2月17日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
カプセルトイ文化の扉を開いた日: ガチャの日
日本に初めてカプセルトイ販売機「ガチャ」を導入したとされる株式会社ペニイ(現・株式会社ペニイ)の創立記念日(1965年2月17日)にちなんで制定されました。

Q: なぜ2月17日が「ガチャの日」なのですか?
A: 日本でカプセルトイビジネスの先駆けとなった株式会社ペニイが1965年2月17日に設立されたことを記念しているためです。同社がアメリカから輸入した機械が、日本の「ガチャ」文化の始まりとされています。
Q: 「ガチャ」の正式名称や他の呼び方はありますか?
A: 正式には「カプセルトイ」と呼ばれますが、一般的には「ガチャガチャ」「ガチャポン」「ガシャポン」(バンダイの商標)など、ハンドルを回す音やカプセルが出てくる様子を表す擬音語・擬態語を用いた愛称で親しまれています。
Q: なぜガチャは幅広い世代に人気があるのですか?
A: 数百円程度の手頃な価格で気軽に楽しめること、何が出てくるかわからないワクワク感、精巧なミニチュアや人気キャラクターの商品などコレクション性の高さが魅力です。近年では大人向けの高品質な商品も増え、子供から大人まで多くのファンを獲得しています。
読書スタイルに革新をもたらした日: 電子書籍の日
電子書籍ストア「BookLive!」を運営する株式会社BookLiveが、自社の電子書籍サービスを開始した日(具体的な年月日は公表されていませんが、サービス開始に関連する日)を記念して制定しました。
Q: なぜBookLiveが「電子書籍の日」を制定したのですか?
A: 自社が電子書籍サービスのパイオニアの一つであるという自負と共に、電子書籍の利便性や魅力を広くアピールし、市場全体の活性化を図る目的があると考えられます。日付の具体的な由来(語呂合わせなど)は特に示されていません。
Q: 電子書籍にはどのようなメリットがありますか?
A: スマートフォンやタブレット、専用リーダーなどで読めるため、何冊もの本を持ち歩く必要がなく、場所を取らない点が最大のメリットです。また、オンラインで購入してすぐに読める手軽さ、文字の拡大・縮小や検索機能、暗い場所でも読めるバックライト機能なども利点として挙げられます。
Q: 電子書籍の市場は現在どうなっていますか?
A: スマートデバイスの普及と共に市場は年々拡大しており、漫画、小説、雑誌、実用書など様々なジャンルの書籍が電子化されています。定額読み放題サービスや、出版社直営のストアなど、多様なサービスが登場し、読者の選択肢も広がっています。
日本最低気温記録が生んだ神秘の記念日: 天使の囁き記念日
1978年(昭和53年)2月17日に、北海道雨竜郡幌加内(ほろかない)町の母子里(もしり)地区で、気象庁の公式記録ではないものの、-41.2℃という日本の観測史上最低気温が記録されたことにちなんで、地元の「天使の囁きを聴く会」が1994年に制定しました。「天使の囁き」とは、極寒の日に空気中の水蒸気が凍ってキラキラと輝くダイヤモンドダストの愛称です。
Q: なぜこの記録は気象庁の公式記録ではないのですか?
A: 当時、母子里地区には気象庁の公式な観測地点(アメダスなど)が設置されていなかったためです。この記録は、現地の非公式な観測によるものですが、その厳しい寒さを象徴する出来事として語り継がれています。ちなみに、気象庁の公式な最低気温記録は、1902年1月25日に北海道旭川市で観測された-41.0℃です。
Q: 天使の囁き(ダイヤモンドダスト)はどのような現象ですか?
A: 極度に気温が低い晴れた朝など、特定の気象条件下で、空気中の水蒸気が昇華(気体から直接固体になること)してできた、ごく小さな氷の結晶(細氷)が、太陽の光を受けてキラキラと輝いて見える現象です。空気中に漂う様子が幻想的であることから、このような美しい名前で呼ばれています。
Q: 北海道幌加内町母子里はどのような場所ですか?
A: 北海道の内陸部に位置し、日本有数の豪雪地帯・極寒地として知られています。冬の厳しい寒さを逆手に取り、「天使の囁き記念日」を中心に、ダイヤモンドダスト観察会や写真展などのイベントを開催し、地域の魅力を発信しています。
中部地方の空の玄関が開かれた日: 中部国際空港開港記念日
2005年(平成17年)2月17日に、愛知県常滑市沖の伊勢湾海上に建設された中部国際空港(愛称:セントレア)が開港したことを記念する日です。愛知万博(愛・地球博)の開催に合わせて開港しました。
Q: 中部国際空港(セントレア)にはどのような特徴がありますか?
A: 日本で3番目の海上空港として建設され、24時間運用が可能です。名古屋市内や中部地方の主要都市へのアクセスが比較的良好で、鉄道(名鉄空港線)、バス、高速船など多様な交通手段が利用できます。また、旅客ターミナルビル内には、飛行機が見える展望風呂「風(フー)の湯」や、多彩なショップ、レストランが集まる商業施設が充実しており、空港自体が楽しめるスポットとなっています。
Q: なぜ「セントレア」という愛称がつけられたのですか?
A: 「セントレア(Centrair)」は、中部地方を意味する「Central(セントラル)」と、空港を意味する「Airport(エアポート)」を組み合わせた造語で、公募によって選ばれました。日本の中心に位置し、世界と繋がる空の玄関口であることを表現しています。
Q: 中部国際空港の開港は地域にどのような影響を与えましたか?
A: 中部地方の国際的な玄関口としての役割を担い、ビジネスや観光における国際交流を促進しました。また、周辺地域への経済効果や雇用創出にも貢献しています。愛知万博の開催時には、多くの海外からの来場者を受け入れる重要な拠点となりました。
バスケットボールの神様が誕生した日: マイケル・ジョーダンの誕生日
バスケットボール界の伝説的な選手であり、「バスケの神様」と称されるマイケル・ジョーダンが、1963年2月17日にアメリカ・ニューヨーク州ブルックリンで生まれたことを記念する日です。
Q: マイケル・ジョーダンはなぜ「神様」と呼ばれるほど偉大なのですか?
A: 1980年代から1990年代にかけて、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)のシカゴ・ブルズを6度の優勝に導き、自身も5度のシーズンMVP、6度のファイナルMVPに輝くなど、圧倒的な実力とカリスマ性でリーグを支配しました。驚異的な跳躍力から繰り出される空中でのプレイ(エア・ジョーダン)や、土壇場での勝負強さは、世界中のファンを魅了し、バスケットボールを世界的な人気スポーツへと押し上げました。
Q: 彼の功績はバスケットボールだけに留まらないと聞きますが?
A: はい、彼はスポーツ界だけでなく、ファッションやビジネスの世界にも大きな影響を与えました。ナイキとの共同ブランド「エア・ジョーダン」シリーズのシューズやアパレルは、スポーツ用品の枠を超えたファッションアイテムとして世界的な人気を博し、現在もストリートカルチャーの象徴的存在です。引退後はNBAチームのオーナーを務めるなど、実業家としても成功を収めています。
Q: 彼のプレイスタイルで特に印象的な点は何ですか?
A: 類稀な身体能力、特に跳躍力を活かしたダンクシュートや、空中で体勢を変えながらシュートを決める「ダブルクラッチ」などが有名です。また、試合終盤の重要な場面で確実に得点を決めるクラッチ能力の高さや、勝利への執念、リーダーシップも高く評価されています。「神様」と呼ばれる所以は、単なる技術だけでなく、その精神的な強さや観客を魅了するプレイスタイルにもあります。