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歴史 雑学 111
歴史 No.111|アンリ4世は毒殺防止のため自分でセーヌ川の水をくみ、自室で卵をゆでていた。
アンリ4世は毒殺防止のため自分でセーヌ川の水をくみ、自室で卵をゆでていた。
このトリビアについての解説
詳細説明: アンリ4世(1553-1610年)は、フランス・ブルボン朝の初代国王であり、宗教戦争を終結させ、フランスの復興に尽力した名君として知られています。
しかし、その治世は暗殺の脅威に常にさらされていました。
当時、ヨーロッパでは政敵や宗教的対立者による毒殺が横行しており、王侯貴族たちは常に警戒を怠れませんでした。
アンリ4世も例外ではなく、過去に暗殺未遂事件を経験していたため、自身の安全確保には非常に神経質になっていました。
そのため、彼は毒殺を避けるための様々な対策を講じていました。
その一つが、セーヌ川の水を自分で汲んで使用することでした。
王族であれば、使用人はいくらでもいたはずですが、自分の目で確認し、信頼できる人物以外には触れさせないという徹底ぶりでした。
さらに、彼は自室で卵を茹でて食べることもあったと言われています。
これは、料理人が毒を盛ることを防ぐため、簡単な調理は自分で行うことで、リスクを軽減しようとしたと考えられます。
このように、アンリ4世は毒殺の脅威に対し、非常に神経質かつ徹底的な対策を講じていたのです。
彼自身の手でセーヌ川の水を汲み、卵を茹でるという行動は、一国の国王としては異例であり、当時の社会情勢と彼の置かれた状況を物語るエピソードと言えるでしょう。





