2月20日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
1878年(明治11年)のこの日、「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定され、「旅券」という用語が日本の法令上初めて使用されたことにちなんで、外務省が1998年に制定しました。
Q: なぜ2月20日が旅券の日なのですか?
A: 1878年(明治11年)2月20日に、海外へ渡航する日本国民を保護・証明するためのルール「海外旅券規則」が制定され、日本の法律文書で初めて「旅券」という言葉が用いられました。この日本のパスポート制度の始まりとも言える歴史的な日を記念しています。
Q: 「旅券」はパスポートと同じものですか?
A: はい、一般的に私たちが「パスポート」と呼んでいるものが、日本の法律上の正式名称では「旅券」です。これは、外国へ旅行する際に、日本政府がその人の国籍や身分を証明し、安全な旅行のために必要な保護と援助を外国の関係機関に要請する重要な公文書です。
Q: 制定当時の旅券はどのようなものでしたか?
A: 明治初期の旅券は、現在の国際標準の冊子型とは大きく異なり、一枚の和紙に氏名、年齢、身分、渡航目的、渡航先などが墨で書かれた賞状のような形式でした。持ち運びや偽造防止の観点から、時代と共に形状や仕様が変化してきました。
2007年(平成19年)の国連総会で採択され、2009年から実施されている国際デーです。貧困の撲滅、差別の撤廃、完全かつ生産的な雇用の促進、ジェンダー平等、すべての人々の社会的な幸福と正義へのアクセスなどを目標とし、国際社会全体でこれらの課題に取り組む意識を高める日とされています。
Q: なぜ「社会正義」が世界的なテーマとなっているのですか?
A: グローバル化が進む一方で、世界には依然として貧困、格差、紛争、環境破壊など、多くの人々が尊厳を持って生きることを妨げる様々な問題が存在します。これらの問題は相互に関連しており、国境を越えた協力なしには解決できません。「社会正義」は、すべての人々が平等な権利と機会を持ち、平和で持続可能な社会を築くための基本的な原則として、国際社会共通の目標となっています。
Q: この日に向けて、どのような取り組みが行われていますか?
A: 国連や各国政府、NGO、市民団体などが、社会正義に関する課題についてのセミナーや会議、キャンペーン、教育プログラムなどを実施します。貧困削減、労働者の権利保護、教育へのアクセス改善、差別撤廃など、具体的な行動を促すための議論や提言が行われます。
Q: 私たち個人にできることはありますか?
A: まずは国内外の社会問題に関心を持ち、ニュースや書籍などを通じて学ぶことが大切です。フェアトレード製品の購入や、信頼できる支援団体への寄付なども具体的な行動の一つです。また、日常生活において、多様な背景を持つ人々を尊重し、差別や偏見に基づかない言動を心がけることも、身近な社会正義の実践と言えるでしょう。
免疫学者の石坂公成(いしざか きみしげ)・照子(てるこ)夫妻が、アレルギー反応を引き起こす主要な原因物質である抗体「免疫グロブリンE(IgE)」を発見したことを記念して、公益財団法人 日本アレルギー協会が1995年に制定しました。IgE発見に関する論文が米国の学術雑誌に提出・受理されたのが1966年2月20日だったことにちなんでいます。
Q: IgE抗体の発見は、アレルギー治療にどう繋がったのですか?
A: この発見以前は、アレルギーがなぜ起こるのか正確なメカニズムが不明でした。IgE抗体がアレルギー反応の引き金となることが特定されたことで、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を特定する検査法の開発や、IgE抗体の働きを抑える治療薬(抗IgE抗体薬など)の開発が可能になりました。これにより、アレルギー疾患の診断と治療が大きく進歩しました。
Q: 日本アレルギー協会はどのような活動をしていますか?
A: アレルギー疾患に関する正しい知識の普及啓発、アレルギー専門医の育成支援、患者さんやその家族への情報提供・相談事業、アレルギー研究の推進など、多岐にわたる活動を行っています。「アレルギーの日」や「アレルギー週間」(2月17日~23日)には、全国各地で講演会やイベントなどを開催し、アレルギーに対する社会全体の理解促進に努めています。
Q: アレルギーで悩む人に対して、周りはどのように接すると良いですか?
A: まず、アレルギーは単なる好き嫌いではなく、時には命に関わる深刻な病気であることを理解することが重要です。特に食物アレルギーを持つ人に対しては、食事内容の確認や、アレルゲン除去への配慮が必要です。症状が出た場合の対応(エピペンの使用法など)を知っておくことも大切です。患者さんの気持ちに寄り添い、正しい知識に基づいてサポートすることが求められます。
1607年(慶長12年)2月20日に、歌舞伎の創始者とされる出雲阿国(いずものおくに)が、江戸城で将軍・徳川家康や諸大名の前で初めて「かぶき踊り」を披露したという記録(『当代記』など)にちなんで制定された記念日です。
Q: 出雲阿国のかぶき踊りはどのようなものだったのですか?
A: 当時流行していた「かぶき者」(異風な身なりや行動をする人々)の姿を真似て、男装して踊るなど、斬新で自由奔放なパフォーマンスだったと言われています。そのエネルギッシュな魅力が京や江戸で大評判となり、多くの模倣者を生み出しました。これが、後の遊女歌舞伎、若衆歌舞伎を経て、現在の男性俳優のみが演じる「歌舞伎」へと発展していく源流となりました。
Q: なぜこの日が「歌舞伎の日」として重要視されるのですか?
A: 江戸城という当時の日本の政治の中心地で、将軍たちの前で披露されたことは、かぶき踊りが公に認められ、その後の発展につながる大きな一歩であったと考えられます。この出来事は、歌舞伎が単なる庶民の娯楽から、より洗練された舞台芸術へと進化していくきっかけの一つとして捉えられています。
Q: 現在の歌舞伎にはどのような特徴がありますか?
A: 音楽(唄、三味線、鳴物)、舞踊、芝居(セリフ、演技)が一体となった総合芸術です。様式化された美しい動きや見得(みえ)、豪華な衣装、隈取(くまどり)と呼ばれる独特の化粧などが特徴です。「時代物」(歴史劇)と「世話物」(現代劇、江戸時代の庶民劇)に大別される多様な演目があり、400年以上にわたって受け継がれてきた日本の代表的な伝統芸能です。
* 1547年 - イングランド王エドワード6世が戴冠。
* 1582年 - 天正遣欧少年使節が長崎港を出港。
* 1872年 - メトロポリタン美術館が一般公開。
* 1928年 - 日本初の男子普通選挙を実施。
* 1933年 - 小林多喜二が特高警察の拷問により死亡(築地署事件)。
* 1935年 - シャーリー・テンプルが史上最年少でアカデミー賞特別賞を受賞。
* 1942年 - バリ島沖海戦で日本海軍が連合軍艦隊に勝利。
* 1962年 - アメリカ初の有人地球周回飛行に成功(マーキュリー・アトラス6号)。
* 1974年 - 小野田寛郎に鈴木紀夫が接触し帰国を促す。
* 2020年 - ダイヤモンド・プリンセス号で初の死者。
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