9月13日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
法の支配による平和構築を考える国際的な記念日: 世界法の日
1965年(昭和40年)の9月13日から20日までアメリカ・ワシントンで開催された「法による世界平和第2回世界会議」で、9月13日を「世界法の日」とすることが宣言された。

Q: なぜこの日が「世界法の日」なのですか?
A: 1965年にワシントンD.C.で開催された「法による世界平和第2回世界会議」の開会日(9月13日)を記念し、同会議でこの日を「世界法の日(World Law Day)」と宣言したことに由来します。
Q: この日の目的は何ですか?
A: 国家間の紛争や国内の対立を武力ではなく、「法の支配」の原則に基づいて平和的に解決することの重要性を、世界中の人々に訴え、国際法や国内法の整備・遵守を促進することを目的としています。
Q: 「法の支配」とは具体的にどのような考え方ですか?
A: 権力者(政府など)の恣意的な判断ではなく、あらかじめ定められた公平な「法」に基づいて国家や社会が統治されるべきである、という考え方です。これにより、個人の権利と自由が保障され、予測可能性のある安定した社会が実現されると考えられています。
伝説的漫画の連載開始、世紀末救世主伝説の始まり: 北斗の拳の日
株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズが制定。日付は、漫画『北斗の拳』が漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載を開始した1983年(昭和58年)9月13日から。
Q: なぜこの日が「北斗の拳の日」なのですか?
A: 1983年(昭和58年)9月13日発売の『週刊少年ジャンプ』41号にて、武論尊原作・原哲夫作画による漫画『北斗の拳』の連載が開始されたことを記念して、版権管理などを行う株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズが制定しました。
Q: 『北斗の拳』はどのような物語ですか?
A: 核戦争によって文明と秩序が失われた199X年の世紀末を舞台に、一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者である主人公ケンシロウが、愛と哀しみを背負い、乱世に現れる強敵たちと戦いながら、弱き人々を救う救世主として活躍する姿を描いたバイオレンスアクション漫画です。
Q: この作品の魅力は何ですか?
A: 迫力ある格闘描写、独特の画風、個性的なキャラクターたち(特に敵役の魅力)、数々の名言(「お前はもう死んでいる」など)、そして世紀末という荒廃した世界観の中で描かれる漢(おとこ)たちの熱いドラマなどが、多くの読者を惹きつけ、社会現象ともいえるほどの人気を博しました。アニメ化もされ、国内外で広く知られています。
教育における親の役割を考える日: PTA結成の日(日本)
1947年(昭和22年)のこの日、文部省(現在の文部科学省)の主催により、PTA(Parent-Teacher Association:父母と先生の会)の研究発表会が開催され、日本におけるPTAの組織作りが本格的に始まったことを記念する日です(※公的な記念日かは不明確)。
Q: PTAはどのような目的で設立されたのですか?
A: 戦後の教育改革の中で、学校教育における保護者と教職員の連携・協力体制を強化し、子どもたちの健全な育成を図ることを目的として、アメリカのPTAをモデルに導入されました。
Q: PTAはどのような活動を行っていますか?
A: 学校行事(運動会、文化祭、バザーなど)の支援、登下校時の見守り活動、広報誌の発行、研修会や講演会の開催、地域との連携活動、学校への要望提出など、学校や地域によって活動内容は様々ですが、基本的には学校と家庭、地域を結びつけ、子どもたちの教育環境をより良くするための活動を行っています。
Q: PTAのあり方については近年どのような議論がありますか?
A: 加入の任意性、役員選出の方法、活動内容の負担感、共働き家庭の増加といった社会状況の変化などから、PTAのあり方を見直そうという動きや議論が各地で起こっています。より時代に合った、保護者が参加しやすい運営方法が模索されています。