャーチル卿、イギリス大蔵大臣 (1849年)
* フョードル・シャリアピン、オペラ歌手 (1873年)
* 宮本百合子、作家 (1899年)
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