11月18日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
「土」と「木」で暮らしを創る: 土木の日
土木学会や日本土木工業協会(現:日本建設業連合会)などが、建設省(現:国土交通省)の支援を得て1987年(昭和62年)に制定。日付は、日本の近代的な工学教育の礎となった「工学会」(土木学会の前身の一つ)が1879年(明治12年)11月18日に設立されたことと、「土木」という漢字を分解すると「十一」と「十八」になることに由来します。

Q: 土木の日は、どのような出来事を記念していますか?
A: 日本の工学分野の発展に貢献した「工学会」の設立日と、「土木」という漢字の成り立ち(十一・十八)にちなんでいます。
Q: 「土木」とは具体的にどのような分野ですか?
A: 道路、橋、トンネル、ダム、河川、港湾、上下水道、鉄道、空港など、私たちの生活や社会活動を支える基盤(インフラストラクチャー)を整備・維持管理する技術分野です。自然災害から人々の暮らしを守る防災・減災も重要な役割です。
Q: この記念日の目的は何ですか?
A: 社会基盤を整備し、国民の安全・安心な暮らしを守る「土木」の重要性や役割について、社会全体の理解と関心を深めることを目的としています。土木技術者への感謝の意も込められています。
自然と地域の未来を考える: もりとふるさとの日
森林や農山村地域の保全・活性化に取り組む「国土保全奨励制度全国研究協議会」が制定。日付は、同協議会が設立された1994年(平成6年)11月18日にちなんでいます。
Q: もりとふるさとの日は、どのような目的で制定されましたか?
A: 日本の国土の大部分を占める森林(もり)と、人々が暮らす地域(ふるさと)の重要性を見直し、豊かな自然環境を守り育て、持続可能な地域社会を築いていくことへの意識を高めることを目的としています。
Q: なぜ「もり」と「ふるさと」が大切なのですか?
A: 森林は、水源涵養、土砂災害防止、二酸化炭素吸収、生物多様性の保全など、多くの公益的な機能を持っています。また、「ふるさと」である地域社会は、そこに住む人々の生活の基盤であり、独自の文化や伝統を育む場です。これらを健全に保つことが、私たちの豊かな暮らしにつながります。
Q: 国土保全奨励制度全国研究協議会はどのような活動をしていますか?
A: 森林保全活動や地域振興に取り組む団体や個人を表彰したり、関連する調査研究や情報交換、啓発活動などを行っていると考えられます。
世界のスーパースター誕生!: ミッキーマウスの誕生日
1928年(昭和3年)11月18日に、アメリカ・ニューヨークのコロニー劇場で、ウォルト・ディズニーが製作した世界初のトーキー(音声付き)短編アニメーション映画『蒸気船ウィリー』(Steamboat Willie)が公開され、ミッキーマウスがスクリーンデビューを果たした日です。この日がミッキーマウスとミニーマウスの公式な誕生日とされています。
Q: ミッキーマウスの誕生日は、どのような出来事を記念していますか?
A: ミッキーマウスが登場する短編アニメーション『蒸気船ウィリー』が初めて公開されたことを記念しています。
Q: 『蒸気船ウィリー』は、いつ公開されましたか?
A: 1928年(昭和3年)11月18日に、アメリカ・ニューヨークのコロニー劇場で初めて公開されました。
Q: 『蒸気船ウィリー』の画期的な点は何でしたか?
A: アニメーションの動きと音楽、効果音が完全に同期した「トーキーアニメーション」として製作された点が画期的でした。これにより、キャラクターの表現力が格段に向上し、観客に大きな衝撃と感動を与え、ミッキーマウスの人気を不動のものにしました。
スティックと2個のおもちで「18」: 雪見だいふくの日
アイスクリーム「雪見だいふく」を製造・販売する株式会社ロッテが制定。日付は、11月はその月の語呂合わせで「いい」と読み、18日は、パッケージを開けた時に、付属している専用のスティック(フォーク)と、2つ並んだ雪見だいふくの形が、数字の「18」に見えることから。
Q: 雪見だいふくの日は、どのような目的で制定されましたか?
A: アイスをやわらかいおもちで包んだ独特の食感で人気のロングセラー商品「雪見だいふく」を、寒くなる季節に家族や友人と楽しんでもらい、その魅力をさらに広めることを目的としています。
Q: なぜ11月18日が「雪見だいふくの日」なのですか?
A: 11月は「いい」の語呂合わせ、そしてパッケージの中のスティックと2つの雪見だいふくが「18」に見えるというユニークな見立てから、この日が選ばれました。
Q: 雪見だいふくはいつ発売されたのですか?
A: 1981年(昭和56年)に発売されました。当時、冬にアイスクリームを食べる習慣はあまりありませんでしたが、「冬に食べるあたたかいアイス」というコンセプトで開発され、大ヒット商品となりました。
健康の輪、100万人突破!: カスピ海ヨーグルトの日
「カスピ海ヨーグルト」の種菌頒布活動や関連製品の販売を行うフジッコ株式会社が制定。2006年(平成18年)11月18日に、同社(当時はNPO法人「食の安全と健康ネットワーク」と連携)が行っていた「カスピ海ヨーグルト」の純正種菌の頒布活動の受益者が100万人に達したことを記念しています。
Q: カスピ海ヨーグルトの日は、どのような出来事を記念していますか?
A: カスピ海ヨーグルトの純正種菌の頒布活動(種菌を分けて増やしていく活動)の輪が100万人に達したという、大きな広がりを記念しています。
Q: カスピ海ヨーグルトは普通のヨーグルトとどう違うのですか?
A: コーカサス地方(カスピ海と黒海の間)発祥とされる、独特の粘り気を持つヨーグルトです。主な乳酸菌はクレモリス菌FC株で、比較的低い温度(常温に近い温度)でも発酵するのが特徴です。酸味が少なくまろやかな味わいと言われています。
Q: この記念日にはどのような意味が込められていますか?
A: 特定の食品(ヨーグルト)を通じて、人々の健康への関心が高まり、善意による種菌の頒布という形でコミュニティが広がっていったことを記念し、食と健康、そして人々のつながりの大切さを考える日と言えるでしょう。
「いい(11)イヤ(18)ホン」で最高の音を楽しむ: いいイヤホン・ヘッドホンの日
イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」を運営する株式会社タイムマシンが制定。日付は「いい(11)イヤ(18)ホン」と読む語呂合わせから。

Q: いいイヤホン・ヘッドホンの日は、どのような目的で制定されましたか?
A: イヤホンやヘッドホンで音楽などを楽しむ文化を盛り上げ、より良い音質や機能を持つ製品への関心を高め、その魅力を国内外に発信することを目的として制定されました。
Q: なぜ11月18日が「いいイヤホン・ヘッドホンの日」なのですか?
A: 「いい(11)イヤ(18)ホン」という、製品名を連想させる覚えやすい語呂合わせから、この日が選ばれました。18を「イヤ」と読ませるのがポイントです。
Q: 最近のイヤホン・ヘッドホンのトレンドは?
A: ケーブルのない「完全ワイヤレスイヤホン(TWS)」が主流となり、周囲の騒音を低減する「ノイズキャンセリング機能」や、外の音も聞き取れる「外音取り込み機能」を搭載したモデルが人気です。また、高音質なハイレゾ音源に対応した製品や、ゲーム・スポーツなど特定の用途に特化した製品も増えています。
音楽文化の始まりと発展: 音楽の日
音楽に関する様々な記念日がありますが、1879年(明治12年)11月18日に東京師範学校(現:筑波大学)で日本初の音楽会が開かれたことなどから、この日を「音楽の日」とする考え方もあります。(特定の制定団体によるものではありません)
Q: 日本初の音楽会はどのようなものでしたか?
A: 東京師範学校の講堂で、音楽取調掛(おんがくとりしらべがかり:文部省に設置された音楽教育研究機関)の生徒たちが、雅楽や西洋音楽などを演奏したと記録されています。日本の学校教育における音楽の導入と発展を示す出来事でした。
Q: 音楽にはどのような力がありますか?
A: 音楽は人の感情に直接働きかけ、喜び、悲しみ、興奮、安らぎなど様々な気持ちを表現したり、共感を呼んだりします。ストレス解消やリラックス効果、集中力向上などの効果も期待されます。また、言語や文化を超えて人々をつなぐ力も持っています。
Q: 音楽の日にはどのように過ごすのがおすすめですか?
A: 好きな音楽を聴いたり、楽器を演奏したり、コンサートやライブに出かけたりするのがおすすめです。新しいジャンルの音楽に触れてみたり、音楽の歴史や理論について学んでみたりするのも良いでしょう。