3月8日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
語呂合わせと養蜂の恵み: みつばちの日
「みつ(3)ばち(8)」と読む語呂合わせから、日本養蜂はちみつ協会が制定。

5月20日は国際デーの「世界ミツバチの日」、8月3日は「はちみつの日」。
Q: なぜ3月8日が「みつばちの日」なのですか?
A: 日付の「みつ(3)ばち(8)」と読む語呂合わせが由来です。覚えやすく、ミツバチへの関心を高めるきっかけとなっています。
Q: この記念日は誰が制定し、どのような目的がありますか?
A: 全日本はちみつ協同組合と日本養蜂協会が制定しました。ミツバチが自然環境や農業において、花粉交配などを通じて重要な役割を果たしていることを広く知ってもらい、養蜂業の振興を図ることを目的としています。
Q: ミツバチに関連する他の記念日との違いは何ですか?
A: 5月20日の「世界ミツバチの日」は国連が定めた国際デーで、ミツバチを含む花粉媒介者(ポリネーター)の重要性や生態系への貢献、保護の必要性を世界的に啓発する日です。8月3日は「はち(8)みつ(3)」の語呂合わせで「はちみつの日」とされ、主に蜂蜜の消費促進が目的です。「みつばちの日」は、日本の養蜂業に焦点を当て、ミツバチそのものへの関心を促す日と言えます。
歴史と平等を訴える: 国際女性デー
1904年(明治37年)のこの日、アメリカ・ニューヨークで、女性労働者が参政権を求めて集会を開いた。1910年(明治43年)にデンマークの首都コペンハーゲンで行なわれた国際社会主義者会議で「女性の政治的自由と平等のためにたたかう記念の日」として正式に制定。
Q: 「国際女性デー」はどのような経緯で制定されたのですか?
A: 20世紀初頭、劣悪な労働条件や参政権の制限に苦しんでいた女性たちが、権利向上を求めて行動を起こしたことが起源です。特に1904年3月8日にアメリカ・ニューヨークで行われた女性労働者によるデモが重要な契機となり、1910年の国際社会主義者会議でドイツのクララ・ツェトキンらが提唱し、女性の権利と平等を求める記念日として制定されました。1975年には国連によって正式に国際的な記念日として定められました。
Q: この日の主な目的や意義は何ですか?
A: 女性の権利擁護、ジェンダー平等の実現、そして社会のあらゆる分野で女性が成し遂げてきた功績を称え、さらなる前進を促すことが目的です。世界各国で女性が直面している課題(賃金格差、暴力、政治参加の障壁など)について考え、解決に向けた行動を呼びかける日でもあります。
Q: 世界や日本ではどのような習慣がありますか?
A: 世界各地で記念行事、セミナー、デモ行進などが行われます。イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれ、男性が女性に感謝を込めてミモザの花を贈る習慣が広く知られています。日本でも近年、イベントの開催や企業によるキャンペーン、ミモザの花を飾るなどの動きが広がっています。
食卓の人気メニューをPR?: ギョーザの日
味の素冷凍食品株式会社が2011年(平成23年)に制定。餃子の発祥である中国では縁起の良い食べ物として、旧正月(旧暦1月1日)にギョーザを食べる習慣があることから、
Q: なぜ3月8日が「ギョーザの日」とされているのですか?
A: この記念日は、味の素冷凍食品株式会社が自社製品(冷凍ギョーザ)のPRを目的として2011年に制定したものです。日付の明確な由来(語呂合わせなど)は公式には示されていませんが、中国でギョーザが縁起の良い食べ物とされていることなどを背景に、記念日として設定したと考えられます。
Q: 餃子は中国でなぜ縁起が良いとされるのですか?
A: 諸説ありますが、餃子の半月形が、昔の中国のお金(馬蹄銀など)の形に似ていることから、食べると金運が上がると信じられています。特に旧正月(春節)には、家族が集まって餃子を作り、新年を祝う習慣があります。また、「交子(子を授かる)」と発音が似ていることから子孫繁栄の願いも込められることがあります。
Q: 日本では餃子はどのように親しまれていますか?
A: 日本では焼き餃子が特に人気で、ラーメン店のサイドメニューや中華料理店の定番、家庭料理としても広く親しまれています。ご飯のおかずやビールのおつまみとしても定番です。近年では冷凍技術の向上により、家庭で手軽に本格的な味が楽しめる冷凍餃子の需要も高まっています。
日本初の設置と試運転: エスカレーターの日
1914年(大正3年)のこの日、東京・上野の大正博覧会の会場に日本初のエスカレーターが設置され、この日運転試験が行われた。
Q: なぜ3月8日が「エスカレーターの日」なのですか?
A: 1914年(大正3年)3月8日に、東京・上野で開催された大正博覧会の会場において、日本で初めて設置されたエスカレーター(当時の名称は「動く階段」)の運転試験が行われたことに由来します。
Q: 日本初のエスカレーターはどのようなものでしたか?
A: アメリカのオーチス・エレベーター社製のもので、博覧会の第一会場と第二会場を結ぶ移動手段として設置されました。当時は非常に珍しく、「動く階段」に乗るために多くの人が訪れたと言われています。速度は現在のエスカレーターよりも遅かったようです。
Q: 当時の人々の反応はどうでしたか?
A: 大変な評判となり、連日多くの見物客で賑わいました。しかし、慣れない乗り物に戸惑う人も多く、「乗り口で係員が抱きかかえるようにして乗せた」「下駄や草履が巻き込まれる事故があった」などのエピソードも残っています。日本の近代化を象徴する出来事の一つとして捉えられています。
語呂合わせと地域ブランド: サバの日
「サ(3)バ(8)」と読む語呂合わせから、青森県八戸市が制定。
Q: 「サバの日」の由来は何ですか?
A: 日付の「サ(3)バ(8)」という語呂合わせが直接の由来です。親しみやすく、サバへの関心を高めることを意図しています。
Q: この記念日は誰が制定し、どのような目的がありますか?
A: サバの水揚げ量が豊富な青森県八戸市にある「八戸前沖さばブランド推進協議会」が制定しました。八戸港で水揚げされる脂がのった高品質なサバ「八戸前沖さば」のPRと、サバ全体の消費拡大、そして地域振興を目的としています。
Q: サバはどのような魚で、どんな栄養がありますか?
A: サバはアジやイワシと並ぶ代表的な青魚(光り物)です。栄養価が非常に高く、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。これらは血液をサラサラにする効果や、脳機能の維持・向上に役立つとされています。また、良質なたんぱく質やビタミンDなども含んでいます。