6月13日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
不屈のプロ野球選手!世界記録達成日: 鉄人の日
1987年(昭和62年)のこの日、プロ野球広島東洋カープの衣笠祥雄選手が、2131試合連続出場の世界記録を達成した。

Q: なぜ6月13日が「鉄人の日」と呼ばれるのですか?
A: 1987年(昭和62年)の6月13日に、広島東洋カープの中心選手だった衣笠祥雄(きぬがさ さちお)さんが、当時のメジャーリーグ記録を更新する2131試合連続出場という世界記録(当時)を達成したことに由来します。怪我や不調でも試合に出続けたその姿から、彼は「鉄人」と呼ばれ敬愛されました。
Q: 連続試合出場記録はどれくらいすごいのですか?
A: プロ野球はシーズンが長く、試合数も多いため、怪我や体調不良、スランプなどで試合を欠場することは珍しくありません。その中で、1試合も休まずに長期間出場し続けることは、強靭な体力と精神力、そして自己管理能力の賜物であり、非常に困難な記録とされています。衣笠選手の記録は、最終的に2215試合まで伸びました。
夏の香味野菜!旬と語呂合わせの日: いいみょうがの日
高知県園芸農業協同組合連合会(高知県園芸連)が制定。日付は6月は「みょうが」の旬の時期で生産量が増えることと、13日を「い(1)いみ(3)ょうが」と読む語呂合わせから。
Q: なぜ6月13日が「いいみょうがの日」なのですか?
A: 由来は二つあります。一つは、みょうがが旬を迎え、市場への出荷量が増えるのが6月であること。もう一つは、日付の「13」を「い(1)い み(3)ょうが」と読む語呂合わせからです。
Q: みょうがは、どのような特徴を持つ野菜ですか?
A: ショウガ科の植物で、私たちが主に食べているのは、地下茎から出る花のつぼみにあたる部分(花みょうが)や、若い茎の部分(みょうがたけ)です。独特の爽やかな香りとシャキシャキとした食感が特徴で、薬味として冷奴やそうめん、お蕎麦などに添えたり、味噌汁の具、天ぷら、酢の物、漬物など、様々な料理に使われます。食欲を増進させる効果もあると言われています。
日本の宇宙開発史に残る偉業達成日: はやぶさの日
「銀河連邦」(本部:神奈川県相模原市)が制定。2010年(平成22年)のこの日、小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)は宇宙空間60億キロ、7年間の歳月をかけたミッションを成し遂げ、地球に奇跡的な帰還を果たした。
Q: なぜ6月13日が「はやぶさの日」なのですか?
A: 2010年(平成22年)の6月13日に、日本の小惑星探査機「はやぶさ」が、小惑星イトカワへの着陸とサンプル採取という困難なミッションを終え、7年間・約60億kmもの旅を経て地球に帰還した歴史的な日に由来します。
Q: 「はやぶさ」のミッションはなぜ世界的に注目されたのですか?
A: 「はやぶさ」は、地球重力圏外の天体(小惑星イトカワ)の表面に着陸してサンプルを採取し、地球に持ち帰るという、世界初の試みに挑戦しました。途中、エンジンの故障や通信途絶など数々のトラブルに見舞われましたが、地上の管制チームの懸命な努力と、はやぶさ自身の想定外の能力によってそれらを乗り越え、奇跡的に地球に帰還しました。このドラマチックな物語と技術的な成果は、世界中の人々に大きな感動と勇気を与えました。
Q: 「銀河連邦」とは何ですか?
A: 「はやぶさ」の開発・運用を行った宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスがある神奈川県相模原市をはじめ、JAXAの施設がある全国の市町で構成される連携組織です。宇宙科学の啓発や地域活性化などを目的として活動しています。