3月5日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
語呂合わせと誕生石: サンゴの日
「さん(3)ご(5)」と読む語呂合わせと、珊瑚(コーラル)が3月の誕生石であることから、世界自然保護基金(WWF)が1996年(平成8年)制定。

Q: なぜ3月5日が「サンゴの日」なのですか?
A: 日付の「さん(3)ご(5)」という語呂合わせと、宝石のサンゴ(珊瑚)が3月の誕生石の一つであることにちなんでいます。覚えやすく、サンゴへの関心を高めるきっかけとなります。
Q: この記念日はどのような目的で制定されましたか?
A: 1996年に世界自然保護基金(WWF)ジャパンが、沖縄県などに見られる美しいサンゴ礁の保全と、その生態系の大切さを広く一般に知らせ、環境保護への意識を高めることを目的として制定しました。
Q: サンゴ礁はなぜ大切なのですか?
A: サンゴ礁は「海の熱帯雨林」とも呼ばれ、多くの海洋生物にとっての住処や産卵場所となり、豊かな生物多様性を支えています。また、天然の防波堤として海岸線を浸食から守る役割や、漁業資源の供給源、観光資源としても重要です。しかし、地球温暖化による海水温の上昇や海洋汚染などにより、世界的にサンゴの白化や死滅が問題となっています。
日本初の美人コンテスト: ミスコンの日
時事新報社が全国から「良家の淑女」を対象に写真を募集し、その審査結果を公表。これが日本初のミス・コンテスト(ミスコン)となったこ。
Q: なぜ3月5日が「ミスコンの日」とされているのですか?
A: 1908年(明治41年)のこの日に、時事新報社が企画した「日本美人写真募集(良家の淑女)」の審査結果が発表されたことに由来します。これが日本で初めて行われた全国規模のミス・コンテスト(美人コンテスト)とされています。
Q: 日本初のミスコンはどのようなものでしたか?
A: 新聞紙上で全国から令嬢(良家の淑女)の写真を募集し、著名な画家や写真家、劇作家などが審査員となって美しさを競うというものでした。1等に選ばれたのは福岡県の末弘ヒロ子さんという方で、大きな話題となりました。ただし、当時の風潮もあり、顔写真ではなく家族写真などでの応募も多かったようです。
Q: ミスコンテストは現在どのように変化していますか?
A: 時代とともにミスコンテストのあり方も変化しています。単に外見の美しさを競うだけでなく、知性や教養、社会貢献への意欲、個性などが評価基準に含まれることが多くなっています。一方で、容姿に基づいた評価に対する批判的な意見もあり、コンテストの名称変更や、性別や容姿を問わない形式への移行なども見られます。
冬眠から目覚める頃: 啓蟄(けいちつ)
二十四節気の一つ。冬ごもりをしていた虫たちが土の中から這い出してくる頃とされる日です。
Q: 「啓蟄」とはどういう意味ですか?
A: 「啓」は「開く、ひらく」、「蟄」は「土中で冬ごもりしている虫」を意味します。つまり、「啓蟄」とは、春の陽気に誘われて、冬眠していた虫たちが土の中から這い出してくる頃、という意味です。
Q: 啓蟄は毎年同じ日ですか?
A: 啓蟄は二十四節気の一つで、太陽の黄経が345度に達した日と定義されています。そのため、年によって日付が変動し、例年3月5日頃または3月6日頃になります。2024年の啓蟄は3月5日です。
Q: この時期の自然や暮らしにはどのような変化が見られますか?
A: 厳しい寒さが和らぎ、日差しが暖かくなってくる時期です。虫だけでなく、カエルなどの動物も活動を始め、草木も芽吹き始めます。春の訪れを実感し始める頃であり、農作業の準備を始める目安ともされてきました。