3月23日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
地球の脈動を知る: 世界気象デー (World Meteorological Day)
世界気象機関(WMO)が、気象業務への国際的な理解と協力を促進するために1960年(昭和35年)に制定した国際デーです。1950年のこの日に世界気象機関条約が発効したことを記念しています。
Q: なぜ3月23日が世界気象デーなのですか?
A: 1950年のこの日に、現在の世界気象機関(WMO)の前身である国際気象機関(IMO)から、国連の専門機関としてのWMOを設立するための基本条約「世界気象機関条約」が発効したことを記念しています。
Q: 世界気象機関(WMO)はどのような役割を担っていますか?
A: WMOは、気象観測データの国際的な交換基準の策定、観測網の整備、気象情報の共有、気候変動に関する科学的知見の提供、災害警報システム構築支援など、気象・水文・気候に関する国際協力を推進する重要な役割を担っています。
Q: 世界気象デーには毎年テーマがあるのですか?
A: はい、毎年WMOによって世界共通のテーマが設定されます。例えば「気候と水」「海洋、私たちの気候と天気」「早期警戒と早期行動」など、その時々の重要な課題に焦点を当てたテーマが選ばれ、気象や気候変動に関する意識向上キャンペーンが世界中で展開されます。
焼きたてアツアツ!: ホットサンドを楽しむ日
日付は、1が3で挟まれていることから「サンドイッチの日」とされる3月13日に、ホットサンドを焼く音「ジュウ(10)」を足して3月23日とした、ユニークな語呂合わせから生まれた記念日です。手軽で美味しいホットサンドの魅力を広めることを目的としています。
Q: なぜ3月23日がホットサンドを楽しむ日なのですか?
A: まず、日付の数字「313」が1を3で挟んでいるように見えることから、3月13日が「サンドイッチの日」とされています。そこへ、ホットサンドを焼く時の音「ジュージュー」を数字の「10(じゅう)」に置き換え、3月13日に10を足して3月23日とした、遊び心のある語呂合わせに由来します。
Q: この記念日は誰が制定したのですか?
A: 特定の企業や団体が公式に制定したものではなく、サンドイッチや調理器具(ホットサンドメーカー)のメーカー、あるいは愛好家などが、ホットサンドの魅力を広めるために語呂合わせから提唱したと考えられています。
Q: ホットサンドの魅力は何でしょうか?
A: パンがカリッと香ばしく焼かれ、中のチーズなどがとろりと溶けて、熱々の状態で食べられるのが最大の魅力です。残り物の具材を活用したり、甘い系の具材で作ったりと、アレンジが自由自在な点も人気です。専用のホットサンドメーカーを使えば、手軽にカフェのようなメニューが家庭で楽しめます。
コーヒーの名脇役誕生: スジャータの日
名古屋製酪株式会社(めいらくグループ)が製造・販売するコーヒーフレッシュ(ポーションクリーム)の代表的ブランド「スジャータ」が、1976年(昭和51年)3月23日に初めて発売されたことを記念する日です。

Q: 「スジャータ」という商品名の由来は何ですか?
A: お釈迦様(仏陀)が悟りを開く直前、苦行で衰弱していた際に、乳粥(ちちがゆ)を差し上げて供養したインドの村娘の名前「スジャータ」に由来します。コーヒーをより美味しく引き立てることから、その供養の精神にあやかって名付けられました。
Q: スジャータの正式な商品名は何ですか?
A: 正式名称は「褐色の恋人 スジャータP」です。「褐色の恋人」はコーヒーを指しており、コーヒーにぴったりのパートナーであることを表現しています。「P」は発売当初、植物性脂肪(Plant fat)を使用していたことに由来しますが、現在では乳脂肪の商品など様々なラインナップがあります。
Q: パッケージのキャラクターは何ですか?
A: パッケージに描かれているのは「スジャータ坊や」と呼ばれるキャラクターです。名前の由来となったインドの娘スジャータのイメージから、ターバンを巻いた姿でデザインされています。長年にわたり、商品のシンボルとして親しまれています。