今日は何の日「2月18日」

今日は何の日「2月18日」

著者:Pon
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2月18日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。


世界初の空飛ぶ郵便を記念する日: エアメールの日

1911年(明治44年)のこの日、インドで開催されていた博覧会のアトラクションとして、フランス人パイロットのアンリ・ペケが操縦する飛行機によって、世界で初めて郵便物が空輸されたことを記念する日です。「航空郵便の日」とも言われます。

Q: なぜ2月18日がエアメールの日なのですか?

A: 1911年2月18日に、インド北部のアラハバードから約10km離れたナイニまで、約6,500通の手紙やはがきが飛行機で運ばれました。これが記録に残る世界初の公式な航空郵便とされているため、この日が記念日となりました。

Q: この最初のエアメールはどのような目的で行われたのですか?

A: インドのアラハバードで開催されていた産業・農業博覧会「UP Exhibition 1911」のイベントの一環として行われました。輸送された郵便物には特別な記念スタンプが押され、収益は青少年向けの宿泊施設建設に寄付されたと言われています。

Q: エアメール(航空郵便)の登場は、どのような影響を与えましたか?

A: それまで船便が主だった国際郵便に比べて、はるかに速く手紙や荷物を届けられるようになりました。これにより、国際間のコミュニケーションやビジネスのスピードが向上し、世界がより身近になるきっかけの一つとなりました。


太陽系の果てに輝く星(だった星)発見の日: 冥王星の日

1930年(昭和5年)2月18日に、アメリカ・アリゾナ州のローウェル天文台に所属する天文学者クライド・トンボーが、当時太陽系の第9惑星とされた冥王星を発見したことを記念する日です。なお、冥王星は2006年に国際天文学連合(IAU)によって惑星の定義が見直された結果、「準惑星」に分類変更されました。

冥王星(宇宙)をバックに思いを馳せるナマケモノのこどものふにゃまる
冥王星(宇宙)をバックに思いを馳せるナマケモノのこどものふにゃまる

Q: 冥王星はどのようにして発見されたのですか?

A: 天王星や海王星の軌道の乱れから、さらに外側に未知の惑星(惑星X)が存在する可能性が予測されていました。ローウェル天文台ではパーシバル・ローウェルの遺志を継ぎ、惑星Xの探索が進められていました。クライド・トンボーは、異なる日時に撮影された同じ星空の写真を比較し、背景の恒星に対して移動している微かな光点を見つけ出し、これが冥王星の発見につながりました。

Q: なぜ冥王星は惑星から準惑星に分類が変わったのですか?

A: 2006年の国際天文学連合(IAU)総会で、惑星の定義が初めて明確に定められました。その定義は「①太陽の周りを回っていること」「②自己重力でほぼ球形であること」「③その軌道周辺で圧倒的に支配的な天体であること(他の天体を掃き清めていること)」の3つです。冥王星は①と②を満たしますが、その軌道周辺には同程度の大きさの天体が複数存在するため(エッジワース・カイパーベルト天体の一つ)、③の条件を満たさないとされ、新たに設けられた「準惑星」というカテゴリーに分類されました。

Q: 冥王星はどのような特徴を持つ天体ですか?

A: 太陽から非常に遠い(平均約59億km)軌道を約248年かけて公転しています。直径は約2,370kmと、地球の月よりも小さい天体です。表面は窒素やメタン、一酸化炭素などの氷で覆われており、非常に低温(-220℃以下)です。カロンを含む5つの衛星を持っています。2015年にはNASAの探査機「ニュー・ホライズンズ」が史上初めて冥王星に接近し、詳細な画像やデータが送られてきました。


たばこの煙から健康を守る運動の始まりの日: 嫌煙運動の日

1978年(昭和53年)2月18日に、東京・四谷で「嫌煙権確立を目指す人々の会」が結成され、日本における本格的な嫌煙運動(禁煙推進運動)が始まったとされる日です。

Q: なぜこの日に集会が開かれたのですか?

A: 当時は公共の場での喫煙が当たり前で、たばこを吸わない人が受動喫煙による健康被害を受ける状況が問題視され始めていました。この集会は、たばこの煙を嫌う権利、すなわち「嫌煙権」を社会的に確立し、非喫煙者の健康を守ることを目的として開催された、日本における先駆的な市民運動の一つでした。

Q: 嫌煙権とは具体的にどのような権利ですか?

A: たばこを吸わない人が、他人の吸うたばこの煙(副流煙)を吸わされることなく、清浄な空気を吸う権利、すなわち受動喫煙を拒否する権利のことです。この考え方が広まることで、後の法整備や社会的な禁煙・分煙化の流れにつながっていきました。

Q: この運動はその後の社会にどのような影響を与えましたか?

A: 嫌煙運動の高まりは、受動喫煙の健康への悪影響に関する科学的知見の蓄積と相まって、世論を動かしました。その結果、2002年の健康増進法の制定(後に改正され受動喫煙対策が強化)や、交通機関、職場、飲食店など公共の場における禁煙・分煙措置の導入が進み、非喫煙者の健康保護と快適な環境作りが進む大きな原動力となりました。


地域の言葉、シマユムタを大切にする日: 方言の日

鹿児島県の奄美群島などで、地域の言葉(方言)である「シマユムタ」を大切にし、後世に伝えていこうという目的で制定された記念日です。特に、奄美群島の一つである喜界島では、この日に合わせて方言に関するイベントなどが開催されることがあります。

Q: なぜ2月18日が「方言の日」なのですか?

A: 日付の具体的な由来(歴史的な出来事や語呂合わせなど)は明確ではありませんが、地域文化の振興や、方言保存の機運を高めるために設定されたと考えられます。奄美群島の方言は、ユネスコによって消滅の危機にある言語として認定されており、その保存・継承が課題となっています。

Q: なぜ方言を守り、伝えていく必要があるのですか?

A: 方言は、単なる言葉の違いではなく、その地域固有の歴史、文化、生活様式、価値観などを反映した、かけがえのない文化遺産です。方言が失われることは、その地域が培ってきた豊かな文化の一部が失われることを意味します。また、言語の多様性は人類全体の文化的な豊かさにも繋がります。

Q: 奄美の方言(シマユムタ)にはどのような特徴がありますか?

A: 奄美群島の方言は、琉球語(琉球諸語)の一部とされ、日本語の古い時代の特徴を色濃く残していると言われています。独特の母音や子音、アクセント、語彙を持ち、本土の日本語とは大きく異なります。また、奄美群島の中でも島や集落によって言葉が異なり、多様性に富んでいます。

できごと

* 1229年 - ヤッファ条約締結、エルサレムが十字軍側に返還
* 1587年 - 元スコットランド女王メアリー処刑
* 1772年 - 田沼意次が老中に就任
* 1874年 - 佐賀の乱勃発
* 1908年 - 日米紳士協定締結
* 1930年 - 冥王星が発見される
* 1932年 - 満洲国が建国される
* 1943年 - ゲッベルスが総力戦演説を行う
* 1965年 - ガンビアがイギリスから独立
* 2003年 - 韓国大邱地下鉄放火事件発生

参照・引用元:Wikipedia 雑学ネタ帳

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