P
PON-POO
雑学

歴史 雑学 61

歴史 No.61|ルイ16世は自らが改良したギロチンによって自らの首を跳ねられた

ルイ16世は自らが改良したギロチンによって自らの首を跳ねられた

このトリビアについての解説

「ルイ16世は自らが改良したギロチンによって自らの首を跳ねられた」というトリビアは、半分正しく、半分誤りです。

ルイ16世は、ギロチンの開発・改良に全く関わっていません。

ギロチンの原型となる断頭台は、中世ヨーロッパから存在していました。

ルイ16世は錠前作りが趣味で、機械に詳しかったため、処刑具の改良について助言を求められたという話が広まりましたが、これは事実ではありません。

ギロチンは、フランス革命期に医師のジョゼフ=イニャス・ギヨタンによって提唱され、死刑執行の迅速化と苦痛の軽減を目的として開発されました。

ギヨタン自身が設計したわけではなく、実際の設計・製作はアントワーヌ・ルイという外科医が行いました。

そのため、当初は「ルイゾン」と呼ばれていました。

ギロチンが広く使われるようになると、貴族から庶民まで平等に「首を落とす」刑が執行されるようになりました。

そして、1793年1月21日、ルイ16世自身もギロチンによって処刑されました。

つまり、ルイ16世がギロチンを改良した事実はなく、彼はギロチンで処刑された人物の一人だった、というのが正確な説明です。

この記事をシェアする
XFacebookLINE