9月29日は何の日?何の記念日?。簡単なエピソードとぽんぷーのイラストを添えてご紹介します。ちょっとした雑学ネタとして、何となく知ってたらいつか役に立つかも?
※面白い記念日が認定されたら追加していきます。
清潔な衣類で気持ちよく、語呂合わせで制定: クリーニングの日
「全国クリーニング生活衛生同業組合連合会」(全ク連))が1982年(昭和57年)に制定。日付は「ク(9)リーニ(2)ング(9)」と読む語呂合わせから。
Q: なぜ9月29日が「クリーニングの日」なのですか?
A: 「ク(9)リーニ(2)ング(9)」と読む語呂合わせから、全国のクリーニング業者の団体である全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(全ク連)が1982年に制定しました。クリーニングの利用促進や業界のPRを目的としています。
Q: クリーニングに出すメリットは何ですか?
A: 家庭での洗濯が難しい衣類(スーツ、コート、セーター、おしゃれ着など)を、素材や汚れの種類に合わせて専門的な知識と技術で洗浄・仕上げてもらえる点です。型崩れを防ぎ、シミ抜きや撥水加工などのオプションも利用できます。衣類を長持ちさせることにもつながります。
Q: 全ク連はどのような活動をしていますか?
A: クリーニング業界の技術向上や経営支援、衛生管理の指導、消費者への情報提供、環境対策への取り組みなどを行っています。クリーニング業の健全な発展と社会的地位の向上を目指しています。
福を招く縁起物、語呂合わせで制定: 招き猫の日
日本招猫倶楽部が制定。日付は「くる(9)ふ(2)く(9)」(来る福)と読む語呂合わせから。
Q: なぜ9月29日が「招き猫の日」なのですか?
A: 招き猫が福を招くとされていることから、「くる(9)ふ(2)く(9) = 来る福」と読む語呂合わせで、招き猫愛好家の団体である日本招猫倶楽部が制定しました。
Q: 招き猫が上げている手(右手・左手)に違いはありますか?
A: 一般的に、右手を上げている猫は金運や幸運を招き、左手を上げている猫は人(客)を招くとされています。両手を上げているものは、金運も人も両方招くと言われますが、「欲張りすぎるとお手上げになる」という解釈もあるようです。
Q: 招き猫の色にも意味があるのですか?
A: はい、色によって異なる意味(ご利益)があるとされています。最も一般的な三毛猫は全体的な開運、白い猫は開運招福、黒い猫は魔除け・厄除け、金色の猫は金運上昇、赤い猫は病除けなどと言われています。
菓子職人の守護聖人を祝う、甘い記念日: 洋菓子の日
三重県洋菓子協会が2002年(平成14年)に制定。日付は、フランスではサン・ミシェル(大天使ミカエル)が菓子職人の守護聖人となっており、その祝日が9月29日であることから。

Q: なぜ大天使ミカエルが菓子職人の守護聖人とされているのですか?
A: フランスにおける伝承や信仰に基づいています。大天使ミカエル(フランス語読みでサン・ミシェル)が悪魔を打ち倒したという伝説があり、その強さや正義が悪を祓う力を持つと信じられています。お菓子作りにおいても、失敗や悪い出来事を遠ざけ、良いものを作り出す力を与えてくれる存在として、菓子職人たちの守護聖人とされるようになったと言われています。
Q: なぜ三重県洋菓子協会がこの日を制定したのですか?
A: 洋菓子の本場であるフランスの文化に敬意を表し、洋菓子業界の発展と、洋菓子職人の技術向上、そして一般の人々に洋菓子の魅力を広めることを目的に、三重県洋菓子協会が制定したと考えられます。
Q: 洋菓子の魅力は何でしょうか?
A: 見た目の華やかさや美しさ、多様な味や食感、そして食べることで得られる幸福感や癒やしなどが魅力です。誕生日や記念日などのお祝い事や、贈り物、自分へのご褒美など、様々なシーンで楽しまれています。
長く愛せる服を考える、サステナブルファッション記念日: つづく服。の日
株式会社ビームス(BEAMS)が制定。日付は「つづく(9)ふく(29)」(つづく服)と読む語呂合わせから。
Q: なぜ9月29日が「つづく服。の日」なのですか?
A: 「つ(2)づ(≒ten=10?)く(9)ふ(2)く(9)」という解釈で(※提供情報では「つづく(9)ふく(29)」)、長く大切に着続けられる服(続く服)を推奨する意味を込めた語呂合わせから、セレクトショップ大手の株式会社ビームスが制定しました。(※日付の読み方には複数の解釈があるようです。)
Q: なぜBEAMSがこの記念日を制定したのですか?
A: ファッション業界における大量生産・大量消費の問題や環境負荷への意識が高まる中で、単に流行を追うだけでなく、品質が良く、デザインに愛着が持て、長く着続けられる服の価値を見直し、サステナブル(持続可能)なファッションの考え方を広めたいという思いから制定したと考えられます。
Q: 服を長く大切に着るためには、どのようなことができますか?
A: 購入する際に素材や縫製などをよく見て品質の良いものを選ぶこと、洗濯表示に従って適切にお手入れ(洗濯、保管)をすること、ほつれやボタンの取れなどを早めに修理すること、コーディネートを工夫して着回しを楽しむことなどが挙げられます。古着のリサイクルやリメイクも選択肢の一つです。
心臓の健康を守る、世界的な啓発デー: 世界心臓デー (World Heart Day)
世界心臓連合(World Heart Federation, WHF)が2000年に制定した国際デー。心臓病や脳卒中などの心血管疾患(CVD)が世界の死因の第1位であることを広く認識してもらい、その予防と管理に関する意識を高めることを目的としています。
Q: なぜ心血管疾患への意識向上が重要なのでしょうか?
A: 心血管疾患は世界中で最も多くの人の命を奪っている病気ですが、その多くは、健康的な食事、定期的な運動、禁煙、適切な体重管理、血圧・血糖値・コレステロール値の管理といった生活習慣の改善によって予防可能であると考えられています。正しい知識を持ち、予防に取り組むことが非常に重要です。
Q: 心臓の健康を保つために、具体的にどのような生活習慣が推奨されますか?
A: 塩分や飽和脂肪酸、トランス脂肪酸の摂取を控え、野菜や果物、全粒穀物、魚などを多く摂るバランスの良い食事。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を定期的に行うこと。禁煙。ストレスを上手に管理すること。そして定期的に健康診断を受け、自身の健康状態を把握することが推奨されます。
Q: 「世界心臓デー」にはどのような活動が行われますか?
A: 世界各地で、心臓病予防に関する講演会やセミナー、健康チェック(血圧測定など)、ウォーキングイベント、ライトアップキャンペーンなどが開催され、心臓の健康に関する情報提供や啓発活動が集中的に行われます。
モノとモノをつなぐ力、語呂合わせで制定: 接着の日
日本接着剤工業会が1980年(昭和55年)に制定。「く(9)っつ(2)く(9)」と読む語呂合わせから。
Q: なぜ9月29日が「接着の日」なのですか?
A: 「く(9)っつ(2)く(9)」という、ものがくっつく様子を表す語呂合わせから、日本接着剤工業会が制定しました。
Q: 制定した日本接着剤工業会はどのような団体ですか?
A: 接着剤や粘着剤、シーリング材などの製造業者や関連企業で構成される業界団体です。製品の品質向上や安全性の確保、技術開発の促進、規格の制定、環境問題への対応、消費者への情報提供などを行っています。
Q: 接着剤は私たちの生活でどのように役立っていますか?
A: 家庭での工作や補修、文房具、家具や建材の組み立て、自動車や航空機の製造、電子部品の実装、医療分野など、非常に幅広い分野で、様々な素材を接合するために使われています。私たちの身の回りの多くの製品は、接着剤なしには成り立ちません。