9月27日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
異文化理解と平和への貢献、旅の力を考える国際デー: 世界観光の日
世界観光機関(WTO)が制定。国際デーの一つ。

Q: なぜこの日が「世界観光の日」なのですか?
A: 1970年のこの日に、国連の専門機関である世界観光機関(UNWTO、制定当時はWTO)の設立憲章が採択されたことを記念し、1980年に制定されました。
Q: この日の目的は何ですか?
A: 観光(ツーリズム)が持つ、国際的な相互理解の促進、文化交流、経済発展への貢献といった重要な役割について、世界中の人々の意識を高めることを目的としています。また、持続可能な観光(環境や文化を守りながら行う観光)の推進も重要なテーマです。
Q: 観光は私たちにどのような影響を与えますか?
A: 日常から離れてリフレッシュしたり、新しい場所や文化に触れて視野を広げたりすることができます。また、観光客を受け入れる地域にとっては、雇用創出や地域経済の活性化につながります。一方で、観光客の増加が環境破壊や文化変容を引き起こす可能性もあるため、責任ある観光客としての意識も求められています。
女性の社会進出を象徴する、日本初の運転免許取得: 女性ドライバーの日
1917年(大正6年)のこの日、日本の女性として初めて自動車試験に合格し、運転免許を取得した。
Q: 日本で初めて運転免許を取得した女性は誰ですか?
A: 栃木県出身の渡辺ハマさん(当時23歳)です。1917年(大正6年)9月27日に、警視庁の自動車運転免許試験に合格し、日本人女性として初めての運転免許取得者となりました。
Q: 当時、女性が運転免許を取ることは珍しかったのですか?
A: はい、非常に珍しいことでした。自動車自体がまだ普及しておらず、運転は男性の仕事という認識が強かった時代です。女性が運転技術を習得し、試験に合格することは、社会的な常識を打ち破る画期的な出来事でした。
Q: この出来事の意義は何でしょうか?
A: 女性の社会進出や活動範囲の拡大を象徴する出来事の一つと捉えられます。渡辺ハマさんの挑戦と成功は、後の女性たちが様々な分野へ進出していく上での先駆けとなり、勇気を与えたと言えるでしょう。
国際理解への窓、日本人編集による英字新聞創刊: 英字新聞発行記念日
1885年のこの日、大阪で日本人の編集による、日本初の英字新聞『ANGLO-JAPANESE REVIEW』(アングロ・ジャパニーズ・レビュー)が発刊された。
Q: なぜ日本人編集による英字新聞が重要だったのですか?
A: それまでにも外国人居留地などで外国人が発行する英字新聞は存在しましたが、日本人が主体となって編集・発行する英字新聞はこれが初めてでした。これにより、日本の視点から国内の出来事や文化、意見などを英語で海外に発信することが可能になりました。
Q: 『ANGLO-JAPANESE REVIEW』はどのような内容でしたか?
A: 日本の政治、経済、社会、文化などに関する記事や論説を英語で掲載し、主に在日外国人や海外の読者に向けて、日本への理解を深めてもらうことを目的としていたと考えられます。(※現存部数が少なく、詳細な内容は不明な点もあります。)
Q: 英字新聞の役割は何でしょうか?
A: 日本国内のニュースや情報を英語で伝えることで、外国人居住者や旅行者、そして海外の人々にとって重要な情報源となります。また、日本人にとっては、英語学習の教材として、あるいは国際的な視点からニュースを理解する手段として役立ちます。国際相互理解を促進する役割も担っています。
世界を変えた検索エンジン、巨大IT企業の誕生日: Google創立記念日
Google(グーグル)は、1998年(平成10年)9月27日に設立された。
Q: Googleはどのようにして始まったのですか?
A: スタンフォード大学の博士課程に在籍していたラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが、ウェブページの重要性をリンク構造に基づいて評価する新しい検索エンジンのアルゴリズム(PageRank)を開発したのが始まりです。彼らは研究プロジェクトとして開発を進め、1998年9月に友人(スーザン・ウォシッキー、後のYouTube CEO)の家のガレージで会社を設立しました。
Q: なぜGoogleはこれほど成功したのですか?
A: 従来の検索エンジンよりもはるかに的確で関連性の高い検索結果を表示できたこと、シンプルなインターフェース、そして検索連動型広告という革新的なビジネスモデルなどが成功の要因として挙げられます。その後、Gmail、Googleマップ、Android OS、YouTubeなど、次々と新しいサービスや技術を生み出し、世界最大のIT企業の一つとなりました。
Q: Googleという社名の由来は何ですか?
A: 10の100乗を意味する数学用語「googol(グーゴル)」の綴りを間違えたものが由来とされています。「ウェブ上に存在する膨大な情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」という会社の使命を表しています。